キャロウェイ移籍初戦のガルシア、ほぼ全て2018年モデルを使用。決断は正しかった!?
キャロウェイ移籍初戦のガルシア、ほぼ全て2018年モデルを使用。決断は正しかった!?
配信日時:2018年1月19日 01時32分
<SMBCシンガポールオープン 初日◇18日◇セントーサゴルフクラブ セラポンコース(7,398ヤード・パー71)>
15年の長きに渡り、テーラーメイドのゴルフクラブと共に歩んできた“神の子”セルヒオ・ガルシア。昨季はついに「マスターズ」を制し、ようやくメジャー覇者として名実ともに認められる形となっていた。
⇒マスターズ覇者が貫録の暫定首位発進 新契約のクラブも「感触はとてもいい」
ところが、今季からまさかのキャロウェイに移籍。テーラーメイドと袂を分かつ形となり、その移籍初戦に注目が集まった。結果、5アンダーの暫定首位。「今年の開幕戦でいいスタートができた。トリッキーなところがあるコースで、ドライバー、グリーンへのセカンドと正確なショットが求められるが、うまくいってよかった」と、安堵の表情で振り返った。
「自分を信じて、自信をもって(残り3日を戦いたい)。クラブに関しても合っているので、キャロウェイに感謝しています。ドライバーも良いし、ボールも良いフィーリングでグリーンまわりに自信がもてて、(自分とクラブを)信じて、ポジティブなゴルフができています」と親指を立てるものの、これが単なるリップ・サービスではないことは、初日の結果が物語っている。
何度も繰り返した「自分を信じて」という言葉の裏には、「キャロウェイとの契約が正解だった」という意味合いが多分に含まれるのだろうか。それもそのはず、通常15年も慣れ親しんだメーカーから離れる場合、新クラブへの移行には時間がかかるもの。キャリアのほとんどをテーラーメイドで過ごしてきたガルシアにとって、勝手知ったるメーカーから離れるという重い決断を下している。
にもかかわらず、今季の開幕戦に、1本も古巣のクラブを使用せず、下記のように14本全てをキャロウェイの新作から選んだところに並々ならぬ決意が垣間見える。(Apexプロアイアン以外は最新作)通常なら移籍後は合うものが見つかればいいほうで、多くのキャロウェイ契約プロでさえ、過去モデルの中から合うものをチョイスする現状もあるからだ。
そんな1人、同組で同じキャロウェイ・スタッフ・プレーヤーの仲間となったガルシアのプレーを見届けた石川遼もこう語る。「彼はかなりいいプレーしていたと思う。いくつか取りこぼしもあるようだったけど、ショットのミスも少ないし、安定している。やはりレベルが高い」と、その技術の高さに舌を巻いていた。
強烈なタメと重くて硬いシャフトを変わらず好むなど、昔ながらのフィーリングの鋭いタイプのガルシア。合うクラブを見つけるのも、合わせる方も一筋縄ではいかないはずだが、開幕戦にピタリと合わせてくる辺りには、古巣にもファンにも「この決断が正解だった」と納得させるには十分。キャロウェイとガルシア、両者の気持ちは一つになっているのか。このままいけば【2本の柱】は完全に噛み合っている、と周囲は見るしかなくなるだろう。
【キャロウェイが発表したガルシアの使用クラブ】
Rogueサブゼロドライバー(9°)
Rogue 3+フェアウェイ(13.5°)
Rogueサブゼロフェアウェイ(18°)
Apexプロアイアン(3I&4I)
Apex MB '18アイアン(5I〜9I)
マック・ダディー4ウェッジ(48、54、60°)
ディズニー・ツーロン・デザイン・アザレア・パター
Chrome Soft Xボール
15年の長きに渡り、テーラーメイドのゴルフクラブと共に歩んできた“神の子”セルヒオ・ガルシア。昨季はついに「マスターズ」を制し、ようやくメジャー覇者として名実ともに認められる形となっていた。
⇒マスターズ覇者が貫録の暫定首位発進 新契約のクラブも「感触はとてもいい」
ところが、今季からまさかのキャロウェイに移籍。テーラーメイドと袂を分かつ形となり、その移籍初戦に注目が集まった。結果、5アンダーの暫定首位。「今年の開幕戦でいいスタートができた。トリッキーなところがあるコースで、ドライバー、グリーンへのセカンドと正確なショットが求められるが、うまくいってよかった」と、安堵の表情で振り返った。
「自分を信じて、自信をもって(残り3日を戦いたい)。クラブに関しても合っているので、キャロウェイに感謝しています。ドライバーも良いし、ボールも良いフィーリングでグリーンまわりに自信がもてて、(自分とクラブを)信じて、ポジティブなゴルフができています」と親指を立てるものの、これが単なるリップ・サービスではないことは、初日の結果が物語っている。
何度も繰り返した「自分を信じて」という言葉の裏には、「キャロウェイとの契約が正解だった」という意味合いが多分に含まれるのだろうか。それもそのはず、通常15年も慣れ親しんだメーカーから離れる場合、新クラブへの移行には時間がかかるもの。キャリアのほとんどをテーラーメイドで過ごしてきたガルシアにとって、勝手知ったるメーカーから離れるという重い決断を下している。
にもかかわらず、今季の開幕戦に、1本も古巣のクラブを使用せず、下記のように14本全てをキャロウェイの新作から選んだところに並々ならぬ決意が垣間見える。(Apexプロアイアン以外は最新作)通常なら移籍後は合うものが見つかればいいほうで、多くのキャロウェイ契約プロでさえ、過去モデルの中から合うものをチョイスする現状もあるからだ。
そんな1人、同組で同じキャロウェイ・スタッフ・プレーヤーの仲間となったガルシアのプレーを見届けた石川遼もこう語る。「彼はかなりいいプレーしていたと思う。いくつか取りこぼしもあるようだったけど、ショットのミスも少ないし、安定している。やはりレベルが高い」と、その技術の高さに舌を巻いていた。
強烈なタメと重くて硬いシャフトを変わらず好むなど、昔ながらのフィーリングの鋭いタイプのガルシア。合うクラブを見つけるのも、合わせる方も一筋縄ではいかないはずだが、開幕戦にピタリと合わせてくる辺りには、古巣にもファンにも「この決断が正解だった」と納得させるには十分。キャロウェイとガルシア、両者の気持ちは一つになっているのか。このままいけば【2本の柱】は完全に噛み合っている、と周囲は見るしかなくなるだろう。
【キャロウェイが発表したガルシアの使用クラブ】
Rogueサブゼロドライバー(9°)
Rogue 3+フェアウェイ(13.5°)
Rogueサブゼロフェアウェイ(18°)
Apexプロアイアン(3I&4I)
Apex MB '18アイアン(5I〜9I)
マック・ダディー4ウェッジ(48、54、60°)
ディズニー・ツーロン・デザイン・アザレア・パター
Chrome Soft Xボール