連載
勝者のギア
【WITB】DJに続き、ラームも爆発。『M4』砲コンビ、恐るべし…
【WITB】DJに続き、ラームも爆発。『M4』砲コンビ、恐るべし…
配信日時:2018年1月19日 10時06分
<キャリアビルダーチャレンジ 初日◇18日◇PGAウエスト・スタジアムコース他>
新年早々、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズで後続に8打差と圧勝した世界ランク1位のダスティン・ジョンソンは記憶に新しいが、そのダスティンと同じテーラーメイドの新モデル『M4』ドライバーを使用するジョン・ラームが、今大会初日ボギーなしの10アンダー62をマーク。混戦を制して初日単独首位に立った。
1月7日付けの世界ランキングで自身最高位の3位となったラームは、ドバイで行われた欧州ツアーのシーズン最終戦で優勝。また、ダスティンが圧勝したセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは2位に入っており、今最もノリにのったゴルファーと言っても過言ではない。
フェアウェイをキープできなかったのは2ホールのみで、3ホール以外をすべてパーオンさせた。ラーム自身、「ボール・ストライキングの面では生涯でベストのラウンドだった」と振り返っている。
注目なのがクラブセッティング。多くのテーラーメイド契約プロが『M3』を選ぶなかで、ダスティンとラームの2人は『M4』を選択。そしてその2人がビッグスコアを叩き出して結果を出しているのが現状だ。圧倒的な飛距離を誇る彼らにとってこの『M4』が最適なクラブなのだろうか。FWは月曜日の練習ラウンド時に『M3』と『M1』の両方をテストしていたが、ロフトを少し調整しただけで『M3』19°を選択。さらに水曜日のプロアマ戦の後には『M3』5Wと『P790ロングアイアン』のどちらを使うかキャディと相談し、『M3』5Wを選んでいる。
先日の新製品発表会で大々的に訴求していた新しいテクノロジー「ツイストフェース」。ハイトゥ、ローヒールヒッターの弾道を適正化する革新的テクノロジーで、より真っすぐ・より遠くに飛ぶ弾道を手に入れることができるというが、『M3』『M4』使用プロがこれだけ結果を残しているのを見ると、その性能は確かな革新技術であると言えるのかもしれない。
世界トッププロの自力に「ツイストフェース」という革新技術が合わされば、テーラーメイド契約プロが大活躍するシーズンとなるのだろうか。今大会のラームには世界中のギアオタが注目しているに違いない。
【ジョン・ラームのクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:テーラーメイド M4(9.5度)
5W:テーラーメイド M3(19度)
3I:テーラーメイド P790
4I-PW:テーラーメイド P750
AW:テーラーメイド MILLED GRIND(52度)
SW:テーラーメイド MILLED GRIND(56度)
LW:テーラーメイド MG HI TOE(60度)※未発表モデル
PT:テーラーメイド SPIDER TOUR RED
BALL:テーラーメイド TP5X
新年早々、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズで後続に8打差と圧勝した世界ランク1位のダスティン・ジョンソンは記憶に新しいが、そのダスティンと同じテーラーメイドの新モデル『M4』ドライバーを使用するジョン・ラームが、今大会初日ボギーなしの10アンダー62をマーク。混戦を制して初日単独首位に立った。
1月7日付けの世界ランキングで自身最高位の3位となったラームは、ドバイで行われた欧州ツアーのシーズン最終戦で優勝。また、ダスティンが圧勝したセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは2位に入っており、今最もノリにのったゴルファーと言っても過言ではない。
フェアウェイをキープできなかったのは2ホールのみで、3ホール以外をすべてパーオンさせた。ラーム自身、「ボール・ストライキングの面では生涯でベストのラウンドだった」と振り返っている。
注目なのがクラブセッティング。多くのテーラーメイド契約プロが『M3』を選ぶなかで、ダスティンとラームの2人は『M4』を選択。そしてその2人がビッグスコアを叩き出して結果を出しているのが現状だ。圧倒的な飛距離を誇る彼らにとってこの『M4』が最適なクラブなのだろうか。FWは月曜日の練習ラウンド時に『M3』と『M1』の両方をテストしていたが、ロフトを少し調整しただけで『M3』19°を選択。さらに水曜日のプロアマ戦の後には『M3』5Wと『P790ロングアイアン』のどちらを使うかキャディと相談し、『M3』5Wを選んでいる。
先日の新製品発表会で大々的に訴求していた新しいテクノロジー「ツイストフェース」。ハイトゥ、ローヒールヒッターの弾道を適正化する革新的テクノロジーで、より真っすぐ・より遠くに飛ぶ弾道を手に入れることができるというが、『M3』『M4』使用プロがこれだけ結果を残しているのを見ると、その性能は確かな革新技術であると言えるのかもしれない。
世界トッププロの自力に「ツイストフェース」という革新技術が合わされば、テーラーメイド契約プロが大活躍するシーズンとなるのだろうか。今大会のラームには世界中のギアオタが注目しているに違いない。
【ジョン・ラームのクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:テーラーメイド M4(9.5度)
5W:テーラーメイド M3(19度)
3I:テーラーメイド P790
4I-PW:テーラーメイド P750
AW:テーラーメイド MILLED GRIND(52度)
SW:テーラーメイド MILLED GRIND(56度)
LW:テーラーメイド MG HI TOE(60度)※未発表モデル
PT:テーラーメイド SPIDER TOUR RED
BALL:テーラーメイド TP5X
連載
勝者のギア