シン貧打爆裂レポート『M.CRAFT OMOI No.05 パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年11月8日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『M.CRAFT OMOI No.05 パター』は、不思議なセンターシャフトのパターです。
良くある形状のヘッドデザインで、半円というより、三角形のパターのようなカッチリ感があります。構えるとビビッとくるはずです。スイッチを入れてくれる感じがするのです。
変な表現になりますが、全てのバランスが上手く出来ているのだと思います。特に、フェースとブレードが一直線に見えるアドレスビューはシビれます。
正直に書くと、僕は大型マレットのセンターシャフトは苦手です。機能性を売りにしたやさしいパターはたくさんありますが、優しさを手に入れる代わりに大事な敏感さがなくなって、テクニックを活かせないパターというイメージだからです。
しかし、『M.CRAFT OMOI No.05 パター』は、試打をして大好きになりました。
やさしさと敏感さを上手く融合しているのです。本当に打ちやすくて、パットをしているのが楽しくなるパターです。
ミスヒットやプレッシャーで出る小さなミスを補ってくれるやさしさがあって、本格的なパターとしても機能するのが『M.CRAFT OMOI No.05 パター』です。
大型ヘッドのパターは、アベレージのスペックを高いレベルに維持できることを求めるゴルファーに使われていますが、『M.CRAFT OMOI No.05 パター』は、使い熟せば、若干の調子の波がある代わりに入りまくる一日とかを体験できそうだと思いました。
僕はパターは感性で使う道具だと思ってます。
『M.CRAFT OMOI No.05 パター』は、見事なまでに、そういう使用にマッチした1本です。
試打クラブスペック
『M.CRAFT OMOI No.05 パター』
ヘッド素材 マイルドスチール(S25C)鍛造+削り出し(1025)
ロフト 3.0度
ライ角 70度
長さ 34インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』