クラブ契約フリーの立場をずっと貫いている成田美寿々。昨季の開幕時にはドライバーやFWを『RODDIO』、アイアンを『PXG』にガラリと替え、思わず編集部ではカスタムパーツ好きな“地クラブ女子”と認定してしまうほどの変化を見せた。

⇒昨季の開幕時は、ほぼほぼ地クラブでぶったまげ！

改めて今季のバッグを見てみると、今度はまさかの中身が真っ黒！FW1本は『RODDIO』で、それ以外がすべてPXGに替わっていたのだった。成田といえば、昨季優勝時に『RODDIO』の小ぶりなドライバーをいたく気に入っていたが、心境の変化は？

「やっぱりみんな大きなやさしいヘッドで安定して飛ばしているので、私もそっちを見習おうかなと思って。ほとんどPXGになったのは、アメリカ本社でフィッティングを受けたからなんです。創業者のボブ・パーソンズさんにもお会いしてきましたよ。10分だけでしたけど、めっちゃ忙しい人ですから（笑）」（成田美寿々）

⇒億万長者のPXG創業者、ボブ・パーソンズ氏ってどんな人？

この“ほぼほぼ真っ黒PXG”、もしや、契約フリーを卒業したということ？まさか、日本人プロ初のPXG契約選手になったのか！？聞くと、回答はこうだった。

「いや、ゆくゆくそうなればいいなぁとも思いますが、契約はしてませんよ。今回PXGのアメリカ本社に行った目的は、ドライバーが欲しかったからというのが理由です」（成田美寿々）

さすがの行動力を見せる元祖・地クラブ女子。まだまだ大好きなギアの探求は尽きないようだが、今年は“地クラブ女子”ではなく、“真っ黒ギア女子”として開幕戦を迎えるよう。より良いものを求めて変化し続ける貪欲な姿勢は、PXGオーナーで億万長者のボブ・パーソンズ氏に似ている！？