ボール部門では今年2月に発売された5代目の本間の『D1』が2位に浮上。昨年まで1位の常連だったが、今年は5位前後が多かった。その要因は前作分（4代目）の在庫が残っており、なかなか新モデルを入荷できなかった店舗が多かったからだ。しかし、6月以降は新『D1』を入荷するお店が徐々に増えたことで順位を上げてきた。ランキングを振り返ると3週間前が6位、先々週が4位、そして先週は2位まで上がってきた。二木ゴルフ南町田店の藤本啓介さんに話を聞いた。

「たしかに発売当初は前モデルの在庫が残っていましたが、今は新モデルが安定して売れるようになりました。『D1』は固定ファンが多く、一度使い始めると他のボールを使わなくなるくらい満足度が高い。1ダース2000円台前半の価格で、あの性能は相当コストパフォーマンスが高いと思います。パッケージのデザインもカッコ良くなったと評判です。シニアゴルファーだけでなく、若い世代のエントリーゴルファーからの売り上げも伸びています」
 
前作から進化したところは？
 
「飛距離性能が高いのはもちろんですが、スピン性能が良くなったという声が多いです。それとカラーボールが順調に売れています。他のボールメーカーはオレンジやグリーンのカラーボールを出すところが少なくなったので、イエロー以外のカラーボールを買おうとしたら『D1』が有力候補になります。『D1』は4色入ったマルチカラーも人気です」
 
昨年は年間のボールランキングでも1位を獲得した『D1』。下半期はふたたび1位が定位置となるのか?
 
【ボール売り上げランキング　トップ3】
1位　タイトリスト プロV1
2位　HONMA D1
3位　タイトリスト プロV1x
※データ提供：矢野経済研究所、7月8日～7月14日のデータ

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