シン貧打爆裂レポート『B-Limited B1 LS ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年8月17日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『B-Limited B1 LS ドライバー』は、ハードヒッターでなくとも使えることが確認できましたが、テクニカルな部分を打ち手に求めてくるドライバーでした。相当なじゃじゃ馬でですが、乗りこなせば歴史に残るような名馬となるような感じです。
一発の飛びの魅力があるドライバーは市場にたくさんあります。ドライバーという用具の一つの進化形です。ただ『B-Limited B1 LS ドライバー』の場合、オール or ナッシングではなく、腕前が良ければコントロールできるところが、その手のドライバーとは違うポイントになっています。
試打ラウンド中に、使い慣れれば平均飛距離も上げることができるという確信を持ちました。また、使っていて本当に楽しい時間でした。間違いなく、自分の腕前も鍛えられてWinWinになると思います。
最近のドライバーは本当に曲がらないのです。フェードもドローも、ストレート系で前に行こうとする意思すら感じるほどです。『B-Limited B1 LS ドライバー』は、そういう意味で昭和の時代のドライバーのように感じました。軽く曲げても、ストレートに行こうとはせず、曲げた方により曲がっていこうとします。これも使い道のひとつで、マイナスともプラスとも判断できないところです。
色々と書きましたが、『B-Limited B1 LS ドライバー』の最大の魅力は、飛距離性能。当たったときと、ミスったときの落差が大きい分だけ、最大飛距離にプラスがあるような気がしました。本来なら他に当てるべき機能を、飛距離に特化させるために直結したように感じました。
『B-Limited B1 LS ドライバー』は、まさにプロユースのドライバーですが、ツアープロの半数以上は実戦向きではないと考えるような気がします。博打をしてまで飛距離が欲しいというツアープロは、少数派だからです。でも、アマチュアは違います。ゴルフに求めるのはロマンであり、夢見てナンボなのです。『B-Limited B1 LS ドライバー』は、誤解を恐れずに書きますと、僕らのためのドライバーなのです。
試打クラブスペック
『B-Limited B1 LS ドライバー』
ボディ Ti811チタン合金
フェース 6AL-4Vチタン合金
クラウン CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)
可変ウェイト タングステンスクリュー(8g)、アルミスクリュー(2g)、
タングステンウェイトパーツ(6g)、ステンレスウェイトパーツ(4g)
ヘッド体積 455cc
ロフト 9.0度
ライ角 57度
シャフト SPEEDER NX GREEN 50(S)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』