小ぶりな1W好きの菊地絵理香が『TSR2』!?変更理由は「ボール初速」
国内&海外女子選手の使用ギアに関するツアーレポート。
配信日時:2023年10月30日 08時59分
アクシネットジャパンインクから、先週行われた大会に関するツアーレポートが届いた。
「国内女子ツアー『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』で、『プロV1x』を使用するリ・ハナ選手が、最終日8位からノーボギー『67』の完璧なプレーを展開して3人のプレーオフに進出。1ホール目でただ一人バーディを奪って、見事にツアー初勝利を獲得しています。
また、LPGAツアー『メイバンク選手権』でも、『プロV1x』を使用するセリーヌ・ブティエ選手が、9ホールに及ぶプレーオフを制しシーズン4勝目を獲得。ポイントランキングのトップに浮上し、ロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補に躍り出ました」(同社広報)
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その『樋口久子 三菱電機レディス』では、契約プロの菊地絵理香が珍しくドライバー変更。菊地といえば小ぶりなドライバー好きで知られ、今季も『TSi4』で6勝目を挙げるなど長く使用してきたが、今回選んだドライバーは『TSR2』だった。変更理由を菊地は「TSR2の構えた時の見た目が良く、ボール初速がUPしたのでスイッチしました」と同社の担当者に話している。
では、3日間の『TSR2』のスタッツはどうだったのか。平均飛距離は今季238.11㍎(50位)だが、初日243.5㍎、2日目238㍎、3日目239㍎と、大会を通して平均240.17㍎を記録した。また、今季のFWキープ率は65.3061%(52位)だが、『TSR2』を投入した3日間は42ホール中36回もFWキープ。85.71%は全体14位タイで、飛びも安定も狙い通りに手にしている。