古江をメジャー制覇に導いたBSの新ウェッジが2位! 『i』と『X』のミーリングが好評【ウェッジ売り上げランキング】
9月2日~9月8日に売れたクラブ・ボールはこれ!
配信日時:2024年9月15日 10時00分
ウェッジ部門では王者『ボーケイ SM10』が不動の1位をキープしているが、先週2位に入ったのはブリヂストンの新作『バイティング スピン ウェッジ』。ウェッジで安定して上位にランクインしているクリーブランド、フォーティンを抜いてトップ3に入った。
性能的には新開発したバイティング スピンiXミーリングの効果でスピン量が向上。バイティング スピンiXミーリングは「i」の形状をしたタテ型のミーリングと「X」の形状をした斜めのミーリングを組み合わせたもの。そのウェッジについて二木ゴルフ南町田店の藤本啓介さんは以下のように語る。
「すごく打感が柔らかくて、スピンが効くのがウケていると思います。形状もデザインもシンプルでカッコイイので、ベテランゴルファーやアスリートゴルファーからの評価が高い。構えた印象もオーソドックスな顔ですが、少しグースが入って見えるのがブリヂストンらしいです」
「アムンディ・エビアン選手権」でメジャー初優勝を果たした古江彩佳は、50度と54度のウェッジを使用。「試打したら感触がすごく良くて、それに溝の替え時でもあったのですぐに米ツアーで使用しました。フェースに乗り感があって、スピンが利いてくれますね」と絶賛している。
『バイティング スピン ウェッジ』は、アイアン部門で1、2位になった『241CB /242CB+』と同じ9月6日発売だった。
「アイアンとの相乗効果もあったと思います。ブリヂストンが好きなゴルファーはアイアンを買い換えたら、ウェッジもブリヂストンで揃えるタイプが多い。その傾向はツアーステージの時代から変わっていません。クラブだけではなく、ポロシャツもキャディバッグも全身ブリヂストン。特に今回のウェッジはアイアンとセットでキャディバッグに入れたときに性能も見た目も相性が良いと思います」
アイアン、ウェッジともに好調なスタートを切ったブリヂストン。今秋はBS旋風が続きそうだ。
【ウェッジ売り上げランキングトップ3】
1位 タイトリスト ボーケイSM10
2位 ブリヂストン バイティングスピン
3位 クリーブランド RTX6 ZIPCORE
※データ提供:矢野経済研究所、9月2日~9月8日のデータ
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今季は様々なソール形状を備えるウェッジが発売されている。関連記事【フェースを開いて激スピンで止める? ザックリを防いでミスなく寄せる? 最新ウェッジ30機種を完全解剖!】を読めば、ピッタリモデルがわかる。
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