菅楓華のこだわりの14本を激写! 「コンパクトな顔でつかまるヘッドがいいんです」
女子ツアーで初優勝が期待される菅楓華のセッティングを撮影。「ゴルフ5レディス」で優勝争いに絡むなど実力十分な彼女のギアへのこだわりをじっくり聞いた。
配信日時:2024年9月29日 02時00分
女子ツアーで初優勝が期待される菅楓華のセッティングを撮影。「ゴルフ5レディス」で優勝争いに絡むなど実力十分な彼女のギアへのこだわりをじっくり聞いた。
ドライバーでは、『スリクソン ZX7 MkII』(9.5度)に『テンセイプロブルー1K 50S』を採用している。どんなこだわりがあるのだろうか?
「ドライバーは以前『スリクソン ZX5 MkII』を使っていましたが、球が上がり過ぎるので『スリクソン ZX7 MkII』に替えました。顔は自分にしっくりくるものを選びますが、小さめが好きですね。顔を見てクラブは選ぶんです。構えてみて気持ち悪いなと思ったら替えますね。ドローが持ち球なので、つかまった方がヘッドが好きです」
『テンセイプロブルー1K 50S』シャフトについて聞くと、以下の答えが返ってきた。「シャフトは思い切り振ってちゃんとヘッドが返ってくるのがいいですね。右に吹けるミスが嫌なので」。クセのない全体しなりを特徴のシャフトで適正な打ち出し角とスピン量を実現してくれる。
菅が得意というアイアンでは、『スリクソン ZX5 MkII』に『N.S.PRO 850GH S』を採用。軟鉄鍛造のキャビティ形状のセミアスリートモデルで戦う。
「6番からPWまでアイアンは入れています。『スリクソン ZX5 MkII』の顔が好きなんです。トップラインが薄くてコンパクトな顔が良くて、大きすぎる顔は好きじゃないですね。このモデルはつかまって打音もいいので、一番自信があるクラブです。最近の6番アイアンはロフトが立っていて難しいモデルが多いですが、これは球が上がるので、使いやすいですね」
プロ入りしてからセッティングで変えたのは、5番アイアンを抜いたこと。ツアーのグリーンは硬く、5番アイアンでは止まらないため、5Uを投入したという。
「UTは3本入れています。『スリクソン ZX MkII』は顔が好きで、球が上がって打ちやすいですね」
基本的にフェアウェイウッドはロングホールで2オンを狙うときに使うという3Wだけをバッグイン。距離の長いホールが多い時に、54度を抜いて5Wを入れるケースもある。
フェード・ドローと弾道を打ち分けることは少ないと語る菅。持ち球のドローを自信を持って打ち抜けるクラブセッティングを武器に、初勝利へと邁進する。
【菅楓華のクラブセッティング】
1W:スリクソン ZX7 MkII(9.5度、テンセイプロブルー1K 50S)※240Y
3W:スリクソン ZX7 MkII(15度、テンセイプロブルー1K 50S)※220~230Y
(※5Wは200~210Y)
3・4・5U:スリクソン ZX MkII(18・22・25度、テンセイプロ1Kハイブリッド 70S)
(※3U 190~200Y、4U 180~190Y、5U 170~180Y)
6I~PW:スリクソン ZX5 MkII(N.S.PRO 850GH S)
(※6I 160Y、7I 150Y、8I 140Y、9I 130Y、PW 115Y)
50・54・58度:RTX6 ZIPCORE(N.S.PRO 850GH S)
PT:オデッセイ 2ボールイレブン CH ツアーラインド
BALL:スリクソン ZスターXV
※は飛距離
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