• カテゴリ別に見る
  • ギア
  • レッスン
  • ライフ
  • 漫画
  • ALBA TV TOP
  • 新着動画
  • マイナビネクストヒロインツアー
  • トッププロのレッスン
  • 話題のギア・ゴルフクラブ
  • 女子プロの素顔に迫る
  • バラエティ / 密着ドキュメント
  • ゴルフニュース / 業界情報
  • プロコーチのレッスン
  • 注目のネクストヒロイン
  • トーナメント中継
  • ゴルフ界のSNS
  • 雑誌出版
  • ショッピング
  • ゴルフ場予約
  • 連載
  • ゴルフ辞典
  • プレゼント
  • ALBA 公式SNS
  • facebook
  • X
  • instagram
  • LINE お友達登録
  • YouTube (ALBA TV)
  • 関連サイト
  • Regina-Web
  • マイナビネクストヒロイン公式
  • 掲載されている全てのコンテンツの無断での
    転載、転用、コピー等は禁じます。
    © ALBA Net

    ALBA Net  ゴルフ

    メルマガ登録

    FP値って何?これにこだわると打点のミスが減る!【QPのギアマニュアル】

    クラブフィッターとしてアマチュアゴルファーと向き合っている、QPことプロゴルファー関雅史が最新のギアマニュアルを紹介する。今回は「クラブのFP値って何」というお話。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2023年9月22日 22時38分

    • ギア
    • アイアン
    たかが1~2ミリのこととはいえ、FP値のインパクトへの影響は意外と大きい。今回はアイアンにおけるFP値の影響を考える
    たかが1~2ミリのこととはいえ、FP値のインパクトへの影響は意外と大きい。今回はアイアンにおけるFP値の影響を考える
    • FP値が大きいストレートネックのアイアンとFP値が小さいグースネックのアイアン。FP値は構えたときの見た目にも影響する。「グースネックだと構えにくい」、「ストレートネックだと難しそうに見える」などの意見もあるが、できれば自分のスキルに合わせてFP値は選びたい。もちろん構えたときの不安感はショットの安定性にも影響を及ぼすが、よい弾道が出るアイアンのほうが絶対にいい。見た目はすぐに慣れるものだ
    • ダウンスイングからフォロースルーにかけて、ヘッドはワイパーのように開閉動作をする。FP値の大きいストレートネックでスクエアに当てている人が、FP値の小さいグースネックを打つと、ヘッドは閉じた状態で当たりやすくなる。逆にスクエアに当てられないスライサーは、FP値が小さいモデルを使うとスクエアで当てやすくなる
    この記事の写真 3 枚を見る

    FP値をご存じでしょうか? FPとは「フェースプログレッション」の略で、シャフトの中心線、いわゆるシャフト軸線からリーディングエッジ(クラブヘッドの刃の部分)までの距離の数値のことです。この数値が大きいとリーディングエッジが前方に出ていて、数値が小さいと後方に下がっていることを表します。
     
    一般的にアイアンではFP値が大きいモデルは、構えたときにネックの左側のラインとリーディングエッジがそろって見えることからストレートネック、FP値が小さいモデルはネックの左側のラインよりリーディングエッジが後方に下がっていて、ネックが曲線を描くことからグースネックと呼ばれています。

    このFP値、モデルによって1ミリとか2ミリの違いですが、与える影響は意外に大きいのです。ゴルファーのスイングによって変わりますが、打ち出し方向やボールのつかまり具合に関係してきます。スイング中のヘッドは、トップスイングからインパクトに向かって、目標に対してフェースが開いた状態から徐々に閉じる方向に動きます。そして構えた状態、つまりスクエアになったタイミングでインパクトを迎えるのが理想です。
     
    FP値の大きさの違いによってインパクトのタイミングがズレて、フェースの向きが変わってしまうことがあるのです。例えば、FP値が大きいストレートネックのアイアンで目標に打ち出せているゴルファーが、FP値の小さいグースネックのアイアンで打つと、リーディングエッジが後方に下がっているぶん、インパクトのタイミングが一瞬遅れます。その遅れたぶんだけフェースがターンする時間が生まれ、ボールを打つときはフェースが左を向き、ボールは狙った方向より左に飛び出します。逆にグースネックのアイアンがつかまりやすいといわれるのは、まさにこの効果。ストレートネックのアイアンに比べてインパクトのタイミングが一瞬遅れるので、フェースを閉じる方向に動かす時間があるのです。
     
    一般的に、アスリートや上級者向けといわれるアイアンにはストレートネック、アベレージゴルファーに向けたモデルやミスに強いといわれるアイアンにはグースネックが採用されることが多いです。これはインパクトでフェースをスクエアに戻すには、ある程度スイングスキルが必要だからです。アベレージゴルファーの永遠の悩みの一つに、スライスがあります。これはインパクトでフェースをスクエアに戻せないのが大きな原因です。そのため、インパクトでフェースを少しでもスクエアに戻す時間を稼げるグースネックは、アベレージゴルファーにとって、とても有効なんです。
     
    それに対してスイングスキルを身につけた上級者は、グースネックを避ける傾向にあります。これはつかまりすぎのミスを避けたいからです。 つかまりすぎのミスは目標より左の方向へ飛びますが、目標よりも左に飛ぶということはフェースがスクエアより左を向いた状態になります。つまり、クラブ本来のロフトより立った状態でインパクトを迎えることになるので、ボールの勢いが強いのです。そのため、狙った飛距離よりも飛んでしまったり、強い弾道で狙っていない方向へ飛んでいくので、ミスの度合いが大きくなりやすい。だから上級者は自分の飛距離を計算できる、つかまりを抑えたストレートネックのモデルを好むわけです。つかまりやすいモデルは、プレーヤーによっては引っかかるという表現をするのも、この違いからです。
     
    アイアンで右に曲がるミスが多い方、スライスが多い方はぜひFP値の小さいグースネックのアイアンを試してみてください。
     
     
    関雅史(せき・まさし)/1974年生まれ、東京都出身。PGA公認A級ティーチングプロの資格を持ち、クラブフィッティングも行う。東京・駒込のゴルフスタジオ「ゴルフフィールズ」で活動。

    連載

    QPのギアマニュアル

    この記事のタグ

    • アイアン

    関連記事

    ギア 週間アクセスランキング

    • 1

      8,220

      今回最新モデルの重心角は調べて、タイプ分けをしてみたので参考にしてほしい。
      竹田麗央・原英莉花・森田理香子らが使う新作ドライバーの重心角一覧表を作ってみた!
    • 4

      4,395

      ドライバーは『G430 LST』(9度)ヘッドを使用。ロフト10.5度を立たせてわざわざロフト9度に調整して使っている
      鈴木愛の14本が面白過ぎた! なぜ1Wのロフト10.5度を9度に変えて使うのか?  なぜ7Wを5Wの長さで使うのか?

    おすすめコンテンツ

    アルバをラインの友達に追加するバナー。アルバからおすすめの記事がラインに届きます

    関連サイト