竹田麗央が語る真相 なぜツノ型パターを使うのか?
「TOTO ジャパンクラシック」で今季8勝を挙げ、来季の米ツアーのシード権まで獲得してしまった竹田麗央。パワフルなショットが魅力だが、実はパットも好調。パーオンホールでの平均パット数4位(1.7506)のストロークを支えるパターについてレポートしたい。
配信日時:2024年11月7日 02時00分
「TOTO ジャパンクラシック」で今季8勝を挙げ、来季の米ツアーのシード権まで獲得してしまった竹田麗央。パワフルなショットが魅力だが、実はパットも好調。パーオンホールでの平均パット数4位(1.7506)のストロークを支えるパターについてレポートしたい。
竹田が使用するのはオデッセイ『Ai-ONE #7S』で、ツノ型の形状が特徴的なモデルだ。どうしてこの形状を使っているのかを竹田本人に聞いてみた。
「ショートパットでフェースが向いているところがツノ型ヘッドは分かりやすい点がいいですね。あと、ヘッドの座りもいいです。だから、気に入っています。(大型ヘッドのモデルよりも)今の重心深度のヘッドの方が気に入っていますね。それとインサートはどちらかといえば柔らかい方が好きなんです」
ソール後方が大きいネオマレット形状では、ヘッドが大きすぎてカップに対してスクエアに構えることが難しいのだろう。ヘッドが大きければ自分で操作もしづらい。それに対して竹田のツノ型パターは適度な操作性があり、アライメントラインが平行に3本入っているのでスクエアに構えやすいのだ。
オデッセイの女子ツアー担当は竹田がツノ型を使う理由をこう分析する。
「重心深度がマレット型でもツノ型ヘッドは深すぎないのも使用する理由の一つですね。重心深度が深過ぎるとテークバックする際に、フェース面がブレる可能性があります。重心度が深すぎないツノ型形状だとスクエアにヘッドを戻しやすいんです」
ツノ型は小祝さくらも愛用する女子ツアーで流行するヘッド形状のひとつ。パットに悩む人は試してみる価値があるかもしれない。
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