<ブルーベイLPGA 最終日◇9日◇ジャンレイク・ブルーベイGC(中国)◇6712ヤード・パー72>
米国女子ツアーの最終日は、トップで出た竹田麗央が8バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。トータル17アンダーで2位に5打差の圧勝劇で、昨年の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」に続くツアー2勝目を果たした。
今大会の主要スタッツは、FWキープ率が62.5%、平均飛距離264.8ヤード、パーオン率75%、パーオンホールの平均パット「1.65」と軒並み高い数字が並ぶ。今年もクラブは下記のように使い慣れたスリクソン製が中心だが、3戦前の「ホンダLPGAタイランド」から替えたのが、オデッセイ製の金色フェースのパターだ。
昨年の国内8勝は、白い樹脂+アルミインサートのオデッセイ『Ai-ONE #7S』で、ショートスラントネックを採用していたが、替えた『Ai-ONE MILLED SEVEN T』はチタンインサートで少し小ぶりかつダブルベンドに。変更意図を竹田は「ファウンダーズカップで今まで使っていたパターでイメージが出なくて。それで替えてみようかなと」と話していた。
オデッセイのプロ担当によれば「本人から、少し初速の出るものも試したいと要望がありました」とのこと。アンジュレーションが強く、芝目も強いグリーンに対峙するため新たに選んだのは「ジュニア時代の頃ぶりだそう」という、金属フェースで竹田も「ストロークのイメージが合う」ものだった。
【竹田麗央の使用ギア】※クラブは全て契約のスリクソン、クリーブランド
1W: ZX7 Mk II LSプロト(9.5°TOUR AD UB-5X 45.25㌅)
3W: ZX Mk II(15°TOUR AD UB-6S)
3,4U: ZX Mk II(19,22°TOUR AD DI-75 HYBRID S)
5I: ZXi5(N.S.PRO MODUS³ TOUR120S)
6I~PW:ZXi7(N.S.PRO MODUS³ TOUR120S)
50,54,58°:RTZ(N.S.PRO MODUS³ TOUR120S)
PT:オデッセイAi-ONE MILLEDE SEVEN T
BALL: Z-STAR 2025