プロギアから、小林夢果が使用する新作フェアウェイウッドのアナウンス。「RSシリーズで培った高初速、強弾道を実現する基本設計を踏襲しながら、飛距離・操作性・構えやすさなどツアープロからのフィードバックを詰め込んだフェアウェイウッド『RS PROTOTYPE ☘ ☘（ツークローバー）』を7月中旬から数量限定で発売します」と、同社。

先日の「リゾートトラストレディス」初日、同社契約の小林夢果がパー5の2打目の直打ちで飛びすぎてグリーンオーバー。その際に「いい感じで打てたけど思った以上に飛びました。トータルで280ヤードぐらいかな」と、驚愕の飛びをマークしたのがこのFWだ。飛びの秘密はどこにあるのか？
 
「強弾道と高い飛距離性能で攻める3W（15°）、コンパクトな形状と高重心で操作性を高め、狙える5W（18°）で、高強度マレージングフェースの限界薄肉設計と高精度CNCミルド加工、センター重心設計により高い初速性能を実現しています。また、ソール中央に可変ウェイトを装着することでより細かいカスタマイズが可能となりました」（同社広報）
 
小林がぶっ飛ばしている3Wの重心高さは「21.5mm」と、ボール直径のちょうど半分程度に抑えられている。また、同社の他の3Wの重心深度が14.5mm前後なところが、『RS PROTOTYPE ☘ ☘』は3Wも5Wも11.0mmで浅重心かつ、ウェイト調整（標準5gで別売り2g～12gまで）が可能と、好みに応じてスピン量や打ち出しを抑えられる形。
 
なお、販売店は「PRGR直営店またはPRGRのフィッティングイベント、販売店とのタイアップ試打会のみとなっており、お客様のオーダーに沿った仕様をプロギアで組み立てるカスタムオーダー専用モデルとなります」とのこと。純正シャフト装着が税込60,500円で、カスタム装着が77,000円～となっている。