スイングはそのままで飛距離アップ!?日本シャフトの1W用カーボン『バルカヌス』、3月29日デビュー
日本シャフトのドライバー用カーボンシャフトに新ブランド誕生!
配信日時:2024年2月13日 01時30分
日本シャフトがウッド用カーボンシャフトの新ブランドを発表した。「ドライバーの飛距離に悩みを持つアマチュアゴルファーのための飛距離特化型新ブランドドライバーシャフト『VULCANUS(バルカヌス)』を3月28日に発売いたします。そのままのヘッドで、スイングを変えずに、持てるヘッドスピードの上限まで。飛距離特化型ドライバーシャフトの誕生です」(同社広報)
これまで同社のウッド用シャフトには『レジオフォーミュラ』シリーズが存在したが、今回の『バルカヌス』は何が違うのか。
「多くのアマチュア、中でもHS43m/s以下のゴルファーの課題はドライバー飛距離の不足。『バルカヌス』は、そんな悩み・要望に的確に応えるために開発された新ブランドで、年間延べ2,000人以上のゴルファーと接し、スイングやニーズの傾向を分析。アマチュア特有の傾向を解析し、飛距離ロスする弱点を克服する開発をスタートしました。名の由来は武具を作るローマ神話に登場する鍛冶神。これになぞらえ、ゴルファーの多様性に応じた武器(シャフト)を提供する、との意味を込めています」(同)
我々アマチュアのブレの多いスイングや使用ヘッドは「そのままでいい」と、何度も強調する同社。それでも飛距離ロスを防げる理由とは何なのか。
「飛距離の物足りなさの原因は、その多くがインパクトにおけるエネルギーロス。本来の飛距離を得るに必要な条件は、ゴルファーのポテンシャルとドライバーヘッドの性能を最大限に引き出す【最大効率化されたインパクト】です。そのために『バルカヌス』は、曲げ剛性やねじり剛性に加え、新たにつぶれ(扁平)に着目。シャフトのしなりと同時に起きるシャフトの『つぶれ(扁平)』を各部で自在にコントロールし、比類なき設計自由度によって、アタックアングル、インパクトロフトを最適化。自分史上最大の飛距離のための、最大効率化されたインパクトを可能にしています。ヘッドもスイングもそのままで、飛ばせるインパクトをシャフトが作る形になります」(同)
シャフト全長に『トレカM40X』を搭載するなど、素材にもこだわるため、税込価格は1本88,000円とかなり強気の設定。フレックス表記はなく、下記のように重量の異なる3つのスペック(53.5/47/41g)となる。いずれも先中調子表記で、真っ赤なカラーリングが一際目を引くデザインとなっている。
✦VULCANUS V300
(41g/トルク6.2/バランスポイント51.5%/バット径14.85㍉)
✦VULCANUS V410
(47g/トルク5.0/バランスポイント52%/バット径14.80㍉)
✦VULCANUS V520
(53.5g/トルク4.1/バランスポイント52.7%/バット径14.80㍉)