久常涼が投入した、ローガン・オルソン製『クラフトバッチNo.3』のFlumber'sネックが超ユニーク
テーラーメイド傘下に入った、ローガン・オルソン製パター!
配信日時:2025年1月18日 01時58分
<ザ・アメリカンエキスプレス 2日目◇17日◇PGAウエスト ピート・ダイ スタジアムC(7210ヤード)、ニクラス・トーナメントC(7147ヤード)、ラキンタCC(7060ヤード・いずれもパー72、米カリフォルニア州)>
3日間の予選ラウンドでスタジアムコース(SC)、ニクラス・トーナメントC(NC)、ラキンタCC(LQ)の3コースをプロアマ形式で回り、70位タイまでが最終ラウンドに進出する大会。日本勢は4人が出場し大会は2日目が終了。SCの久常涼は前半に2つスコアを崩すも、後半に4番から4連続バーディを奪うなどして「70」で回り、トータル7アンダーの47位タイとなった。
今週の久常は、エースのオデッセイ『ブラックシリーズix #9』(L字マレット)ではなく、新しいブレードパターを投入。昨年末にテーラーメイド傘下に入った、ローガン・オルソン製の『クラフトバッチNo.3スペシャルツアーエディション』だ。一見すると通常のクランクネックブレードに見えるが、トウハング(重心角)が45°以上あるようにも見えるため、オルソン氏の投稿を見ると氏が開発した新たなネック形状だった。
「世界最高の選手の協力とフィードバックにより、このパターは独創性、精度、パフォーマンスを兼ね備えています。従来のフローとプランバーズ(クランク)ネックを組み合わせた『Flumber'sネック』と名付けた新しいホーゼルを備えています。見た目が美しいだけでなく、パフォーマンスにも役立つユニークな新しいネック。『クラフトバッチNo.3』のユニークな特徴であるFlumber'sネックやソールチャネルは、パフォーマンスの向上を目的として設計されています」(オルソン氏)
通常、クランクネックは長くなるほどシャフト軸線の延長がフェース真ん中に近づき、トウハングが減って開閉も少なくなる。ところが、今回オルソン氏が開発したFlumber'sネックは、その逆で短めかつ、湾曲させている。そのため、シャフト軸線の延長がヒール寄りで、L字に近い開閉の大きな特性と考えられる。
2日目を終え、SG:パッティング「-0.434」で61位、パーオンホールの平均パットが「1.65」で56位タイの久常。新しいブレードはより手に馴染むか。