＜マスターズ　最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC（米ジョージア州）◇7545ヤード・パー72＞
 
今年の海外メジャー初戦「マスターズ」の最終日。首位のブルックス・ケプカ（アメリカ）と２打差の２位からスタートしたジョン・ラーム（スペイン）が「69」で回り、トータル12アンダーで逆転優勝を果たした。ラームは2021年の「全米オープン」に続くメジャー2勝目。今年は9戦4勝目で米ツアー通算11勝目、欧州ツアー通算10勝目となった。
 
大会の開幕前に「ティショットをミスするなら右側で、そこからはまだ狙えるチャンスがある。だからボクにとても（オーガスタが）合っているんだ」と話したラーム。途中、悪天候や気温の低下も物ともせず、『パラダイム◆◆◆』ドライバーを使用した4日間の平均飛距離は296ヤードで、フェアウェイキープ率は86％（48回／56ホール）と言葉通り、終始優位に試合を運んだ。

これで今年のPGAツアー16戦で『パラダイム』シリーズドライバーが9勝目となり、米国キャロウェイのツアー担当者が、ラームの優勝セッティングを下記のように明かしている。こちらも開幕前に「契約プロの95％が『パラダイム』の後ろのウェイトを重くして寛容性を追加して使用している」としていたが、ラームもフロント5g、バックウェイト10gに設定している。
 
【ジョン・ラームの優勝セッティング】
BALL：クロム ソフトX
1W：パラダイム◆◆◆（10.5°Aldila Tour Green75TX 45.25インチD4）
3W：パラダイム◆◆◆T※（HL16°Tour AD DI-8X 43.25インチD3.25）
5W：パラダイム◆◆◆T※（18°Tour AD DI-8X 42インチD4)
4I〜PW：APEX TCB（プロジェクトX 6.5、D3）
A,S,LW：JAWS RAW（52,56,60°プロジェクトX 6.5、D5）
PT：オデッセイ ホワイト・ホットOG ロッシーS※

※プロトタイプ