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“メジャーハンター”B・ケプカがスリクソン契約後初、メジャー5勝目【WITB】
メジャー第2戦「全米プロ」のツアーレポート。
配信日時:2023年5月22日 07時32分
ダンロップから「全米プロゴルフ選手権」に関するツアーレポートが届いた。
「住友ゴム工業(株)とゴルフ用品の使用契約を締結しているブルックス・ケプカ選手(米国)が、5月18日~21日にオークヒルズCC(米国・ニューヨーク州)で開催された米国男子ツアーメジャー大会の『全米プロゴルフ選手権』で優勝しました。最終日2位と1打差の首位スタートしたケプカ選手は、前半3連続バーディを奪うなど他の選手を寄せつけず後半へ。バーディ発進した後半も安定したプレーを続け、7バーディ・4ボギーの67で回り通算271で、2018、19年に次ぐ大会3勝目を飾りました。大会3勝は史上6人目でケプカ選手はこの優勝により、メジャー大会優勝数は5つ目になります」(同社広報)
2016年のナイキのクラブ撤退後、契約フリーとなったケプカは2017、18年の「全米オープン」で連覇し、18、19年の「全米プロ」も連覇するなどメジャーにめっぽう強い“メジャーハンター”として恐れられる存在に。近年はヒザの怪我に悩まされたが、2021年にスリクソンと契約してから、初のメジャータイトル奪取となった。
【ブルックス・ケプカの優勝ギア】
BALL:スリクソン Z-STAR◆
1W:スリクソン ZX5 Mk Ⅱ LS(10.5°ディアマナD-Limited70TX)
3W:テーラーメイドM2 TOUR(16.5°)
3I:ナイキ Vapor Fly Pro
4I~9I:スリクソン ZX7 Mk Ⅱ
46°:クリーブランド RTX ZIPCORE Tour Rack(ノーメッキ)
50,56,60°:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE Tour Rack
PT:スコッティ・キャメロン T22ニューポート2ツアープロトタイプ
今年メジャー初戦の「マスターズ」でも3日目まで首位とメジャー5勝目に肉薄したが、最終日に叩いてラームに優勝をかっさらわれたケプカ。今大会は終始落ち着いたプレーでSG:オフ・ザ・ティが4.308(8位)、SG:グリーン・トゥ・アプローチが5.973(5位)、SG:アラウンド・ザ・グリーンが4.305(4位)、SG:パッティング4.191(13位)、SG:ティ・トゥ・グリーン14.584(2位)、SG:トータル18.776(1位)と圧巻のスタッツを残した。
また、米国アクシネット社もケプカの名を伏せてツアーレポートを公開。
「全米プロ覇者はスコッティ・キャメロンパターを使用して今季メジャー優勝を果たし、5つ目のメジャータイトルを獲得。 その5つ全てがスコッティ・キャメロンのニューポート2モデルです。日曜日の勝利は、現在のエース『スコッティ・キャメロン T22ニューポート2ツアープロトタイプ』で、テリリウム合金をはめ込んだモダンなニューポート2ヘッドの最初のメジャー勝利です。彼は2021年のウェイストマネジメント・フェニックスオープンの優勝でも使用していました。
今週、彼はオークヒルでラウンド当たり平均26パットでしたが、これはフィールドの選手の中で最少でした。日曜日、彼は4~8フィートの距離の3本すべて完璧に成功させました(今週はこの距離から15本中12本を成功)。そして彼は72ホールを通して3パットしませんでした。また彼は、テリリウムインサートを備えた『スコッティ・キャメロン T10 ニューポート2ツアープロトタイプ』を使用して、過去に4つのメジャー優勝をしています」(米国アクシネット社)
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