この秋、最注目! ヤマハのNEWドライバー&アイアンを徹底検証【銀のALBA】
絶好のゴルフシーズンに向けて、各メーカーから新モデルが発売される中、本誌が最も注目しているのが、ヤマハのNEWドライバー&アイアン。多くのプロやアスリートが絶賛するその性能を徹底検証した。
配信日時:2023年10月26日 03時00分
新ぶっ飛び女王・神谷そらがぞっこん! ヤマハのNEWドライバー『RMX VD/M』
ドライビングディスタンス1位の新星・神谷そら。飛距離を武器にメジャー大会の日本女子プロを含むツアー2勝を挙げた神谷が手にしていたのは、「RMX VD/M」ドライバー。「飛距離が出るのはもちろん、操作性の高さと安定感があって、狭いホールでもしっかり振り切れます」と絶対の信頼を置いている、ぶっ飛びアスリートモデルだ。
飛びの3要素全てが前作を上回り、飛距離が10ヤードアップ!
「RMX VD/M」ドライバーを試打した石井良介も、その機能性の高さに驚きの表情を見せる。
「このクラブの第一印象は、顔の美しさと振りやすさ。バランスの取れた形状で、アスリートが安心して構えられますし、重心バランスが良くヘッドがイメージ通りに動きます。そして、驚いたのが初速の速さ。ボールがフェースに乗ってから力強く弾く感覚があって、ボールがグングン伸びていきます。前作と比較しても、その飛距離性の違いは明らか。飛びの3要素である初速・打ち出し角・スピン量が全て上回っていて飛距離が10ヤード伸びましたし、芯を外したときの許容範囲も広い。『確実に飛距離を伸ばしたい。でも見た目のカッコ良さや振りやすさは捨てたくない』というアスリートにとって理想形と言えるドライバーですね」(石井)
ポジション別弾道チェックでわかった! 新RMX VDは「R」「M」「X」で全てのゴルファーが激飛び
ヤマハの『RMX VD』ドライバーは、打ちたい弾道やプレースタイルに合わせてR/M/Xの3機種がラインナップ。各クラブの特性に合わせた可変機能を使えば、全ゴルファーがイメージ通りの弾道で激飛びを体感できる。
操作性・トータルバランス・寛容性を追求した3本
「3本の中で最も小ぶりで操作性が高いのが『RMX VD/R』。ソフトな打感とフェースコントロールのしやすさで、球筋や弾道の打ち分けが自由自在。また、打感が柔らかいのに初速が速く、小ぶりヘッドの中では寛容性も十分。イメージ通りの弾道で飛ばしたいトップアスリートに最適です。全体的に最もバランスが取れているのが『RMX VD/M』。アスリートが求める飛距離、操作性、寛容性を備えていて、安定して飛ばしたいトッププロから、ワンランク上のプレーを目指すセミアスリートまで幅広く使えます。そして、最も寛容性に優れているのが『RMX VD/X』。安心感があるのにスッキリとした形状で、スイートエリアの広さが◎。また、つかまりが良いのに左に引っかからないので、ミスを最小限に抑えつつ、しっかりボールをつかまえたいというアスリートやセミアスリートにピッタリです」(石井)
今平周吾・植竹希望も新ドライバーにチェンジ!
●今平周吾 RMX VD/R使用
ボクが長年使っていた「RMX116」のような操作性の良さがありながら初速が1m/s以上速いですし、ミスしたときの許容性も高いですね。
●植竹希望 RMX VD/M使用
これまでの「RMX120」よりもキャリーが7~8ヤード伸びたのに、ボールがフェースに食いつく感覚があって球筋の打ち分けもできますよ。
クラブを替えない藤田寛之が即投入した名器確定のアイアン『RMX VD/M』
クラブへのこだわりが強い藤田寛之が試してすぐアイアンを替えた。しかも、即メジャーの日本シニアオープン優勝という結果を出している。これまでトゥが高いアイアンの顔にこだわってきた藤田が、打感と弾道データにほれ込んで替えたのが新兵器「RMX VD/M」アイアン。「キャビティなのにマッスルバックのような打感ですね。飛距離が出るモデルは操作性がイマイチだけど、この『M』は両立できています」と性能の高さを評価。「初速が速くて打ち出しが高いというデータも納得で、ヤマハ史上最強アイアンです!」と絶賛する。
操作性・構えやすさ・打感・飛距離・寛容性が備わった“全部乗せアイアン”
『RMX VD/M』アイアンを試打して、見た目と性能のギャップに驚いたという石井良介。
「バランスの取れたシャープな形状で、非常に構えやすいですね。一番の特長が飛距離性能の高さ。同じキャビティの前作『RMX VD』と比べても、高初速・高弾道でキャリーが7ヤードアップ。また、初速アップによるスピン量の減少も400回転前後に抑えられ、プロが求める操作性を維持しています。さらに、打点がズレたときの寛容性の高さも◎。ツアーモデルを使いたいけど、もう少し飛距離と球の高さが欲しいというアスリートやセミアスリートが、イメージ通りの弾道でグリーンを狙える高機能アイアンです」(石井)
『RMX VD/R』『RMX VD/X』にも注目 ツアーモデルも大型ヘッドも飛距離と打感が劇的に進化!
新『RMX VD』アイアンは、ディスタンス系ツアーモデルの『M』だけではない。操作性に優れた『R』と慣性モーメントの大きさに優れた『X』がラインナップ。どちらのアイアンも前作より大幅に進化していた。
『RMX VD/R』は軟鉄鍛造でシャープなツアーモデル。焼きなまし製法による打感の柔らかさも相まって、トップレベルの操作性を実現している。
「数あるツアーモデルの中でも、『RMX VD/R』の打感の柔らかさは秀逸ですね。ボールがフェースに乗る時間が長く、球筋や弾道の高さを自在にコントロールできます。また、重心距離が短かすぎない感覚があって、ヘッドの動きが安定。操作性の高さはキープしたまま、方向性が安定し、ロフト以上に飛距離性能の高さを感じます。トップレベルでプレーするアスリートにとって大きな武器になるアイアンです」(石井)
『RMX VD/X』は慣性モーメントの大きさを極限まで追求した『RMX VD40』の後継モデル。スイートエリアの広さはそのままに、飛距離性能と打感が進化している。
「前作の『RMX VD40』はフェースのどこに当たっても結果が変わらないやさしさがありましたが、思ったよりも飛距離が出ないことと、軽くて硬い打感がデメリットとして指摘されていました。しかし、新モデルの『RMX VD/X』はそれらをしっかり改善。前作よりも弾きの良さを感じられるシャープな打感で、飛距離性能もアップ。ミート率に自信がない初・中級者がスコアアップを狙えるアイアンです」(石井)
『RMX VD FW&UT』もチェック!
RMX VD FW(2024)
反発性能が高いβチタンフェースと、ソールに82gのタングステンを配置した低重心設計で圧倒的な飛距離を実現。また、ツアープレーヤーのフィードバックによって前作よりもスピン性能が向上したハイレベルFW。
RMX VD UT(2024)
ツアープレーヤーが求めるスクエアに構えやすいアイアン寄りの形状。また、飛距離と高いスピン性能を両立する重心設計を実現し、全てのプレーヤーがイメージ通りの弾道でグリーンを狙えるハイパフォーマンスUT。
もっと詳しくRMX VDシリーズのことを知りたい方は公式ホームページへ!
写真/高橋淳司、圓岡紀夫、阪上恭史 文・構成/苔縄和裕