シン貧打爆裂レポート『B1ST FW』『B2HT FW』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年8月23日 08時00分
注目ポイント
ブリヂストンスポーツの『B1ST FW』『B2HT FW』は、2023年9月8日に発売です。
新しい『B シリーズ』のウッドは、『ST』や『HT』などの略称が付くようになりました。『ST』は「Strong Trajectory(強弾道)」で、『HT』は「HIGH Trajectory(高弾道)」の略です。ある意味で、わかりやすくなっています。
『B1ST FW』のコピーは“チタン+カーボンの構造に刷新 可変ソールウェイトで弾道チューンも可能に”で、『B2HT FW』は“JGR・B2の流れを受け継ぐ つかまり・高弾道設計 マレージング+カーボンの構造に”です。
どちらのフェアウェイウッドも、ひと言で書くと最先端です。
『B1ST FW』は、各メーカーがさり気なく発表して、しのぎを削っているチタンヘッド。ブリヂストンスポーツも、それを前面に出すわけではなく、あくまでも『B1 FW』として発売します。実に興味深いです。
『B2HT FW』も負けていません。「ハイパーマレージング鋼AM355」でボディとフェースを作り、クラウンはカーボン樹脂です。挑戦的な素材です。
何よりも今回のテクノロジーの目玉は、『B1ST FW と B2HT FW』共に「SLIPLESS BITE MILLING」です。接点の科学を提唱しているブリヂストンスポーツの真骨頂で、フェースのミーリングを一新して、インパクトの食いつきを強め、フェースの滑りを抑制したのです。結果として、ボールがより大きく潰れたのと同じ効果を生み、低スピンとなります。
もちろん、近年のブリヂストンスポーツのクラブといえば、という「SP-COR」も採用しています。フェースの裏側から支えることで、トウとヒールに反発エリアが広がり、許容性が向上して、結果として、飛距離アップにつながるテクノロジーです。
実際、『B1ST FW』と『B2HT FW』は、アドレスビューが良く、本格的なシェイプです。両者とも、適度に大きく見えるのが特徴です。これは好き嫌いがあると思いますが、安心感を得るゴルファーも多いと思います。
今回は、両方共、3番を試打することになりました。『B1ST FW』『B2HT FW』は、どんなゴルファー向けなのか?注目しながら、試打ラウンドをしてみました。
試打した日は、薄曇りで、気温は24℃~28℃。微風でした。使用したボールは、使い慣れていてクラブの影響だけに集中しやすい『TOUR B X』です。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』