1年間のクラブ売上ランキング、もっとも売れたモデルは何?
text by Kazuhiro Koyama
配信日時:2019年1月10日 03時00分
フェアウェイウッド・ユーティリティ部門
フェアウェイウッドとユーティリティ部門では、同じシリーズがランクインして、順位もほぼ同じという奇妙な結果になった。ランクインしたのはドライバーでも上位だった『ゼクシオ テン』、『M4』、『ROGUE STAR』、『G400』、そして『ゼクシオ テン レディース』だ。
ドライバーの人気、ブランドやメーカーとしての人気に後押しされているのは間違いないだろうが、何よりもどのモデルも完成度が高く、扱いやすく仕上がっている。傾向としては、ボールのつかまりがよく、楽にボールが上がる機能を備えていて、大多数のアマチュアゴルファーが違和感なく使えるクラブだ。
2010年代は、テーラーメイドの『RBZ』、キャロウェイの『X HOT』など、圧倒的に飛び性能が高く、ドライバーを超えるほどの人気となったフェアウェイウッドが登場した時代だった。そんなフェアウェイウッドだけのヒット作が消え、カテゴリー自体の存在感もやや薄くなったのが2017〜18年の特徴だろう。
キャロウェイの『ROGUE STAR』は、ドライバーと同じように“2本の柱”が入ったことで話題になったが、むしろ例外といってもいい。ドライバーのようなキャッチーなギミックやプロの活躍に後押しされるヒット作の出現を期待したいところだ。
ドライバーの人気、ブランドやメーカーとしての人気に後押しされているのは間違いないだろうが、何よりもどのモデルも完成度が高く、扱いやすく仕上がっている。傾向としては、ボールのつかまりがよく、楽にボールが上がる機能を備えていて、大多数のアマチュアゴルファーが違和感なく使えるクラブだ。
2010年代は、テーラーメイドの『RBZ』、キャロウェイの『X HOT』など、圧倒的に飛び性能が高く、ドライバーを超えるほどの人気となったフェアウェイウッドが登場した時代だった。そんなフェアウェイウッドだけのヒット作が消え、カテゴリー自体の存在感もやや薄くなったのが2017〜18年の特徴だろう。
キャロウェイの『ROGUE STAR』は、ドライバーと同じように“2本の柱”が入ったことで話題になったが、むしろ例外といってもいい。ドライバーのようなキャッチーなギミックやプロの活躍に後押しされるヒット作の出現を期待したいところだ。
そんな中、注目したいのは、プロギアの『Q』だ。アマチュアにとって難しい距離やライに特化したお助けクラブとしてのコンセプトが評価され、スマッシュヒットになっている(※FW部門10位、UT部門11位)。こうした機能を特化させたクラブが人気になるのもこのカテゴリーの特徴といえるだろう。