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    J・ローズと本間ゴルフ、 <br> 共通するのは「変化を恐れない姿勢」。

    クラブ契約をテーラーメイドから本間ゴルフに変更したジャスティン・ローズが、2試合目で優勝。世界ランキングナンバーワンということはテーラーメイドのクラブに問題はないはず。なのになぜ、本間ゴルフ変えたのか?

    配信日時:2019年2月1日 07時15分

    • ギア

    最先端の技術とローズの理想が一致

    『TW747』で平均飛距離が6ヤードアップ(撮影:GettyImages)

    『TW747』で平均飛距離が6ヤードアップ(撮影:GettyImages)


    ローズが使用している『TW747 460』ドライバーは、「REAL DISTANCE TECHNOLOGY」の3つの最新技術を使って最高のパフォーマンスを可能にしたクラブだ。シャフトを脱着・回転させずとも無段階調整できる「ノン・ローテーティング・システム」。ET40という業界初の新素材カーボンを採用したクラウンで最薄・最軽量を実現。リブをフェース内に4か所配置し剛性を上げた「4ファング・テクノロジー」。ホンマが可能にした最先端の技術は、ローズが求めていた理想を具現化した。

    「見た目、打感、音、フォルムもいい。構えたときに気に入った」

    とローズはホンマのクラブに一目惚れ。アイアンのスコアラインの長さにミリ単位でこだわるなど、用具への要求水準が高いプレイヤーとして知られる彼だが、『TW747』ドライバーについてこう証言している。

    「ボールスピードは3〜4マイル(約1.3〜2.6m/秒)アップした。テーラーメイドも、機能的で素晴らしいものを作ってきてくれたけど、ドライバーのスピードに関してはホンマのほうが速くて距離が出ると思う」

    『TW747』の内部構造。ET40という業界初の新素材カーボンを採用し最薄・最軽量を実現した(撮影:今井暖)

    『TW747』の内部構造。ET40という業界初の新素材カーボンを採用し最薄・最軽量を実現した(撮影:今井暖)


    優勝した「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で、ローズのドライバーの平均飛距離は309ヤード。昨年の平均が303ヤードだったので、プラス6ヤードと、見事にクラブ変更の成果を実証した。

    ローズもホンマも、成功に満足しそれに固執することを良しとせず、変化を恐れない姿勢という点で一致する。一見ハイリスクとも思えるその姿勢は、だからこそハイリターンを両者にもたらしたのである。

    同試合で3位タイだった松山英樹は、試合後ローズについて

    「さすが、世界ランキング1位のプレーでした。ショットの繋がりが良く、隙がないゴルフでした」

    とコメント。世界ナンバーワンプレイヤーと日本ブランドのタッグは、今年初のメジャータイトルを目指す松山にとって、強力なライバルになりそうだ。

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