J・ローズと本間ゴルフ、 <br> 共通するのは「変化を恐れない姿勢」。
クラブ契約をテーラーメイドから本間ゴルフに変更したジャスティン・ローズが、2試合目で優勝。世界ランキングナンバーワンということはテーラーメイドのクラブに問題はないはず。なのになぜ、本間ゴルフ変えたのか?
配信日時:2019年2月1日 07時15分
最先端の技術とローズの理想が一致
「見た目、打感、音、フォルムもいい。構えたときに気に入った」
とローズはホンマのクラブに一目惚れ。アイアンのスコアラインの長さにミリ単位でこだわるなど、用具への要求水準が高いプレイヤーとして知られる彼だが、『TW747』ドライバーについてこう証言している。
「ボールスピードは3〜4マイル(約1.3〜2.6m/秒)アップした。テーラーメイドも、機能的で素晴らしいものを作ってきてくれたけど、ドライバーのスピードに関してはホンマのほうが速くて距離が出ると思う」
ローズもホンマも、成功に満足しそれに固執することを良しとせず、変化を恐れない姿勢という点で一致する。一見ハイリスクとも思えるその姿勢は、だからこそハイリターンを両者にもたらしたのである。
同試合で3位タイだった松山英樹は、試合後ローズについて
「さすが、世界ランキング1位のプレーでした。ショットの繋がりが良く、隙がないゴルフでした」
とコメント。世界ナンバーワンプレイヤーと日本ブランドのタッグは、今年初のメジャータイトルを目指す松山にとって、強力なライバルになりそうだ。