ミズノ『RB TOUR/同X』ボールのアマ試打レポ。「ツアーボールの中で最もバックスピンが…」
ミズノから「ツアーボールを世界同時発売する」と連絡が届いた時は、正直言って、あまり期待していなかった筆者。でも、HSの遅いギアライター篠原氏と打ってみて驚きました、何この性能……。
配信日時:2019年2月15日 06時39分
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“貧打爆裂”ギアライター・篠原嗣典さんと同時試打レポ
筆者 「篠原さんはエースドライバーがミズノ『GX』ですし、アイアンもミズノ『MP-68』。別件の仕事の打ち合わせがてら、初めて一緒にラウンドすることになりましたが、2月22日発売のミズノ『RB TOUR』ボールで驚きの結果が出ましたね」
篠原 「確かに長岡さんとは初めてですよね。しかも、試打レポをやりながらというのも珍しい。ボクは他の人と一緒に試打レポをすることがあまりないので、面白かったですよ。一番面白かったのは、やっぱり『RB TOUR』ボールのお互いの感じ方の部分かな。得に、ボクは貧打爆裂レポートと言っているくらいですし、HSは40m/sくらいですから。長岡さんはMAX50m/sでしたっけ? 同じボールを試打するにしても、結果も感じ方も変わりますもんね!」
篠原 「確かに長岡さんとは初めてですよね。しかも、試打レポをやりながらというのも珍しい。ボクは他の人と一緒に試打レポをすることがあまりないので、面白かったですよ。一番面白かったのは、やっぱり『RB TOUR』ボールのお互いの感じ方の部分かな。得に、ボクは貧打爆裂レポートと言っているくらいですし、HSは40m/sくらいですから。長岡さんはMAX50m/sでしたっけ? 同じボールを試打するにしても、結果も感じ方も変わりますもんね!」
筆者 「そうなんですよ。だからこそ、今回ご一緒したいなと思ってお声がけしました。今回のミズノ『RB TOUR』ボールの特徴って、ディンプルの底面の小さな【C-Dimple】ですよね。この小さなディンプルがボールが飛んでいる途中に発生する抗力を軽減するという理屈じゃないですか。最初に聞いた時は、参ったなぁ〜と。
だって、ボールが飛んでいる途中の抗力が減っていることなんて、我々には証明する手立てがないじゃないですか。メーカー側の言ったもの勝ち!みたいだからあんまり期待できなかったし、室内の弾道計測器でも飛んでる途中のものは証明できない。実際にラウンド試打レポするしかないなと…」
篠原 「長岡さん、いきなり本音ド直球すぎませんか? ボクが親ミズノ派なのは知ってるでしょ?」
筆者 「まぁ……。でも、実際に【C-Dimple】の効果は感じられましたか?」
だって、ボールが飛んでいる途中の抗力が減っていることなんて、我々には証明する手立てがないじゃないですか。メーカー側の言ったもの勝ち!みたいだからあんまり期待できなかったし、室内の弾道計測器でも飛んでる途中のものは証明できない。実際にラウンド試打レポするしかないなと…」
篠原 「長岡さん、いきなり本音ド直球すぎませんか? ボクが親ミズノ派なのは知ってるでしょ?」
筆者 「まぁ……。でも、実際に【C-Dimple】の効果は感じられましたか?」
篠原 「飛んでいる打球の抗力というのは、空気抵抗ということですよね。これが減るのが本当なら、キャリーは伸びるはずです。でも、正直なところ、打撃条件によるなと思います。不思議なことに、ボクのHSと打ち方だと、ソフトな『RB TOUR』でもハードな方の『RB TOUR X』でも、ドライバーが棒球っぽくなって、見た目にスピン量が減った印象だったので。それに、球が若干強いなと。中・高弾道と箱に書いてありますけど、実際に中弾道っぽい球が出やすかったこともあるかなぁ…。それが、【C-Dimple】の効果なのか? 抗力が減った結果なのか? ということは正直分かりません…」
筆者 「なるほど。スピン量が減って打ち出しが低いと確かに普通はキャリーが減りますからね…。でも、篠原さん、ボクが見る限りではめちゃ綺麗なストレートボールでけっこうキャリーを稼いで見えましたけど?」
篠原 「とにかく球が強いんですよ。ミズノの説明では、抗力が減るとボールの推進力が増して、強弾道になってキャリーが伸びるとありますよね? その説明のとおりじゃないですかね。長岡さんの印象はどうです?」
筆者 「なるほど。スピン量が減って打ち出しが低いと確かに普通はキャリーが減りますからね…。でも、篠原さん、ボクが見る限りではめちゃ綺麗なストレートボールでけっこうキャリーを稼いで見えましたけど?」
篠原 「とにかく球が強いんですよ。ミズノの説明では、抗力が減るとボールの推進力が増して、強弾道になってキャリーが伸びるとありますよね? その説明のとおりじゃないですかね。長岡さんの印象はどうです?」
二人とも球が強くなった。でも、それよりスピンが…
筆者 「はい。ボクもいつもはすごく吹き上がりがちだし、球を高く上げることにかけては自信があるんですが、今日は明らかにいつもよりドライバーが強弾道でした。上がってないというわけじゃなくて、ムダに上がることがない印象です。この点はアイアンショットも同じで球が強いと感じましたね。人によっては風に強いと表現するかも。
今日は途中で新しい『PHYZ』ドライバーの試打もしたじゃないですか。自分のエースよりロフトもはるかに大きいし、HS38m/sの人向けのRシャフトのドライバーですから、ボクが打つと普通は吹け上がるはずなんです。でも『RB TOUR』も『RB TOUR X』も両方とも前に前に伸びていくんですよね。冬の重い空気を切り裂く感じで飛ぶ結果になりました」
篠原 「そう! このボール、曲がらないよね? 何というか、棒球と感じたのはそれもあるのだけど、スピン量が少ないというか、特にサイドスピンが少ない感じでターゲットに突き進む感じがするんですよ」
筆者 「はい、同感です。でも……」
篠原 「あれ? なんか悪〜い目つきになりましたけど、また、いつもの過激発言しようとしてます?」
今日は途中で新しい『PHYZ』ドライバーの試打もしたじゃないですか。自分のエースよりロフトもはるかに大きいし、HS38m/sの人向けのRシャフトのドライバーですから、ボクが打つと普通は吹け上がるはずなんです。でも『RB TOUR』も『RB TOUR X』も両方とも前に前に伸びていくんですよね。冬の重い空気を切り裂く感じで飛ぶ結果になりました」
篠原 「そう! このボール、曲がらないよね? 何というか、棒球と感じたのはそれもあるのだけど、スピン量が少ないというか、特にサイドスピンが少ない感じでターゲットに突き進む感じがするんですよ」
筆者 「はい、同感です。でも……」
篠原 「あれ? なんか悪〜い目つきになりましたけど、また、いつもの過激発言しようとしてます?」
筆者 「いや、初めてのボールにもかかわらず、アイアンやウェッジで驚くほどラインが出しやすかったのには驚いたんです。ちょっと球は強めでしたけど、ボクでもかなりラインが揃います。それに『RB TOUR X』はハードな方のはずなのに、打感がすごくソフトで、“ヌチッ”っとフェースに乗っている時間が長く感じたので、打ってすぐコントロール性がいいのは分かりました。
でも……このボール、アイアンとかウェッジになると、異常にスピン量が多くないですか? ラインが出しやすくて、“これは付いただろッ!”という自信のショットが、ピンの手前ということが多かった(泣)
それに午前中の凍ったグリーンでも、カーンと行かずに何度も止まったのには驚きましたもん。あと、手前のピンを攻めた時に、“よっしゃ、付いた!”と思ったら、PWなのに強烈バックスピンでグリーンから出ていったのにはマジでビビりました…(泣笑)」
でも……このボール、アイアンとかウェッジになると、異常にスピン量が多くないですか? ラインが出しやすくて、“これは付いただろッ!”という自信のショットが、ピンの手前ということが多かった(泣)
それに午前中の凍ったグリーンでも、カーンと行かずに何度も止まったのには驚きましたもん。あと、手前のピンを攻めた時に、“よっしゃ、付いた!”と思ったら、PWなのに強烈バックスピンでグリーンから出ていったのにはマジでビビりました…(泣笑)」
篠原 「うん、ボクもウェッジやショートアイアンのスピン性能がスゴイと思った。特に、うちの妻がアプローチやアイアンでファーストバウンドの噛み方がいつもと全然違っていたので。今日は最高気温が3度しかなくて、後半ハーフもグリーンが凍った場所がたくさんあったじゃないですか。
妻といつもこのコースなので、絶対に奥に落ちただろうな……というショットがグリーンに残っていて、スピン量は感じたよね。もしかすると、長岡さんほどのバックスピンではなくとも、誰でもバックスピンがかけられるかも。ウェッジを使う温かい時季が楽しみ(笑)」
筆者 「え、篠原さんの奥さんって、いつも止まらない感じですか? けっこう、アプローチ得意なのかな?と見ていたんですけど。女性でなかなか、あのファーストバウンドの噛み方って見ないなぁって…」
篠原 「いや、女性でヘッドスピードも遅いですし。スピンで止めるなんてことは、今まであまり経験がないと思いますよ。これ、多分ツアーボールの中でも一番スピン性能が高いんじゃないかなぁ〜」
筆者 「ボクもそう感じました。むしろ、圧倒的な1位じゃないですか? 『プロV1x』や『Z-STAR』と比べても、上だと思いますけど…」
妻といつもこのコースなので、絶対に奥に落ちただろうな……というショットがグリーンに残っていて、スピン量は感じたよね。もしかすると、長岡さんほどのバックスピンではなくとも、誰でもバックスピンがかけられるかも。ウェッジを使う温かい時季が楽しみ(笑)」
筆者 「え、篠原さんの奥さんって、いつも止まらない感じですか? けっこう、アプローチ得意なのかな?と見ていたんですけど。女性でなかなか、あのファーストバウンドの噛み方って見ないなぁって…」
篠原 「いや、女性でヘッドスピードも遅いですし。スピンで止めるなんてことは、今まであまり経験がないと思いますよ。これ、多分ツアーボールの中でも一番スピン性能が高いんじゃないかなぁ〜」
筆者 「ボクもそう感じました。むしろ、圧倒的な1位じゃないですか? 『プロV1x』や『Z-STAR』と比べても、上だと思いますけど…」
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