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    和ドラか、洋ドラか、それが問題か。いや、もう1つ【ハーフ】の選択肢が…

    昨今のドライバーは、テーラーメイドやキャロウェイ、ピンなどの海外ブランドの好調ぶりが目立ちます。そんな中、直近でミズノが「日本人のための設計」で対抗。和か?洋か?について大激論!

    配信日時:2019年2月23日 10時19分

    • ギア

    筆者 「世界の常識も壊れ始めていませんか?」

    ステンレス鋳造のキャビティ中心だったPING勢が、なぜか軟鉄鍛造ブレード!?(GettyImages)

    ステンレス鋳造のキャビティ中心だったPING勢が、なぜか軟鉄鍛造ブレード!?(GettyImages)

    筆者 「そういう風に聞くと、【海外は合理的で素晴らしい!】みたいに聞こえるんですが、そう言いたいと?」

    筒 「そこまでは言いません。でも、松山英樹プロの活躍とかで、PGAツアーを観る人も増えたので、日本のゴルファーもアメリカの事情に親しんでいきますよね。最近海外ブランドが好調なのはそんな影響もあるかもしれませんよ? 実際、長岡さん自身がPGAツアープロの使用ギアのこと、書きまくってるくせによく言いますよ…」

    筆者 「そこで言うなら、ボクは直近で【PGAツアープロの常識も壊れ始めている】と感じますね。特にPINGを例にすると、今までずっとステンレス鋳造のキャビティにCTPという振動吸収材を入れたものだったのが、直近で一体成型の軟鉄鍛造アイアン『Blueprint PROTO』を使用するプロが世界で急速に広がってます。今まで日本のゴルファーが愛して、鍛造技術を国内メーカーも高めてきましたけど、やっぱり小ぶりな軟鉄鍛造を海外のプロも好んでいたって証拠じゃないですか! 直近でエイブラハム・アンサーが三浦技研と契約したりしてますし、日本のモノの良さが世界で評価されてますよね?」

    筒 「………。(そう言われれば、そうだなぁ…)」

    P編 「確かに、PINGが一体成型の軟鉄鍛造ブレードを作るのは、初めてのことだから一理あるね…。PINGの今までの歴史からすると、考えられないことではあるね…」

    筒 「でも、それはアイアンの話でしょ! 長岡さん、今日はドライバーの話なんだから、脱線させないで!」

    筆者 「最近のドライバーの違いは?」

    スリクソン『Z785』も、カーボンクラウンで、前作よりシャローバックに

    スリクソン『Z785』も、カーボンクラウンで、前作よりシャローバックに

    筆者 「分かりましたよ。ドライバーで整理すると、ここ20年のいろんな規制やトレンドがある中で、設計の違いや方向性が日米で出てきたと。じゃ、最近の和ドラと洋ドラの違いはどう感じます?

    P編 「去年からの2019年モデルで顕著なのは、【日本のメーカーの外ブラ化】だと思う。これまでの日本のゴルファーに好まれてきた良さを残しつつ、海外メーカーの良い部分は取り入れるという動き。スリクソン『Z785』『Z585』も、ブリヂストン『TOUR B XD-3』も、ホンマ『TW747 460』もみんなカーボン複合ヘッドでシャローバックになったよね?
    『TW747 455』(左)、『ミズノプロMODEL-S』(右)は、従来の和ドラ

    『TW747 455』(左)、『ミズノプロMODEL-S』(右)は、従来の和ドラ

    筒 「はい。カーボン複合ではない『ミズノプロMODEL-S』と『TW747 455』はディープで小ぶりなハイバック。これまでの日本人が大好きなモデルもちゃんと残しているのがポイントです。ヘッドが1つになったのはブリヂストンだけですから」

    筆者 「ほらぁ〜、やっぱり、これまでの常識が壊れてるじゃないですか。アイアンに限らず、ドライバーも世界が1つになり始めている証拠ですよ。まぁでも、大枠での均質化という意味では、没個性的で面白くはないですけど…」

    P編 「ハーフは強いし、美しい」

    P編 「いや、そんなことないぞ。筒さんがさっき言ったとおりだ。筒さん、美人で華もある、いま日本で活躍している好きな女性芸能人を挙げてみて?」

    筒 「は、はい……。(困惑)CMでよく見て綺麗だなぁ〜と思うモデルさんは、中条あやみちゃん、ローラちゃん、長谷川潤さんなんかはめっちゃ好きですね。あと、バラエティでトークも面白いけど、めっちゃ色気があって綺麗だなぁ〜と思わず目がいっちゃうのは、ダレノガレ明美さんとか、滝沢カレンさんとか?」

    筆者 「筒さん、さっき日本人がいいとか言ってたくせに、外人っぽいエキゾチック系ばっかりじゃん!」

    P編 「違うよ、長岡。エキゾチックだし、色っぽい美人というのもあるけど、【共通してるのはハーフ】だってこと。ハーフって、半分という意味じゃなく、ダブルとも表現するけどさ、結局は両方のいいとこ取りということだよ。違うものをかけ合わせると、両方の良いところが混ざりあって中途半端になるどころか、強く美しくなるんだって!」

    筆者 「は? それとドライバーとどう関係が? 筒さんも、言ってやってくださいよ」

    筒 「それだ!!! 長岡さん、ボクは日本人か外国人かの二択なら日本人を選びますけど、全体で考えてみれば、選ぶのはハーフです!!! だって、考えてみてください。タイガー・ウッズ選手も父のアールさんと母はタイ人のクルティダさんでしたよ? アジア人のしなやかさ、繊細さと海外の力強さをかけ合わせると、確かに強い……。それに、キャメロン・チャンプ選手のお爺さんも黒人でしたよね? やっぱり、混ざって生まれる強さってあると思うんですよ」

    筆者 「………。(ったく、何言ってんだか!)」

    P編 「ジャスティン・ローズはもっと勝つ」

    ホンマ『TW747 460』投入2試合目で勝ったジャスティン・ローズ(GettyImages)

    ホンマ『TW747 460』投入2試合目で勝ったジャスティン・ローズ(GettyImages)

    P編 「じゃあ聞くけど、いま経済的に勢いを感じる国ってどこなの?」

    筆者 「そりゃ中国でしょ。って、それもドライバーと全く関係なくないですか?(不満顔)」

    P編 「関係あるよ。中国は人口も多いこともあるけど、テック企業の伸びも凄いじゃない。まずは、優れた製品の真似から入る。それが早く追いつくのに一番効率がいいからだよ。そのうち、どんどん技術が追いついて、急成長する。ドライバーだって同じで、元々持ってるいい部分は残しながら、海外メーカーのいいところを取り込んだハーフの方が強いんだよ。

    実際、テーラーメイド『M3 440』からいきなりホンマ『TW747 460』に替えたジャスティン・ローズが勝ってるじゃない。あれも1つのいい例だよ、彼は今年もっと勝つと思う。
    それには理由があって、『TW747 460』がテーラーっぽくなったという人も多いじゃない。私もそう思う。今までのホンマとはちょっと違ってハーフっぽくなったと思わないか?」
    カーボンクラウン、シャローバックになった『TW747 460』はハーフ!?

    カーボンクラウン、シャローバックになった『TW747 460』はハーフ!?

    筆者 「……。(いや、思うけど…)でも、ジャスティン・ローズなんて、世界一だから何を使っても勝つわ!って、よくYahooニュースのコメントに書いてありますよ? それに、ホンマは中国資本になったから嫌だ!とか、匿名で辛辣なコメントもよく目にしますし…」

    P編 「バカ野郎! さっき、中国が一番勢いがあると認めたの、誰だよ? それに、君の好きなボルボが今、どこの資本か知ってるよね? 中国のジーリー傘下になった新生ボルボが『XC60』『XC40』と二年連続でカー・オブ・ザ・イヤーを獲ってどれだけ好調か。しかも、さっき世界が1つになりつつあると君自身が認めたじゃない。ローカルだけじゃ生き残れないのはビジネスじゃ当たり前。
    P編ズルすぎ。筆者が気になっているVOLVOを例に出すの、やめて……

    P編ズルすぎ。筆者が気になっているVOLVOを例に出すの、やめて……

    グローバルで勝ちに行くなら手段を選ばず、良いものは全部吸収したもの勝ちなんだ。結局、人もモノも出自が価値を決めるなんてバカなことあるわけないだろう? 良いものを採り入れたものが勝つのが世のルールだろ。現にゴルフが生まれたのは英国だけど、ゴルフ発祥の地じゃない日本にこれだけ優れたメーカーが歴史を築いてきたのは知ってるよね? アメリカも同じだよ。良いものを採り入れて進化した優れた製品が世の中を変える!」

    筒 「そう、ハーフ最強説です!中条あやみちゃんにピンと来ないのなんて、長岡さんくらいですよ。目が曇ってるなァ〜」

    筆者 「ぐっ……。(中条あやみはどうあれ、確かに、XC40は欲しいし、カッコいいし…)分かりましたよ。じゃあ、【ドライバー、ハーフ最強説】のテストを一度してみましょうか…。今回は議論だけでもこんなに長くなったので、【後編】で!」

    Text/Mikiro Nagaoka

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