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『PXG大阪ドライビングレンジ』が爆誕! 世界初のPXG旗艦店が色々ヤバイ件…

『PXG大阪ドライビングレンジ』が爆誕! 世界初のPXG旗艦店が色々ヤバイ件…

今週末、3月16日に「大阪に巨大なPXGの練習場がオープンする」との噂を聞きつけ、急行してみると、その規模の大きさにビックリ! めっちゃカッコいい!

配信日時:2019年3月15日 13時45分

筆者 「何この低スピン!?」

――バシッ!――(0811X GEN2 DRIVER ✕ エボIV661・S)

筆者 「クラウンはカーボンの網目が分かりやすくなりましたが、マットブラックで落ち着きがありますね。形も前作より後ろが短くなってバランスが良くなった気がします。それよりも、何ですか!?この低スピン弾道……。球がめっちゃ強いんですけど。ぐいぐい前に前にいって、超低スピンに見えますけど。ファーストバウンドの跳ねて前に行き方がエゲツない……

PXG石井さん 「はい、『0811X GEN2 DRIVER』は低スピンで吹け上がる人には最適なヘッドになっています。PXGのフィッティングの特徴としては、トラックマンでインパクトゾーンのヘッドの軌道やダイナミックロフトなどを見ながら、まず、現状のその方のエネルギーロスのポイントを見極めていきます

筆者 「ボクは元々【吹け球野郎】とよく周りに揶揄されるくらい、スピン量が多いタイプなんですよ。でも、最近は少しスイングが変わってきていてますが、元々は4000rpmを超えるのも珍しくないくらいなんですよ」

PXG石井さん 「長岡さん、バックスピン量が多すぎると飛びませんよね。その本当の原因は分かっていますか? PXGのフィッティングでは、このバックスピンが多すぎる、少なすぎる問題を完璧に解決することができます。まず、『0811X GEN2 DRIVER』は、前作と比べてネジの位置に差があるのが分かりますか?
ウェイトスクリューの位置が左の前作よりも遥かに広がってます!

ウェイトスクリューの位置が左の前作よりも遥かに広がってます!

筆者 「はい。新作はネジの位置が広がっているというか、ヘッドの前後、ヒール部の外周になってますね」

PXG石井さん 「その通りです。その分、お客さまのインパクト傾向のエラーを調整しやすくなります。先程からの球が吹け上がる方で言えば、実は2パターンの傾向があるんですよ。【1】インパクトでロフトが付き過ぎてしまう人、【2】入射角がダウンブローで入る人、ですね。長岡さんの場合は、後者に当てはまります。

意外かもしれませんが、女性の方もスピン量が3800rpmくらいで飛ばなくなっている方も多いんですよ。PXG直営店のフィッティングでは、こういったゴルファーそれぞれのエラーを細かく分析し、常時400本ものシャフトバリエーションの中からお客さまに最適なものを選び出し、ネジのウェイト調整で症状を直すクラブを提供可能なんです」

筆者 「確かに、フィッティングで大違い! でも…お値段は?」

筆者 「なるほど。ボクの場合はダウンブローですけど、ネジのウェイト調整的にはヘッドの後ろ側ってことですよね?」

PXG石井さん 「はい。そうなんですが、ゴルファーによってネジの調整で微細にスペックが変更しますが、どの部分を感知するかというのは十人十色です。長岡さんの場合は、先程から切り返し以降のシャフトの手元の硬さが気になってらっしゃいますし、ヘッド重量も感知しているようです。シャフトの振り心地を求める方は多いのですが、それを求めるがために、スピン量が増えて結果飛ばないというゴルファーもたくさんいます。

長岡さんの場合は、むしろ手元より先端がキックというかしなり戻りの動きが入るシャフトの方がダウンブローを緩和しやすい可能性がありますね。ここも、振り心地との相談ですが。例えば、こんな組み合わせはどうでしょう? 『0811X GEN2 DRIVER』に後方ウェイトを追加して、グラファイトデザインツアーAD TP7-S』ですね」

――バシッ!!――
かつての吹け球が全く出ない!

かつての吹け球が全く出ない!

筆者 「めっちゃ打ちやすいし、なんですかあの球……。ストレートフェードなのに、球が強くて風にも強そうだし、全然曲がりません……。本当、サイドスピンが少なく見えます…」

PXG石井さん 「そこが『0811X GEN2 DRIVER』の魅力です。実際、トラックマンのデータでも、スピン軸の傾きが少ないですよ?」

筆者 「これ、めっちゃイイ!!! さすが、世界屈指の最高級ラグジュアリーブランド・PXGですね…。でも、これ高性能な分、お高いんでしょう? だって前作とかもドライバーが1本20万円近くになってたはず……。もちろん、どんなシャフトを入れるかによるんでしょうけど……」
PXG石井さん 「はい、創業者のボブ・パーソンズが世界最高のゴルフクラブを作る夢を実現化させた最新作ですから。吊るしというか、既成品のクラブとは違って、ゴルファーに細かくオーダーメイドで合わせるわけですし…」

筆者 「………。(だ、だよなぁ。でも欲しいィ〜)ち、ちなみに今打ったものを購入するならお幾らくらいですか?19万円くらい? それとも22万円くらい?」

PXG石井さん 「いえ。12万円ですね」

筆者 「!!! 12万!? 思ったより高くないじゃないですか! まさか、この施設の減価償却が必要だから、フィッティング料が別途5万円とか!?」
PXG石井さん 「いえいえ、まさか。4月中旬位まではオープンを記念してフィッティング料も無料ですから、皆さんお運びいただきたいですね。本当に合うドライバーで最高の結果を出していただきたいため、通常だとドライバーだけで1時間くらいフィッティングに時間を使い、料金は1万円をいただいています」

筆者 「なるほど、コレ、持って帰りたいのでお願いします!(1万円割引ということだし、手持ちのドライバーを全部売って今年はPXGにしよう!)ちなみに、ここまで細かくフィッティング出来るのって、このお店だけですよね?」

PXG石井さん 「こうやって球が落ちるところまで見える直営店は世界でもここだけですが、再来週には『PXG TOKYO FITTING STUDIO』として、赤坂9丁目に直営店2店舗目をオープンします。直営店のメリットとしては常時400本近いシャフトバリエーションを打てるので、色々と打って試したい方には最適ですね。でも、これまでPXGを取り扱い頂いているお店には、それぞれ独自のフィッティングメソッドがありますし、来店可能かどうか、エリアの問題もありますよね。そこはお客さまにお任せ致します」

筆者 「なるほど。ボクは久々の地元で最高のフィッティングをしていただいたので、今日を境にこれで生まれ変わります!(嫁に見つかりさえしなければ、問題は起きないはず……)」

Text/Mikiro Nagaoka

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