HONMAの謎プロト『TR20』の脳内試打&ジャスティン・ローズへの憑依試打
「ヒーローワールドチャレンジ」では、多くのメーカーで動きが。『パトリック・リード』アイアンの投入に、ファウラーの『RF PROTO』、そしてまたもや『ROSE プロト』リターンズ!?本間の謎プロトが。これは……禁断のアレ、いっちゃいましょう!
配信日時:2019年12月10日 02時40分
目次 / index
筒 「アレ!? 今度はドライバーの『ROSEプロト』ですかね?」
PCM筒康博(以下、筒) 「長岡さん、ヒーローワールドチャレンジでジャスティン・ローズがまた新しいプロトっぽいのを使っていたような……。ヘッドが真っ黒でしたよ? 今度はアイアンじゃなくて、ドライバーの『ROSEプロト』ですかね?」
筆者 「なぬ!? パトリック・リードとか、リッキー・ファウラーばかりを見てて、ローズをチェックするの、忘れてた……(泣)」
PCM編集長(以下、P編) 「なんか、めちゃくちゃカッコいいね。黒いソールにカップフェースっぽいシルバー残し…。それに……、コレ、三菱の『ディアマナ』ももしかして新しい!?」
筒 「たしかに…、ローズ選手は一時期『テンセイCK Proオレンジ』を使ったりしてましたけど、あんまり『ディアマナ』のイメージはないですよね…。長岡さん、このヘッドについて本間から何か聞いてます???」
筆者 「いや、全く。未発表のプロトタイプに間違いなさそうですが、いまR&Aのコンフォーミングリストを見ると、それっぽいのが登録してありますね。『TR20』というヘッドですが、初めて見ました。なんか、コレ、カッコいいッ!!! ぱっと見、どことなくキャロウェイの『FTツー』とか、『RAZR FIT』シリーズとかを思い出しちゃいました…。この画像があるということは……」
筆者 「なぬ!? パトリック・リードとか、リッキー・ファウラーばかりを見てて、ローズをチェックするの、忘れてた……(泣)」
PCM編集長(以下、P編) 「なんか、めちゃくちゃカッコいいね。黒いソールにカップフェースっぽいシルバー残し…。それに……、コレ、三菱の『ディアマナ』ももしかして新しい!?」
筒 「たしかに…、ローズ選手は一時期『テンセイCK Proオレンジ』を使ったりしてましたけど、あんまり『ディアマナ』のイメージはないですよね…。長岡さん、このヘッドについて本間から何か聞いてます???」
筆者 「いや、全く。未発表のプロトタイプに間違いなさそうですが、いまR&Aのコンフォーミングリストを見ると、それっぽいのが登録してありますね。『TR20』というヘッドですが、初めて見ました。なんか、コレ、カッコいいッ!!! ぱっと見、どことなくキャロウェイの『FTツー』とか、『RAZR FIT』シリーズとかを思い出しちゃいました…。この画像があるということは……」
筒 「はい、脳内試打しましょう!(キリッ)」
P編 「………。(出たァ〜〜〜)」
筆者 「筒さん、これ見たことないウェイト構成ですね。3つあるんですけど、前後にはよくあるじゃないですか、コブラとか。そして、ヒールの後方一箇所もアベレージモデルとかによくある。で、この『TR20プロト』は、3つです。この辺りがポイントじゃないですか?」
筒 「いま、ローズ選手に憑依試打してみたんですが、薄いストレートドローで、めちゃくちゃ初速が速くて、超ぶっ飛びなんですよ〜。いやぁ〜、こりゃイイなぁ〜。長岡さん、操作性が抜群な上に、スピン量も少なくてぶっ飛びですよ!(大声)」
P編 「………」
P編 「………。(出たァ〜〜〜)」
筆者 「筒さん、これ見たことないウェイト構成ですね。3つあるんですけど、前後にはよくあるじゃないですか、コブラとか。そして、ヒールの後方一箇所もアベレージモデルとかによくある。で、この『TR20プロト』は、3つです。この辺りがポイントじゃないですか?」
筒 「いま、ローズ選手に憑依試打してみたんですが、薄いストレートドローで、めちゃくちゃ初速が速くて、超ぶっ飛びなんですよ〜。いやぁ〜、こりゃイイなぁ〜。長岡さん、操作性が抜群な上に、スピン量も少なくてぶっ飛びですよ!(大声)」
P編 「………」
筒 「短めの重心距離でも、安定するヘッドでは?」
筆者 「………。あの〜〜筒さん、脳内試打なんですよね? 勝手にローズに憑依するのはやめてもらえません?」
筒 「やめません! 脳内で打っていくと、ヒールからのネックのつながりがすごくキレイなんですよ。これはプロライクなヘッド形状で、しかもフェースからトゥの頂点が遠いというか、鼻緒の部分が長い昔のパーシモンライクな叩ける匂いも残された形状に見えますから、弾道のクリエイティビティが高いですし、基本、強弾道のウェイト設定だと叩けるモデルのはずなんですね」
P編 「?? それは憑依試打? それとも脳内試打???」
筒 「答えません! 今、ウェイトを入れ替えてヒールと後方を重くしてみたんですが、これだと安定したハイドロー系になります。元々ホンマのドライバーってFPが大きめで、軸線距離は浅めが多かったんですけど、このウェイト設定だといい感じに今風のドライバーの動きになりますね。キレイなプロライクな顔でありつつ、性能的にはマイルドな挙動にも出来るタイプだと脳内試打は言ってます(キリッ)」
筆者&P編 「!! 脳内試打が言ってる? 筒さん、日本語おかしくない!?」
筒 「やめません! 脳内で打っていくと、ヒールからのネックのつながりがすごくキレイなんですよ。これはプロライクなヘッド形状で、しかもフェースからトゥの頂点が遠いというか、鼻緒の部分が長い昔のパーシモンライクな叩ける匂いも残された形状に見えますから、弾道のクリエイティビティが高いですし、基本、強弾道のウェイト設定だと叩けるモデルのはずなんですね」
P編 「?? それは憑依試打? それとも脳内試打???」
筒 「答えません! 今、ウェイトを入れ替えてヒールと後方を重くしてみたんですが、これだと安定したハイドロー系になります。元々ホンマのドライバーってFPが大きめで、軸線距離は浅めが多かったんですけど、このウェイト設定だといい感じに今風のドライバーの動きになりますね。キレイなプロライクな顔でありつつ、性能的にはマイルドな挙動にも出来るタイプだと脳内試打は言ってます(キリッ)」
筆者&P編 「!! 脳内試打が言ってる? 筒さん、日本語おかしくない!?」
筒 「いいんです! コンパクトなアイアンを好むローズ選手が使えるよう、ヘッドの投影面積的にはそこまで大きくなく、締まったゲンコツ系なんですけど、そこからの裏切りが大きいヘッドと言えばいいかなぁ〜。もちろん、基本ウェイトでフェース側を重くすると、ローズ選手仕様に操作性のいい仕上がりで叩ける仕上がりになるんですが、このヘッドの場合、そこまで単純じゃないなぁ〜と。
3つのウェイトで、いかようにもヘッド特性を変えられて、締まったヘッドでありながら穏やかなヘッド挙動でやさしいニーズにも対応するというか。ほら、ホンマって、投影面積が後ろに長いヘッドほど浅重心に作ったりするじゃないですか。普通、他のメーカーの場合は逆でしょ? 後ろに長いほど深重心になるのが当たり前なのにね。そんなホンマらしさ、【パーフェクト重心スイッチ】が入ったヘッドだと脳内試打が言ってます!」
筆者&P編 「………。(何その熱量というか、自分勝手すぎる妄想力……。マジでついてけないわ……)」
3つのウェイトで、いかようにもヘッド特性を変えられて、締まったヘッドでありながら穏やかなヘッド挙動でやさしいニーズにも対応するというか。ほら、ホンマって、投影面積が後ろに長いヘッドほど浅重心に作ったりするじゃないですか。普通、他のメーカーの場合は逆でしょ? 後ろに長いほど深重心になるのが当たり前なのにね。そんなホンマらしさ、【パーフェクト重心スイッチ】が入ったヘッドだと脳内試打が言ってます!」
筆者&P編 「………。(何その熱量というか、自分勝手すぎる妄想力……。マジでついてけないわ……)」
P編 「打ってみなきゃ分からない。でも、カッコいいことだけは分かる」
筆者 「筒さん、あまりの暴走、いや、妄想にボクらがドン引きしてるの、分かります?」
筒 「(ハッとして)ぐっ……、すみません、つい……。あまりにボク好みというか、カッコよかったので、つい興奮してパーフェクト妄想スイッチが入ってしまいました……」
P編 「………。(普通にスイッチね、スイッチ!)筒さん、そこなのよ。このヘッドのデザインって、ぱっと見て何か惹かれるものがあるの。この黒とシルバーのコンビネーションと、シンプルな無骨さと現代風なウェイトの部分と。それに、筒さんの言うネックや鼻緒の部分とか、形状としてのホンマの顔づくりが踏襲されつつ、テクノロジーがありそうな雰囲気がプンプンする。何か【いいクラブの匂い】を放ってて気がかりだよね〜、このプロトタイプは……」
筆者 「言ってることは分かりますよ。でも、まだプロトタイプですからね……。ほら、よくあるじゃないですか、【コンセプトカー詐欺】みたいなの。モーターショーとかで発表されるコンセプトカーって、近未来的でめちゃくちゃ彫りも深くてタイヤもデカくてカッコいいのに、発売された市販車は【あれ? コ、コレじゃない……】的なやつ……。ボクも、この写真の時点では超カッコいいと思いますよ? むしろ、このまま今すぐ発売してくんないかなァ〜〜って。やっぱりプロの道具ってカッコいいですもん! ローズもカッコいいけど、この『謎プロト』も超カッコいい!」
筒 「でも、長岡さんに使われたら、カッコいいクラブが台無しですよ?」
P編 「!!! 筒さん、いまの今日一番だよ。今のは的確なコメントだねぇ〜〜、今日初めて芯を食ったねぇ〜(それ以外はダメだ)」
筒 「………」
筆者 「……………」
筒&筆者 「帰ります」
Text/Mikiro Nagaoka
筒 「(ハッとして)ぐっ……、すみません、つい……。あまりにボク好みというか、カッコよかったので、つい興奮してパーフェクト妄想スイッチが入ってしまいました……」
P編 「………。(普通にスイッチね、スイッチ!)筒さん、そこなのよ。このヘッドのデザインって、ぱっと見て何か惹かれるものがあるの。この黒とシルバーのコンビネーションと、シンプルな無骨さと現代風なウェイトの部分と。それに、筒さんの言うネックや鼻緒の部分とか、形状としてのホンマの顔づくりが踏襲されつつ、テクノロジーがありそうな雰囲気がプンプンする。何か【いいクラブの匂い】を放ってて気がかりだよね〜、このプロトタイプは……」
筆者 「言ってることは分かりますよ。でも、まだプロトタイプですからね……。ほら、よくあるじゃないですか、【コンセプトカー詐欺】みたいなの。モーターショーとかで発表されるコンセプトカーって、近未来的でめちゃくちゃ彫りも深くてタイヤもデカくてカッコいいのに、発売された市販車は【あれ? コ、コレじゃない……】的なやつ……。ボクも、この写真の時点では超カッコいいと思いますよ? むしろ、このまま今すぐ発売してくんないかなァ〜〜って。やっぱりプロの道具ってカッコいいですもん! ローズもカッコいいけど、この『謎プロト』も超カッコいい!」
筒 「でも、長岡さんに使われたら、カッコいいクラブが台無しですよ?」
P編 「!!! 筒さん、いまの今日一番だよ。今のは的確なコメントだねぇ〜〜、今日初めて芯を食ったねぇ〜(それ以外はダメだ)」
筒 「………」
筆者 「……………」
筒&筆者 「帰ります」
Text/Mikiro Nagaoka