7Iロフト26°、『JPX 200X』のアマ試打レポ。「ミズノの飛び系は、クラブが短いのに球が大きい」
PGAショーで世界同時発表された『ST200』『ST200X』ドライバー。同時にミズノのぶっ飛び系『JPX 200X』アイアンの日本発売も発表されました。軟鉄鍛造のミズノなのに、アレッ!?
配信日時:2020年1月28日 04時57分
P編「自分のPW(45°)より1.5番手以上飛ぶ感じ」
―― その後、ロングホールとショートホールを中心に8、9、PW、PG、Gを試打 ――
筆者 「ちょっと『ST200X』ドライバーが飛んでるせいで、中々ミドルホールでGかS以外を打てないのが残念ですが、一応各番手は皆さん打てましたか? ボクは一応最低1球は打てました…」
P編&筒 「うん、だいたい番手の距離は把握できたよ」
筆者 「じゃあ、7、8、9、PW、PG、Gと番手ごとの飛距離を言ってください。ナイスショット基準で!シャフトが軽くて柔らかいので、このシャフトに合わせて振った感じでどれくらいのスピードで振ったのかも換算してください」
筒 「そうですね、ヘッドスピードがドライバーで42m/sくらいのスピードで打っているつもりで、175(7I)⇒162(8I)⇒150(9I)⇒140(PW)⇒125(PG)⇒110(G)でした」
P編 「私はヘッドスピードがドライバーで44m/sくらいのスピードで打っているつもりで、185(7I)⇒172(8I)⇒160(9I)⇒145(PW)⇒130(PG)⇒115(G)って感じかな?」
筆者 「ボクはヘッドスピードがドライバーで46m/sくらいのスピードで打っているつもりで、190弱(7I)⇒170(8I)⇒160弱(9I)⇒145(PW)⇒135弱(PG)⇒120弱(G)くらいのイメージでした」
P編 「まぁ、フックというかドローに打てばもっと飛ばせるし、私は元々スピン量が少ないから、アイアンの飛距離には困ってないけど。でも、こういう普通の長さで軽いアイアンなのに、だいたい1.5〜2番手近く距離が出るとラクだよね。(さっきのマダムに会ったら伝えてあげよう)」
筆者 「ちょっと『ST200X』ドライバーが飛んでるせいで、中々ミドルホールでGかS以外を打てないのが残念ですが、一応各番手は皆さん打てましたか? ボクは一応最低1球は打てました…」
P編&筒 「うん、だいたい番手の距離は把握できたよ」
筆者 「じゃあ、7、8、9、PW、PG、Gと番手ごとの飛距離を言ってください。ナイスショット基準で!シャフトが軽くて柔らかいので、このシャフトに合わせて振った感じでどれくらいのスピードで振ったのかも換算してください」
筒 「そうですね、ヘッドスピードがドライバーで42m/sくらいのスピードで打っているつもりで、175(7I)⇒162(8I)⇒150(9I)⇒140(PW)⇒125(PG)⇒110(G)でした」
P編 「私はヘッドスピードがドライバーで44m/sくらいのスピードで打っているつもりで、185(7I)⇒172(8I)⇒160(9I)⇒145(PW)⇒130(PG)⇒115(G)って感じかな?」
筆者 「ボクはヘッドスピードがドライバーで46m/sくらいのスピードで打っているつもりで、190弱(7I)⇒170(8I)⇒160弱(9I)⇒145(PW)⇒135弱(PG)⇒120弱(G)くらいのイメージでした」
P編 「まぁ、フックというかドローに打てばもっと飛ばせるし、私は元々スピン量が少ないから、アイアンの飛距離には困ってないけど。でも、こういう普通の長さで軽いアイアンなのに、だいたい1.5〜2番手近く距離が出るとラクだよね。(さっきのマダムに会ったら伝えてあげよう)」
筆者「飛ぶけど、デザインの地味さが…」
筆者 「う〜ん、でも、せっかくのぶっ飛び系なのに、ちょっと残念……。なんか、ぶっ飛び系アイアンって、ヤマハ『インプレスUD+2』とか、ダンロップ『ゼクシオクロス』とか、キャロウェイ『エピックフォージドスター』とか、人気モデルってけっこうパンチが効いた色と見た目で、目立つし記憶に残るというか、そもそも存在感のあるデザインしてません? これはかなり見た目が地味というか……」
P編 「そうだね。形も『インプレスUD+2』や『ゼクシオクロス』はヘッド高さが低くて、ソール幅が広いもんね。【いかにもぶっ飛び系】というか、タラコっぽい形をしてるから、見た目に性能が想像しやすいよね」
筆者 「そうそう、ぶっ飛び系はソール幅が広いから、そもそも7Iでトップラインをはみだして後ろ側が見えるのが当たり前ですし、ヘッドの高さがやっぱり低いモデルが多いですよ。この『JPX 200X』は、明らかに普通のアイアンみたいにヘッドが高いし、構えて後ろも見えないですもんね。ぱっと見、まったく【ぶっ飛び系の匂いを放ってない】のが、パンチがなくてもったいないなって…」
筒 「………。(まったく分かってないな…)」
筆者 「筒さん、なんでムスッとしてるんですか?」
P編 「そうだね。形も『インプレスUD+2』や『ゼクシオクロス』はヘッド高さが低くて、ソール幅が広いもんね。【いかにもぶっ飛び系】というか、タラコっぽい形をしてるから、見た目に性能が想像しやすいよね」
筆者 「そうそう、ぶっ飛び系はソール幅が広いから、そもそも7Iでトップラインをはみだして後ろ側が見えるのが当たり前ですし、ヘッドの高さがやっぱり低いモデルが多いですよ。この『JPX 200X』は、明らかに普通のアイアンみたいにヘッドが高いし、構えて後ろも見えないですもんね。ぱっと見、まったく【ぶっ飛び系の匂いを放ってない】のが、パンチがなくてもったいないなって…」
筒 「………。(まったく分かってないな…)」
筆者 「筒さん、なんでムスッとしてるんですか?」
筒 「分かってなさ過ぎ! この大人っぽい控えめなデザインがどれだけ使えるか!(大声)長岡さん、やっぱり飛ばない人の気持ちが分かってないですよ、アナタ。いかにもぶっ飛び系という見た目じゃないからイイんじゃないですか!本当にぱっと見、普通のアイアンに見えるからこそ、仲間からも気づかれずに、こっそり劇的にパフォーマンスを変えられるんです。【どうせ飛び系だろ?】と揶揄されるのと、【お前、どうした!?】と驚かれるの、どっちがいいの?」
P編 「そりゃ〜後者だね。たしかに筒さんの言うとおりだ。【アイアンは飛ばすもんじゃない】とか、飛び系を色眼鏡で見る人もまだ多いしね。でも、『JPX 200X』なら絶対にバレないよ。逆に【おっ、ミズノの本格系に行ったのか、アイツ…】と、黙っていたら尊敬すら感じてもらえるかも…(笑)」
筒 「そうそう、ぱっと見の印象で【あ、ミズノだし、ラージサイズの軟鉄鍛造かな】って他人は思うじゃないですか。実際、長さも普通ですし。ミズノの本格アイアンのイメージを逆に利用できる、シークレットブーツみたいな【ステルスぶっ飛び系アイアン】なんですよ、コレ…」
筆者 「ぐっ………。(何も言えねぇ…)」
P編 「そりゃ〜後者だね。たしかに筒さんの言うとおりだ。【アイアンは飛ばすもんじゃない】とか、飛び系を色眼鏡で見る人もまだ多いしね。でも、『JPX 200X』なら絶対にバレないよ。逆に【おっ、ミズノの本格系に行ったのか、アイツ…】と、黙っていたら尊敬すら感じてもらえるかも…(笑)」
筒 「そうそう、ぱっと見の印象で【あ、ミズノだし、ラージサイズの軟鉄鍛造かな】って他人は思うじゃないですか。実際、長さも普通ですし。ミズノの本格アイアンのイメージを逆に利用できる、シークレットブーツみたいな【ステルスぶっ飛び系アイアン】なんですよ、コレ…」
筆者 「ぐっ………。(何も言えねぇ…)」
マダム「ミズノ良かった? じゃ頂くわ。いつ発売?」
―― ラウンド終了。議論中にマダムが! ――
マダム 「あら、お会いできましたね! ミズノ、良かった?」
P編 「(ニコッとして)めっちゃ打ちやすいし、上がるし飛びます。奥さんにも最高だと思いますよ。さすがミズノのアイアンと言えば分かりますかね?」
マダム 「もちろんじゃない! ずっとミズノですもの。じゃ、それ頂くわ。いつ発売なの?」
P編 「詳しくはまだ言えないんですけど、多分3月くらいです。地味な見た目ですが、旦那さんも覚えてくださいね。『JPX 200X』です」
筆者 「………。(マダム、やっぱり気になってたんだ…)村田さん、勝手にマダムに合うとか無責任なこと言っちゃダメですよ…」
P編 「いいんだよ。マダムはミズノの数年前の男性用モデルを使ってるって言ってたし、かなりやり込んでる人っぽいしね。顔も朝に構えて、我々並にイマジネーションを膨らませた上で【後で性能を教えてね】って言ってたし。軽さも長さも顔もデザインも、打った感想以外は朝の時点でオールOKだったんだって」
筒 「長岡さんも分かってると思いますけど、【これほど長く使えそうな、本格的なぶっ飛び系】って、いま市場にないですよ。人気モデルはやり過ぎなくらいド派手に長さも形状もやってますが、『JPX 200X』は中・上級者やラウンド回数の多い目の肥えた人が移行しやすくてハマる【ステルスぶっ飛び系アイアン】です。軟鉄鍛造アイアンから移行しても、まったく打感も音も遜色ない上、打点もミズノらしくきちんと返してくれるぶっ飛び系ですからね。しかも、ソール幅も広すぎず、抜けを邪魔する要素もない。こういう硬派なぶっ飛び系は、今のところ他社にほとんど選択肢がないので村田さんは【マダムに合う】と言ったんだと思いますよ」
筆者 「なるほど……。(マダム、男気あるなぁ…、しかも、一瞬で色々見抜き過ぎだろ…)」
Text/Mikiro Nagaoka
マダム 「あら、お会いできましたね! ミズノ、良かった?」
P編 「(ニコッとして)めっちゃ打ちやすいし、上がるし飛びます。奥さんにも最高だと思いますよ。さすがミズノのアイアンと言えば分かりますかね?」
マダム 「もちろんじゃない! ずっとミズノですもの。じゃ、それ頂くわ。いつ発売なの?」
P編 「詳しくはまだ言えないんですけど、多分3月くらいです。地味な見た目ですが、旦那さんも覚えてくださいね。『JPX 200X』です」
筆者 「………。(マダム、やっぱり気になってたんだ…)村田さん、勝手にマダムに合うとか無責任なこと言っちゃダメですよ…」
P編 「いいんだよ。マダムはミズノの数年前の男性用モデルを使ってるって言ってたし、かなりやり込んでる人っぽいしね。顔も朝に構えて、我々並にイマジネーションを膨らませた上で【後で性能を教えてね】って言ってたし。軽さも長さも顔もデザインも、打った感想以外は朝の時点でオールOKだったんだって」
筒 「長岡さんも分かってると思いますけど、【これほど長く使えそうな、本格的なぶっ飛び系】って、いま市場にないですよ。人気モデルはやり過ぎなくらいド派手に長さも形状もやってますが、『JPX 200X』は中・上級者やラウンド回数の多い目の肥えた人が移行しやすくてハマる【ステルスぶっ飛び系アイアン】です。軟鉄鍛造アイアンから移行しても、まったく打感も音も遜色ない上、打点もミズノらしくきちんと返してくれるぶっ飛び系ですからね。しかも、ソール幅も広すぎず、抜けを邪魔する要素もない。こういう硬派なぶっ飛び系は、今のところ他社にほとんど選択肢がないので村田さんは【マダムに合う】と言ったんだと思いますよ」
筆者 「なるほど……。(マダム、男気あるなぁ…、しかも、一瞬で色々見抜き過ぎだろ…)」
Text/Mikiro Nagaoka