2年間でなんと10モデル! 松山英樹のドライバー遍歴
text by Kazuhiro Koyama photo by Getty Images
配信日時:2020年2月5日 03時00分
アクシデントで急遽、ドライバーを変更
そんな折、過去2勝と相性のいい「ウェイストマネージメント・フェニックス・オープン」で、前の試合まで使用していた『SIM MAX』が初日の朝に破損し、急遽、昨年まで使用していた『M5 TOUR』でラウンドしたというニュースが飛び込んできた。
初日は4アンダーで暫定13位とまずまず。2日目は新しく届いた『SIM MAX』を再び投入したが、「74」とスコアを落とし、3日目以降は再び『M5 TOUR』を使用するという慌ただしさだった。試合を終えた松山は「ズレていたものが少し戻った感覚がある」と、今後に向けいい手ごたえを感じたようだ。
2年間の松山の戦いぶりを思い返すと、ナチュラルにつかまってくれるドライバーの方が気持ちよく振れていて、成績も良かったように思えるが、現状は『M5 TOUR』のような、より操作性が高く、左へのミスが出にくいドライバーの方が結果に繋がっている。
2年間で10モデルの変更は、松山がより良いドライバーを求めていることの証だろう。キャロウェイの『マーベリック』に代表されるように、他メーカーも新モデルを続々と発売している折でもあり、今後も新しいドライバーに変更する可能性もある。マスターズでどのドライバーを手にするのか、今後の動向に目が離せない。
初日は4アンダーで暫定13位とまずまず。2日目は新しく届いた『SIM MAX』を再び投入したが、「74」とスコアを落とし、3日目以降は再び『M5 TOUR』を使用するという慌ただしさだった。試合を終えた松山は「ズレていたものが少し戻った感覚がある」と、今後に向けいい手ごたえを感じたようだ。
2年間の松山の戦いぶりを思い返すと、ナチュラルにつかまってくれるドライバーの方が気持ちよく振れていて、成績も良かったように思えるが、現状は『M5 TOUR』のような、より操作性が高く、左へのミスが出にくいドライバーの方が結果に繋がっている。
2年間で10モデルの変更は、松山がより良いドライバーを求めていることの証だろう。キャロウェイの『マーベリック』に代表されるように、他メーカーも新モデルを続々と発売している折でもあり、今後も新しいドライバーに変更する可能性もある。マスターズでどのドライバーを手にするのか、今後の動向に目が離せない。