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    ウェッジ恐怖症のアマが『ボーケイSM8』を体感、「バンス・イズ・フレンド」の考え方で全てが激変!

    ウェッジはドライバーなどと違って、試打して選び抜いて買うことが難しい。それなのに、ソールもバンスもロフトも種類が多い! 混乱するウェッジ難民のアマチュアが、ツアーNo.1ウェッジ「ボーケイ・デザイン」の担当者に話を聞き、新作『SM8』を試してみたところ、驚きの結果が待っていた。

    配信日時:2020年3月11日 22時17分

    • ギア

    フル型ソール(F・S・K)か、三日月型ソール(M・L・D)か。「迷ったらKがおすすめ」

    ツアープロの8割をカバーしているという23種類のバリエーション

    ツアープロの8割をカバーしているという23種類のバリエーション

    アプローチ練習場に移動し、藤田さんに最適なソール選びが始まった。問診は、まずPWのロフト確認から始まる。「PWは45度で約130ヤード。今のウェッジはAWが51度で110ヤード、SWが57度で90ヤードくらい」と藤田さん。黒野氏は「20ヤード刻みは大きいですね。コントロールショットの使い勝手も含め、GW(ギャップウェッジ)として54度を入れることをおすすめします。50―54―58度の3本だと、穴がなくなると思います」。

    ▶プロたちの『SM8』、ロフトはどんな構成??

    先程の54度の試打結果もあり、大きく頷く藤田さん。「バッグに大量の『SM8』が入っていますが、これ、全部1本1本違うスペックなんですよね? そもそも、こんなにバリエーションって必要ですか? どれを選べばいいか混乱してしまうんですよ」と、本音が。黒野氏は「選び方はそんなに難しくないです」と、分かりやすく解説していく。
    「ソール選びは、大きく分けると【三日月型ソール】か、【フル型ソール】かの2択しかないです。【三日月型ソール】はトゥやヒールが削り落とされ、フェースを開いていろんな球を操る人向き。【フル型ソール】はその反対で、ソールの削りが少なく、フェースを開かず使う人向き。削りの度合いによって、各ロフト帯から最適なものを選べるようにするため、合計23種類をご用意しています。実はこの23種類で世界中のツアープロの実に8割もカバーしている、人気のスペックです。

    【フル型ソール】は『Fグラインド』を基本として、『Sグラインド』がトレーリングとヒールを少し削ったもの。『Kグラインド』がバンカーや厳しいライでフェースを開かなくても効果を発揮する、最もやさしいソールですね。【選ぶのに困ったら万能のKグラインド】と覚えていただいて大丈夫です。
    【三日月型ソール】はバンス違いでグラインド名称が分かれています。『L』は最も実効バンスの少ないもので、技工派向け。『M』も、トゥとヒールが大きく落とされており、バンスは中間です。そして、藤田さんに合いそうなのが『D』です。これは三日月型ソールの中で最もバンスが大きく滑りやすい上、トゥヒールが落としてあるので、開いて使うこともできます」(黒野氏)

    「バンスは大きい方がやさしいんですか?」

    L<M<Dの順にバンス大に

    L<M<Dの順にバンス大に

    同じ三日月型ソールでも『L』<『M』<『D』の中身がバンス違いと聞き、「それは聞いたことがあります。バンスが大きいほどやさしいんですよね? でも、ボクは地面に弾かれるのが悩みなんですけど、この数字が書いてあるバンスが大きければいいということですよね?」と問う。黒野氏は大枠で頷くものの、細かく説明する。

    「その人の打ち方、用途しだいですね。基本的には、バンスが大きい方がやさしいですが、開く時にソールのヒール側が当たりやすくなるケースもあるため、三日月型に落としています。また、、ソールにはバンスで表記されない隠れたやさしさもあります。例えば、迷ったら『Kグラインド』と言いましたが、『K』は幅広ですが、上下左右が僅かに落としてあり、ソールの真ん中を頂点に全体を丸く仕上げています。
    トゥヒールの左右だけでなく、前後にも全体に丸みをつけた形状をキャンバーソールと呼び、この形状なら技術レベルを問わず、誰でも基本的にソールを滑らせやすい。ですから、初心者の方でもソールが滑る感覚を早くつかみたいなら『K』がオススメです

    藤田さんのウェッジのソール形状と比べてみてください。先程、打痕がトゥ寄り、ソールの傷がヒール寄りと指摘しましたが、ソールが前後左右にかなり平らで、キャンバーソールとは逆の形だと分かるでしょうか?」(黒野氏)
    ソールが滑る感覚が身につくのは『SM8』の方だと言えそうです…

    ソールが滑る感覚が身につくのは『SM8』の方だと言えそうです…

    「あっ、たしかに…」と、藤田さんは自分のウェッジの平らなソールを確認。「バンスって、数字が大きくて出っ張ってたらどこでもいいと思ってました。ボクのエースは後方だけ高くて、それ以外は平らだから地面に弾かれるのか……。単純なバンスの数字だけじゃなく、ソールのどの部分が高いか? も、合う合わないがあるんですね」。

    黒野氏は頷く。「ソールの前側を強く当てるプレーヤーもいれば、真ん中が高い方がいいプレーヤーもいます。藤田さんの場合は、前側のバンスも使いやすいキャンバー型がよく、『Kグラインド』が一番安全でバンスの使い方も学べると思います。実はツアープロにも『Kグラインド』の根強いファンが多く、この23種類の中で、合うものが必ず見つかるようになっています」と解説。

    「アベレージ80の夢に、かなり前進しました!」

    『SM8』を使ってバンスと友だちになれた藤田さん。バンカーや逆目のラフなど、様々な過酷なライを克服しました!

    『SM8』を使ってバンスと友だちになれた藤田さん。バンカーや逆目のラフなど、様々な過酷なライを克服しました!

    構えとボール位置を大きく見直し、初めて【バンスと友だち】になることが出来た藤田さん。そして、合うグラインドやロフトも見つけることが出来た。取材前はあれほど怖がっていたウェッジだったが、バンカーや左足下がり、逆目のラフなど、難しいライからでも次々に柔らかく止まる球を放ち、喜色満面。「今日は本当に来てよかったです。でも、一般ゴルファーって、このウェッジの選び方を知ってるんですかね? 一秒でも早く知ってもらいたいです」と話す。

    「製品情報やウェッジの選び方ガイドはタイトリストの公式サイトで公開しています。また、専任のウェッジフィッターによるフィッティングイベントも人気です。でも、ウェッジの使い方を理解して実践している方はまだ少ないと感じます。今日藤田さんに体感していただいたように、バンスと友だちになることが、いかにウェッジをやさしくするか。

    この壁を乗り越えることも、本当の意味で、ゴルファーのために役立つ情報だと思っています。
    グラインドやロフトなどバリエーションが多いことによる取っ付きづらさもあると思いますが、実は非常にシンプルな考え方に基づいていることが分かっていただけたと思います。今日の実施内容とほぼ同様の答えを見つけられる、WEB上のウェッジセレクターも新開発しましたので、ぜひ、最適なセッティングを見つけてほしいですね」(黒野氏)

    ▶これが『ボーケイSM8』のウェッジセレクター
    藤田さんもWEBセレクターを実施。推奨は58度だけ『K』ではなく『D』と表示されたが、黒野氏による推奨セッティングと同様の結果が導き出された。「58°にKグラインドを推奨したのは、実際に藤田さんのミスの傾向を目の前で見せてもらえたからです。自身の知識をプラスして、バンスの使い方を早く身に付けていただける『K』を推奨しました。でも、セレクターの推奨の『D』でも必ず満足いただけると思いますよ」(黒野氏)

    取材を終えた藤田さんの本音は?

    「今まで自分がどれほど誤解していたかがよく分かりました。構え方も、スピンのメカニズムも、バンスの意味や使い方の大切さも……。今までは正解が分からないから、ウェッジの怖さを消去法的になくすことしか出来なかった。求めていたものが、こんなにカンタンに手に入ると思わなかったので。アベレージ80で回るという壮大な目標があるんですが、今日たった一日でかなり前に進んだと思います。ボクも自分のブログで多くの人に発信していこうと思います!」(藤田さん)

    取材・文/Mikiro Nagaoka 撮影・山代厚男
    取材協力/石岡ゴルフ倶楽部(アコーディアゴルフ)

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