タイトリストの『SM8 ウェッジ』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年6月12日 08時00分
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「癖がない王道ウェッジとしてSM8は進化した!」 by ヴィクトリアゴルフ世田谷店チーフ・佐藤一樹
ヴィクトリアゴルフ世田谷店・佐藤です。タイトリスト『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』の印象をお伝えします。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、タイトリストが2020年3月6日に発売したクラブです。『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は“大いなる進化”がスコアアップへ導く。”というコピーのクラブです。世界で一番有名なウェッジといえるボーケイの新作は自然と注目されます。
ロフトは46度〜62度まで、2度刻みで9種類あり、ソールの種類も使用する状況に合わせるようにようにロフトと6種類が組み合わせられるようになっています。シャフトも純正だけで3種類です。選ぶのだけでも大変だと思うゴルファーも多いと思いますが、打ってみれば、ちゃんと意味がわかるというところも、ボーケイウェッジが世界中で認められている理由なのです。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、今までのボーケイウェッジが米ツアーのプレーヤーの要求に応えようとするあまりに、全体の流れが途切れていたり、重心位置にばらつきがあったりする問題を全て解決するように、根本から見直して、進化をしたそうです。重心設計を見直して、全ての番手で同じ感覚で、ロフト通りの弾道になるようにしました。使い勝手についてはソールのグラインドで対応するようになっているということです。
世田谷店のお客様で『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』を試打するのは、始めからこのウェッジを購入するつもりで来店したというケースばかりです。ボーケイウェッジは、ボーケイウェッジを使っているお客様の買い換えがメインなのです。
ボーケイウェッジのファンのお客様には『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は好評です。
自分でも打ってみました。
最初に思ったのは、顔が良くなった、ということです。ロフト別に確認してみて、はっきりとわかることは、トップブレードの統一感が凄く良いことです。同じ厚みに見えるように工夫されていて、アドレスビューで違和感を全く感じさせません。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、玄人のこだわりに応える細かい配慮が詰め込まれています。前モデルの『SM7 ウェッジ』も評判は良かったですのでが、個人的には、おもちゃみたいなウェッジだと感じていたのです。強調する部分が強すぎて、ロフトによっては癖が強すぎるみたいなイメージがありました。今回の『SM8』は、完全にそういう部分がなくなったのです。
実際に、ソールがどのように機能するのかは、芝生で打たなければわかりませんが、ロフトごとの弾道は、きれいです。打ち分けに苦労はしない感じがします。
ソールに関しては、ゴルファーの好みと経験で選ぶということで良いのだと思います。『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、癖がないスタンダードなウェッジとして、全てのゴルファーにオススメします。また、自らのこだわりをアプローチに活かしたいゴルファーにもオススメです。特注で作らない限り、不可能なスペックのウェッジを選ぶこともできるからです。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、過去のシリーズの中で、最も打ちやすく、機能しやすいウェッジです。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、タイトリストが2020年3月6日に発売したクラブです。『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は“大いなる進化”がスコアアップへ導く。”というコピーのクラブです。世界で一番有名なウェッジといえるボーケイの新作は自然と注目されます。
ロフトは46度〜62度まで、2度刻みで9種類あり、ソールの種類も使用する状況に合わせるようにようにロフトと6種類が組み合わせられるようになっています。シャフトも純正だけで3種類です。選ぶのだけでも大変だと思うゴルファーも多いと思いますが、打ってみれば、ちゃんと意味がわかるというところも、ボーケイウェッジが世界中で認められている理由なのです。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、今までのボーケイウェッジが米ツアーのプレーヤーの要求に応えようとするあまりに、全体の流れが途切れていたり、重心位置にばらつきがあったりする問題を全て解決するように、根本から見直して、進化をしたそうです。重心設計を見直して、全ての番手で同じ感覚で、ロフト通りの弾道になるようにしました。使い勝手についてはソールのグラインドで対応するようになっているということです。
世田谷店のお客様で『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』を試打するのは、始めからこのウェッジを購入するつもりで来店したというケースばかりです。ボーケイウェッジは、ボーケイウェッジを使っているお客様の買い換えがメインなのです。
ボーケイウェッジのファンのお客様には『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は好評です。
自分でも打ってみました。
最初に思ったのは、顔が良くなった、ということです。ロフト別に確認してみて、はっきりとわかることは、トップブレードの統一感が凄く良いことです。同じ厚みに見えるように工夫されていて、アドレスビューで違和感を全く感じさせません。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、玄人のこだわりに応える細かい配慮が詰め込まれています。前モデルの『SM7 ウェッジ』も評判は良かったですのでが、個人的には、おもちゃみたいなウェッジだと感じていたのです。強調する部分が強すぎて、ロフトによっては癖が強すぎるみたいなイメージがありました。今回の『SM8』は、完全にそういう部分がなくなったのです。
実際に、ソールがどのように機能するのかは、芝生で打たなければわかりませんが、ロフトごとの弾道は、きれいです。打ち分けに苦労はしない感じがします。
ソールに関しては、ゴルファーの好みと経験で選ぶということで良いのだと思います。『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、癖がないスタンダードなウェッジとして、全てのゴルファーにオススメします。また、自らのこだわりをアプローチに活かしたいゴルファーにもオススメです。特注で作らない限り、不可能なスペックのウェッジを選ぶこともできるからです。
『VOKEY DESIGN SM8 ウェッジ』は、過去のシリーズの中で、最も打ちやすく、機能しやすいウェッジです。
コメンテータープロフィール
佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。