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    軟鉄鍛造のその先へ。ミズノ『JPX921』シリーズが切り拓く、【クロモリ鍛造】の新世界

    ミズノが10月9日発売の新商品『JPX921』シリーズを発表しました。てっきり軟鉄鍛造の新アイアンと思っていたら、衝撃のアップデートです!

    配信日時:2020年9月16日 01時30分

    • ギア
    目次 / index
    • 7Iのフェース長が80mm前後の『JPX921フォージド』。同社初のフルボディ【クロモリ鍛造】モデル
    • ミズノ独自のグレインフロークロモリフォージドHD製法。丸棒から鍛造するのですが、強度に優れたクロモリだと鍛造回数が増やせるとか。また、フェース厚も0.5mm薄く出来たと同社
    • 『JPX200X』もクロモリの“鋳造”でした!
    • 鍛流線が整う、一体成型・独自の鍛造技術…
    • こちらは北米で爆発ヒットした機種の後継・『JPX921ホットメタル』。意外にグースもそこまで入ってません!
    • もはや、ウッド!? 凄まじいフェースのたわみが描かれています…
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    クロモリ“鍛造”で高初速エリアが45%拡大 『JPX921フォージド』

    7Iのフェース長が80mm前後の『JPX921フォージド』。同社初のフルボディ【クロモリ鍛造】モデル

    7Iのフェース長が80mm前後の『JPX921フォージド』。同社初のフルボディ【クロモリ鍛造】モデル

    筆者 ミズノが新商品を発表しましたが、ちょっと驚きました。ミズノといえば、軟鉄鍛造。軟鉄鍛造といえば、ミズノ。そんな印象すらあったのに、新しい『JPX921 フォージド』アイアンは【クロモリ鍛造】です。めちゃくちゃ大きなサイズのアイアンだったら、『JPX919ホットメタル』や『JPX200X』のように弾くフェースも分かるんですけど、このアイアンはけっこうプロも使いそうなサイズで、7Iのフェース長が80mmと、女子プロが使ってもおかしくないサイズですよね? 実際、西郷真央や吉本ひかるが現在テスト中だそう。

     !!! 80mmなら女子プロは使えますよ。まさか、ミズノがこのサイズのアイアンをクロモリ鍛造にしてくるとは……。ミズノはなんと言ってるんですか?

    JPXのグローバルデビューから10年たち、これまでにない大規模の反発の進歩です。当社は反発係数が0.8以上のものを高初速エリアと呼んでいますが、45%も拡大できたんです。通常、薄いフェースに後からネック部など複合パーツを溶接する製法だと、音の響きが短くなって打感が悪くなります。一方『JPX921フォージド』は、一本の丸棒を鍛造して成型する一体構造で、音と打感が良くなります。加えてマイクロスロット構造で掘削してやさしい構造に仕上げています。

    素材は軟鉄より80%も強度の高い、クロモリを採用しました。この素材変更により、前作より0.5mmフェースを薄くすることができ、薄肉エリアも拡大。マイクロスロット構造とクロモリへの素材変更で高初速エリアを45%も拡大できました。また、キャビティ構造も変更、トゥの重さを軽減し、重心距離を短く、つかまりやすくしています」
    ミズノ商品企画担当・青木氏)
    ミズノ独自のグレインフロークロモリフォージドHD製法。丸棒から鍛造するのですが、強度に優れたクロモリだと鍛造回数が増やせるとか。また、フェース厚も0.5mm薄く出来たと同社

    ミズノ独自のグレインフロークロモリフォージドHD製法。丸棒から鍛造するのですが、強度に優れたクロモリだと鍛造回数が増やせるとか。また、フェース厚も0.5mm薄く出来たと同社

     高初速エリアが1.5倍!? なるほど、それは凄い……。たしかミズノって以前からクロモリ素材を採用してましたよね。過去に『JPX919ホットメタル』でとんでもないボール初速が出たから、採用する流れになったってことかな……。これ、海外企画じゃない? JPXってアメリカで開発してますよね? でなきゃ、こんなに合理的な判断しないはずですもん!

    筆者 はい、クロモリの採用は第3世代で、グローバルと日本が一枚岩で開発すると言ってました。やっぱり、ゴルフ界の一番の情報発信元はPGAツアーですし、実は『JPX921』シリーズって、先にアメリカで発表されてましたから。それに、北米でも欧州でもミズノのアイアンシェアがめちゃくちゃ伸びてるそう。こんな国内メーカー他にないですよね?

     …………。(元々日本メーカーなのに、外ブラ化して境界線が溶けて来てるなぁ……)

    打感を疑うのは「食わず嫌い」で打ったことない人

    『JPX200X』もクロモリの“鋳造”でした!

    『JPX200X』もクロモリの“鋳造”でした!

    筆者 まぁでも、ミズノファンの一部には、もしかしたら、ちょっと戸惑う人もいるかもしれませんね。いくら反発が上がったとは言っても、ミズノの軟鉄鍛造アイアンの打感やフィードバックに惚れ込んでいる人ばかりでしょうから。

     いや、大丈夫でしょう。だって、【クロモリ】の打感が悪いって、単なる思い込みというか、食わず嫌いに過ぎませんから。今年、ぶっ飛び系の『JPX200X』アイアンをテストしましたよね? あれもクロモリの精密鋳造ですが、ミズノが作るとなぜかクロモリ鋳造でもフィードバックがきちんとあるんですよ。コレ打った人なら誰でもクロモリの打感は理解していると思いますよ? しかも、今回は同じクロモリでも一体成型の鍛造でしょう?

    筆者 たしかにそうなんですよね。むしろ芯が広がった感じがするので、軟鉄鍛造よりは少しフィードバックが少なくても、「嫌な打感がしなくていい」という人も多いですし。それにミズノの青木さんもミズノは素材だけで打感が決まるとは考えておりません。構造自体が影響するため、スタビリティフレームと呼ばれる機能を進化させました。サウンドリブでトップエッジを補強することで、打球音も向上させています」と言ってましたし。
    鍛流線が整う、一体成型・独自の鍛造技術…

    鍛流線が整う、一体成型・独自の鍛造技術…

     うん、これだけ打感にこだわってきたミズノが変なものを出すわけがないですし。 っていうか、長岡さん、今回って3機種アイアンがあるんですよね? 他の2つもまさか【クロモリ鍛造】ですか???

    筆者 いえ、クロモリ鍛造は『JPX921フォージド』だけです。それよりもサイズがはるかに大きくて初心者やアベレージゴルファーに合いそうな『JPX921ホットメタル』が【クロモリ鋳造】ですね。一つだけ軟鉄鍛造なのは、上級者向けの『JPX921ツアー』です。

     なるほど、それは上手い構成ですねぇ〜。前作『JPX919ホットメタル』もクロモリ鋳造でしたよね? 同じクロモリ鋳造の『JPX200X』と新しい『JPX921ホットメタル』は何が違うんだろう……。

    ほぼウッド!? ミズノ史上最速フェースの『JPX921ホットメタル』

    こちらは北米で爆発ヒットした機種の後継・『JPX921ホットメタル』。意外にグースもそこまで入ってません!

    こちらは北米で爆発ヒットした機種の後継・『JPX921ホットメタル』。意外にグースもそこまで入ってません!

    筆者 今回のJPX921ホットメタル』はサイズが『JPX200X』よりだいぶ大きいですよ。7Iで85.4mmもフェース長がありますから。それに
    ミズノ史上最速のフェースだそう。クロモリ鋳造でフェースがかなり薄いですし、このサイズ(85.4mm)でシームレスカップフェース構造だから、むちゃくちゃ芯が広くなったのも初速に影響しているそう。

     う〜ん……、ミズノ史上最速ねぇ……。ボク、今年打ったアイアンの中で、一番初速が出るのはタイトリスト『T300』だと勝手に思い込んでるんですけど。もし『T300』より弾くなら、興味あるなぁ〜。

    筆者 まだ打ってないので分かりません。でも、ミズノの開発は、かなり広範囲でライバル機種との比較をしたそうですけど、どのメーカーのどの機種にも負けない芯の広さと初速性能と言ってましたよ。あと、原英莉花の初試打シーンを動画で見せてくれたんですが、彼女のコメントも共有しますか?

     もちろん!♥♥♥

    「アイアンじゃない! これ、アイアンじゃないです! ロング番手でもスピン量が増えるのは問題じゃないです。むしろ、ありがたいです。ピンを狙えますもん」(原英莉花)

     う〜ん、なるほど……。アイアンじゃないほどの弾きってことか……。バイーンと弾いちゃうのに、スピン量が増えるって、最高じゃないですか! まさにウッドですよね。さすが!原英莉花プロ♥♥♥
    もはや、ウッド!? 凄まじいフェースのたわみが描かれています…

    もはや、ウッド!? 凄まじいフェースのたわみが描かれています…

    筆者 ………。(なにこの原英莉花推し……)ウッドっぽいというのは、スーパーコンピュータのシミュレーション図にあるように、フェースのたわみが大きくなるからですかね? ミズノの佐野さんいわく、アメリカでは前作の『JPX919ホットメタル』がゲーム改善アイアンとして絶賛されていて、ベストセラーにもなったそう。日本のゴルファーの間では、「ミズノは上級者向け」と受け取られがちですが、本当に打って実感してほしいのは、「ホットメタルを中心とした、とんでもなく芯が広くて飛ぶアイアン」だそうですよ!

     なるほど…、そう言うのも分かるかも。そのたわみの図を見ると、なんか、ピンっぽさも感じますもん。ピンもフェースがたわむ図をよく発表会で出してくるじゃないですか。打ち出し角も上がりそうだし、慣性モーメントも大きそうですよね。サイズ的にも『ゼクシオ』や『G710』ユーザー辺りにはドンピシャかもしれません。デザインもシックで飛び系に見えない所もいいですよ。ぱっと見は「おっ、ミズノなのね。やるじゃん……」と見せといて、実は中身は超カンタンでほぼウッドという、ズルいパターン……。

    筆者 たしかに、それはズルい………。7Iのロフトも『ゼクシオイレブン』と同じ29度です。『G710』は28度ですが、その辺りの飛び系にちょうど対応する機種でしょうね。『JPX200X』は7Iロフトが26度のぶっ飛び系ですから、ちゃんと棲み分けはしてますね。

    ケプカは使う!? 時松隆光、手嶋多一が投入の『JPX921ツアー』

    ケプカアイアン、リターンズは来るか!?そうなったら、またメジャー獲りしちゃう!?

    ケプカアイアン、リターンズは来るか!?そうなったら、またメジャー獲りしちゃう!?

     個人的に一番気になってるのは、『JPX921ツアー』なんですよ、なんてったって、ブルックス・ケプカ選手が使う可能性が一番高いアイアンでしょうから………。今週の全米オープンをケガで欠場するのは残念すぎますけど、体が万全ならメジャーハンターの最有力候補。しかも、前々作の『JPX900』でメジャー3勝、前作の『JPX919ツアー』でメジャー1勝、この『JPX921ツアー』も順当にいけばメジャー複数勝を期待してもいいはずです。今シーズンはメジャーが6試合もあるわけですし!

    筆者 そう来ると思ってましたよ。今回の『JPX921ツアー』は、契約プロの声を聞いて、前作『JPX919ツアー』よりも少し重心距離を短くしたそうです。それと、もうメジャー制覇モデルとして完成されていた前作ですけど、細かい部分のアップデートですね。重心距離のフローを全番手の流れをキレイに整えて、長い番手は球が上がりやすくなるようにソールを幅広に。短い番手は幅狭にして抜けを良くしたそう。日本の男子プロも早速飛びつきましたよ。手嶋多一、時松隆光のコメントを共有しますね。
    ミズノの看板プロが、速攻『JPX921ツアー』にチェンジ!

    ミズノの看板プロが、速攻『JPX921ツアー』にチェンジ!

    「アイアンは3週目です。(シニアの)赤城・マルハン・今週と。コレ、いいですよ。JPXのケプカの新しいやつ。すごくいいです、打感もいいし、ちょっと飛ぶような気もする。ここは(富士桜CCは標高が高くて)飛ぶからあれだけど、(マルハンの)御殿場もちょっと飛んでました」(手嶋多一)

    「PGAツアーの選手も多数使っていて、使ってみたいなと思いました。『MP-66』よりトータル的にバラつきが少なく、ミズノらしいヘッド形状も気に入っています。正直、顔は『MP-66』の方が好きですが、こちらの方が(弾道の)ブレが少ない。こっちの方が顔が細くて最初は違和感がありましたけど、慣れですね。(チャリティ試合で)優勝したのが決め手としては大きかったと思います」(時松隆光)

     時松プロは、「フジサンケイクラシック」でも、アイアンが切れまくってましたよね? うわぁ〜、早く実物を見たいなぁ〜〜。長岡さん、これ、発売日はいつなんですか?
    なんと!中空構造の『Es21』ウェッジも同時発売!

    なんと!中空構造の『Es21』ウェッジも同時発売!

    筆者 全部、10月9日です。それに、ウッドのように中空構造にしてまでセンター重心化した、『Es21ウェッジ』も同時発売です。こちらのウェッジも期待できそうですよね?

     ウェッジなのに、ウッドのような中空って………。原英莉花プロが『JPX921ホットメタル』を「アイアンじゃない!」って言ってましたが、もしかしてそことも繋がるアップデートなんでしょうか? なんかもう、くらくら目眩がしてきました………。軟鉄鍛造アイアンのミズノの印象だったのが、急激なアップデート過ぎますって! 頭がついていかないから帰ります……。

    筆者 あら、そう。実はハラが……。

     (さっと身を翻し)えっ、原英莉花プロがなにッ!? やっぱり、帰りませんッ!

    筆者 なんだ、帰らないんだ。“腹”が減ったので、メシ行きません?

     帰ります!!!(怒)

    Text/Mikiro Nagaoka

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