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    キャロウェイ『JAWS FORGED』ウェッジのアマ試打レポ。筒「ちょっと怖い、キャロウェイ…」

    キャロウェイのウェッジは歴代しっかりチェックしてきましたが、『JAWS』で完成を見たと思いきや、細かい部分がまったく違いました! 打たなきゃ分からない『JAWS FORGED』の“隠れた性能”とは?

    配信日時:2020年10月2日 01時00分

    • ギア
    目次 / index
    • なんと、キャロウェイ契約以来、7年間替えなかったSWを変更!
    • 聞き耳を立てる筒…
    • 左が『JAWS FORGED』、右が鋳造の『JAWS』
    • 番手別に重心高さを変化させて54度以下は上部が厚く高重心。また、『JAWS』には「マイクロフィーチャー」という凸起がありましたが、『JAWS FORGED』には見当たりません…
    • ALBA本誌「ギア総研」では、重心位置を調べ、インドアスタジオで徹底的に最新作をテスト!
    • 見えない“進化”がここにあります!
    この記事の写真 9 枚を見る

    石川遼が7年ぶりにSW変更! 音・打感魔神がついに…

    なんと、キャロウェイ契約以来、7年間替えなかったSWを変更!

    なんと、キャロウェイ契約以来、7年間替えなかったSWを変更!

    筆者 今日は石川遼がキャロウェイ契約以来、実に7年ぶりに替えられたという、『JAWS FORGED』ウェッジです。キャロウェイは、鋳造モデルを出した翌年に、その軟鉄鍛造モデルを出すというサイクルですけど、あの小技のテクニックに優れる石川遼が使うとなると、「ちょっと上級者モデル???」とか、邪推しがちですよね?

     7年ぶりって、中々のインパクトですね……。石川プロは音と打感に厳しいって前から噂でしたよね?

    筆者 はい。音と打感だけじゃなく、顔の形状も、バンスも。それに、音・打感・形状の基本要素が合格点だとしても、その音やバンスの当たり方と自分の出球のイメージが合わないとダメだそう……。とんでもなく、合格点が狭いプロゴルファーですね。「鉄の素材が詰まった感じ」まで、フィールしてしまうそうですよ……。(汗)

    ▶石川遼、7年モノのSWを変更 「芯で打つ音のトン・キシッが大事」
    聞き耳を立てる筒…

    聞き耳を立てる筒…

    筆者 音って、やっぱり上級者ほどこだわりますよ。ボクは飛ばないし、ショートゲームが生命線なので、石川プロに超同感です。特に、パターなんかは、短い距離でも高い音がしっかりしてくれないと、どの強さでどのくらい転がったかの判断が直感的にしづらいじゃないですか。柔らかくて、音が低けりゃいいってもんじゃないんです。ゴルフって、距離が短くなるほど繊細さが必要ですから。【タッチが出せるかが全て】なので。(振り回してばかりのアナタには分からないでしょうけど…)
    左が『JAWS FORGED』、右が鋳造の『JAWS』

    左が『JAWS FORGED』、右が鋳造の『JAWS』

    筆者 ………。(やっぱりそうなんだ…) 筒さん、石川遼とそっくりなこと言いますね…。彼も音と出球の高さが合わないと、距離感が狂ってくると話してました。『JAWS FORGED』は音と打感と出球が揃い、鉄が詰まった感じの打感がすごく気に入っているそう。「芯で打った時の音とフィーリングがいい」と絶賛してましたね。

     でも、ある程度『JAWS』でスピン性能にしろ、打感にしろ、いろいろ完成してた気もするんですが、『JAWS FORGED』は何が違うんでしょう。その辺をしっかり見ていきましょうか。

    形状はシャープ。上部が厚い逆テーパーブレード!?

    番手別に重心高さを変化させて54度以下は上部が厚く高重心。また、『JAWS』には「マイクロフィーチャー」という凸起がありましたが、『JAWS FORGED』には見当たりません…

    番手別に重心高さを変化させて54度以下は上部が厚く高重心。また、『JAWS』には「マイクロフィーチャー」という凸起がありましたが、『JAWS FORGED』には見当たりません…

    筆者 形状はどうですか? 『JAWS』よりサイズも小ぶりでオフセットも少ないし、シャープな印象がありますよね? なにか、『JAWS』との見た目の違いは感じますか?

     コレ、『JAWS』と違って、溝の凸起がないですね。鋳造モデルの『JAWS』は、ナナメ角溝に加えて凸起の「マイクロフィーチャー」もありましたけど、『JAWS FORGED』はすごくオーソドックスな印象。シルエットもクセがなくてシンプル。厳しく言えば、フツーというか、際立った見た目の特徴を感じない。でも、どうだろう……。

    58度ですが、フェースが上にいくほど分厚くなってますよ? 地味に逆テーパーブレードにして、高重心にしてるじゃん! あっ、短い距離でゆっくり振ったのにフェースに乗る! しかも、音がしっかりして、振動というか音の響きがいいですね!! なにこれ『JAWS』とは全然違う落ち着いた球の乗り方ですよ!?

    筆者 ………。(『JAWS』で完成してるとさっき言ってたくせに、いきなり高評価じゃん……) 筒さん、これ本誌「ギア総研」でも重心位置を調べたじゃないですか。その辺はどうですか?
    ALBA本誌「ギア総研」では、重心位置を調べ、インドアスタジオで徹底的に最新作をテスト!

    ALBA本誌「ギア総研」では、重心位置を調べ、インドアスタジオで徹底的に最新作をテスト!

     そうそう、他社の新作も重心位置を調べましたよね。自信を持って言えるのは、『JAWS FORGED』は80mm以下のツアーアイアンを使っている人にとって、1、2を争う方向性の良さですね。国産メーカーの短めの33mm前後より3mmほど長い「36mm」なんですが、これが絶妙なんですよ。76mmアイアンユーザーなんかにはドンピシャで、手ですね、手。

    トンッ!とヘッドを落とすだけで、フェースに乗りつつ、出球が真っすぐ落ち着いた球が飛ぶ。フェースを開いても、包み込むように開閉させる打ち方も、何でもできる感じなのに球の方向性がいい。長岡さん、これ、肉眼では見えないことを説明しますけど、あらゆるテクニックを使う時のことを考えて溝の設計がされてますよ? キャロウェイ、ヤバい!!!

    筆者 ??? 筒さん、勝手に興奮するのやめて。何のこと言ってるのか分かりませんってば!

    筒 「絶対に【滑らない】安心感があるから、緩みゼロ」

    見えない“進化”がここにあります!

    見えない“進化”がここにあります!

     細かい指摘なんだけど、コレ、言っても伝わるかなぁ〜。カンタンに言うと、「絶対にフェースを滑らない安心感があるから、緩まずにテクニックを思い切り使える」ってことです。特に、フェースを開いて使う時に実感しやすいですねぇ〜。ボールがフェースを滑ると、細かい距離感って出せないじゃないですか。石川プロも、かなりフェースを開いて使いますよね? バンカーとか、エグい開き方をするじゃないですか。

    筆者 う〜ん、まぁ、言ってることは何となく分かります……。でも、なんで【絶対に滑らない】とか、そこまで言い切れるんですか! たしかに、キャロウェイナナメ角溝こと「37Vグルーブがボールにガッチリと食いつく!」と、説明はしてますけど……。

     それは多分、わかりやすくするために端折った、説明のための説明なんですよ。打てば分かるって!! ちょっと、フェースの溝を指でこすってみて! 溝に対して垂直方向にこすった時と、ナナメ方向にこすった時に、 明らかにナナメの時に強烈に摩擦するのが分かりませんか??? これって、フェースを開いて使う時ほど、強烈に溝が機能してくるってことですよ!

    筆者 !!!!! ほんとだ、全然違う! 垂直の時も十分引っかかりますけど、ナナメだとエグい摩擦ですね……。
    くるぶしスッポリのラフ、しかも左足下がりから、フワッ!

    くるぶしスッポリのラフ、しかも左足下がりから、フワッ!

     これ、キャロウェイは絶対に狙って設計してるはずですよ! 『JAWS FORGED』って、打つ前は「なんか普通にいい顔だけど特徴のないウェッジだな」と思っていたのに、打てば打つほど、良さがビシビシ伝わってくるんですよ。すっごい見た目とギャップのあるウェッジです、隠れた地味な進化がヤバい!

    フェースを開いても滑らずにボールコントロールできるので、思い切って打てます。猛ラフからでも抜けるし、落ち着いた球で距離感が出せます! かたや、フェースを開かずに打つピッチエンドランでは、変にスピンがかかりすぎたりせず、ランを計算した球足が使えます。上級者だけが使えるウェッジじゃないですよ。どれだけ、使用者のことを考え抜いて溝を設計してるの!? って。ちょっと怖い…、キャロウェイ……。

    アマなのに、プロ級スーパーショットが出まくり……

    筆者 そこまで言いますか……。ちょっとモヤモヤしますが、フルショット系のチェックもいきましょう。距離は85ヤードで筒さんから。

    ―― タシュッ!と筒がナイスショット。ピンハイに ――

     (ドヤ顔しながら)58度でしたが、落ち着いたいい球でしたね。あの飛び方と止まり方。もう、言うことないです。あと、音が「カシュッ」じゃないんです。「タシュッ」っと、「タ」行からの音に聞こえるところが軟鉄鍛造の良さを感じますよねぇ〜。

    ―― 筆者はショート。花道から13ヤード ――

    筆者 うわっ、入ったァ〜〜!いきなりチップイン!! 何いまのボールの落ち着き。トンッ!って軽く打っただけなのに、プロみたいに落ち着いた粘っこい球で入っちゃった……。超キモチイイ〜〜〜!!!

     ラッキーパンチが出ましたね! ボクは『ボーケイSM8』の着弾間際のゆっくりした柔らかい飛び姿が好きなんですけど、『JAWS FORGED』って、着弾まで「スピンを維持している」タイプの飛び姿ですよね。普通このタイプのウェッジはしっかり打たないとショートしてしまうモデルもあるんですけど、なぜか距離感が合うから不思議。もう、試打しなくても大丈夫です。このウェッジなら、どんな状況でも思い通りに打てるので。

    筆者 ………。(思い通りだから試打しなくても大丈夫って…)筒さん、言いましたね? そこまで言うなら、長岡得意の超絶プレッシャーを与えますよ? 今からグリーンに上がってピン奥5ヤードでカメラ構えてますんで、ピン筋を攻めて! そこまで思い通りと言うなら、ボクに当てちゃう重圧があっても、一発で仕留められるでしょ???

     ……………。(なにこの変態……、常識外れ過ぎ……) わ、分かりましたけど、知りませんよ? 当たっても文句ナシですからね!

    筆者 フゥーーー!すげぇ!!! ツアープロみたい!!!

     TAKE1で、このショット、すごくない!?(超絶ドヤ顔)

    筆者 いや、マジで参りましたよ。まさか、こんな画が一発で撮れるなんて………。このショットやられたら、鼻の穴ひろげられても文句言えないです……。5ヤードどころか、実はワンピンくらいの真後ろに寄ってプレッシャー与えてたのに、よくボクに当てるの、怖くなかったですね……。(もしかして、当てて殺す気だった!?)

     クマのように的が大きくて打つ前は邪魔でしたけど、構えたらピンしか見えませんでした。なんというかな、集中できます、『JAWS FORGED』って。いろんな試打をやってきましたけど、初めてのクラブでここまで「手」になると、ちょっと怖いですね……。自分のエースウェッジより「手」になられると、困るというか……。(苦笑)

    筆者 ………。(ホッ、良かった。ボクを殺す気ではなかったってことね)

    Text/Mikiro Nagaoka

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