ダンロップの『スリクソン ZX5 ドライバー』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時:2020年11月20日 08時00分
「強烈な飛距離体験ができる!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典
<試打スペック>『スリクソン ZX5 ドライバー』
ヘッド素材:8AL-2Vチタン合金
クラウン :CFRPコンポジット
フェース :Siper-TIX51AF チタン合金
ヘッド体積:460cc
シャフト :Diamana ZX(S)
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
長さ :45.25インチ
ライ角 :59.0度
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
今回は『スリクソン ZX5 ドライバー』のお話です。
好みは分かれると思いますが、『スリクソン ZX5 ドライバー』のシェイプは面白いです。米ツアープレーヤーの好みを意識したというシェイプは、トゥ側の膨らみ具合や、ヒールサイドのシャープさや、高さがあるクラウンなのにシャローバックになっている所など、現在のトレンドを上手に取り入れています。テーラーメイドのドライバーユーザーの好みを意識したのだと勝手に感じましたが、それ以上に好印象です。
スリクソンの『5』シリーズのドライバーは、やさしい、というイメージがあります。『スリクソン ZX5 ドライバー』の商品説明でも、「しっかりつかまる高い弾道」と紹介されていますが、今までのスリクソンの『5』シリーズと比べて、別物というぐらいにつかまる挙動はしません。ドローよりも、ストレートに飛ぼうとします。
『スリクソン ZX5 ドライバー』を打ってわかるのは、飛距離性能です。最も飛んだホールで、260ヤード飛びました。ヘッドスピード40m/秒のスイングとしては驚異的な飛距離です。平均飛距離も230ヤードを越えました。
打音はちょうど良い音量で、締まった金属系の音質です。小気味の良い音です。やわらかい打ち応えです。この部分は、ツアードライバーとしてよく調整されています。スリクソンの底力です。
飛ぶツアードライバーを打ちたい全てのゴルファーにオススメします。スイングが固まっているゴルファーで、引っかけが怖いゴルファーにもオススメです。
一発の飛びという意味で、強烈な飛距離体験が出来るドライバーが『スリクソン ZX5』です。方向性能も高く、ストレートに飛ぼうとしますが、大きいミスショットをして、許容範囲を超えると大曲りもします。それはツアードライバーの宿命です。
『スリクソン ZX5 ドライバー』を知らずに、これからのドライバーは語れないという人がいます。機会を作って、打ってみることをオススメします。
ヘッド素材:8AL-2Vチタン合金
クラウン :CFRPコンポジット
フェース :Siper-TIX51AF チタン合金
ヘッド体積:460cc
シャフト :Diamana ZX(S)
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
長さ :45.25インチ
ライ角 :59.0度
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
今回は『スリクソン ZX5 ドライバー』のお話です。
好みは分かれると思いますが、『スリクソン ZX5 ドライバー』のシェイプは面白いです。米ツアープレーヤーの好みを意識したというシェイプは、トゥ側の膨らみ具合や、ヒールサイドのシャープさや、高さがあるクラウンなのにシャローバックになっている所など、現在のトレンドを上手に取り入れています。テーラーメイドのドライバーユーザーの好みを意識したのだと勝手に感じましたが、それ以上に好印象です。
スリクソンの『5』シリーズのドライバーは、やさしい、というイメージがあります。『スリクソン ZX5 ドライバー』の商品説明でも、「しっかりつかまる高い弾道」と紹介されていますが、今までのスリクソンの『5』シリーズと比べて、別物というぐらいにつかまる挙動はしません。ドローよりも、ストレートに飛ぼうとします。
『スリクソン ZX5 ドライバー』を打ってわかるのは、飛距離性能です。最も飛んだホールで、260ヤード飛びました。ヘッドスピード40m/秒のスイングとしては驚異的な飛距離です。平均飛距離も230ヤードを越えました。
打音はちょうど良い音量で、締まった金属系の音質です。小気味の良い音です。やわらかい打ち応えです。この部分は、ツアードライバーとしてよく調整されています。スリクソンの底力です。
飛ぶツアードライバーを打ちたい全てのゴルファーにオススメします。スイングが固まっているゴルファーで、引っかけが怖いゴルファーにもオススメです。
一発の飛びという意味で、強烈な飛距離体験が出来るドライバーが『スリクソン ZX5』です。方向性能も高く、ストレートに飛ぼうとしますが、大きいミスショットをして、許容範囲を超えると大曲りもします。それはツアードライバーの宿命です。
『スリクソン ZX5 ドライバー』を知らずに、これからのドライバーは語れないという人がいます。機会を作って、打ってみることをオススメします。
コメンテータープロフィール
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。