今季2勝の野村敏京が凱旋! クラブへの強いこだわりとは?
text by kazuhiro koyama
配信日時:2016年11月23日 15時00分
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今季2勝の野村敏京が凱旋! クラブへの強いこだわりとは?
2016年は大きな躍進のシーズンに
今季、USLPGAで2勝をあげ、大きな躍進を果たした野村敏京が、「TOTOジャパンクラシック」に出場した(※19位タイ 6アンダー)。リオ五輪では、日本代表として戦い、4位タイの好成績をおさめたが、日本の試合はひさびさで、いわば凱旋帰国となった格好だ。
2011年の「中京テレビブリヂストンレディスオープン」で、宮里藍に次ぐ最年少記録となる18歳178日での日本女子ツアー初優勝を果たし、一躍その名を轟かせたものの、それ以降もアメリカを主戦場として戦っていたこともあり、日本のゴルフファンにとって、そのパーソナリティはいまひとつ知られていないように思える。
USLPGAでの初優勝となった2月の「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」での勝利インタビューでは、その試合で2位となったリディア・コよりも「私は負けず嫌いなので、私の方がもっと上じゃないかなと思っています」という強気の発言が話題になった。しかし、普段の彼女は、明るく朗らかな性格と周囲の人々も口を揃える。「TOTOジャパンクラシック」では、時間のない中でも、時折、冗談を交えながら、丁寧に取材対応してくれたのが印象的だった。
野村は、5月にヤマハ とクラブ契約。以前から、同社のアイアンを愛用し、強い信頼を寄せていたという。「凄く良いから、他の選手にも勧めてまわってるんです(笑)」という彼女の言葉を証明するかのように、「TOTOジャパンクラシック」でも複数の選手が、ヤマハ のアイアンをバッグに入れていた。
選手としては、今季2勝で賞金ランキングは10位(「TOTOジャパンクラシック」終了時)。好成績に加えて、他の選手へのセールス活動(?)までこなす活躍ぶりは、契約プロの鏡と言えるだろう。
2011年の「中京テレビブリヂストンレディスオープン」で、宮里藍に次ぐ最年少記録となる18歳178日での日本女子ツアー初優勝を果たし、一躍その名を轟かせたものの、それ以降もアメリカを主戦場として戦っていたこともあり、日本のゴルフファンにとって、そのパーソナリティはいまひとつ知られていないように思える。
USLPGAでの初優勝となった2月の「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」での勝利インタビューでは、その試合で2位となったリディア・コよりも「私は負けず嫌いなので、私の方がもっと上じゃないかなと思っています」という強気の発言が話題になった。しかし、普段の彼女は、明るく朗らかな性格と周囲の人々も口を揃える。「TOTOジャパンクラシック」では、時間のない中でも、時折、冗談を交えながら、丁寧に取材対応してくれたのが印象的だった。
野村は、5月に
選手としては、今季2勝で賞金ランキングは10位(「TOTOジャパンクラシック」終了時)。好成績に加えて、他の選手へのセールス活動(?)までこなす活躍ぶりは、契約プロの鏡と言えるだろう。