全米オープン初日には、イライラが爆発して松山に迷惑をかけたが…
先日の全米オープンで2位になった松山英樹。初日、2日目の組み合わせは、リッキー・ファウラー&松山英樹&ジョン・ラームだった。そして、初日の途中から思い通りにならないショットにイライラが爆発したラームは、クラブを投げたり蹴ったりの態度を見せた。
結果論になってしまうが、松山が全米オープンでオーバーパーを叩いたのはラームが暴れた初日(+2)だけになった。松山は「気にならなかった」と大人のコメントを出したが、内心どう思っているのか分からない。態度の悪い同伴者と一緒に回って気持ちがいいゴルファーなど、プロにもアマにもいないと思う。ラームも反省しているはずで、今回は松山に迷惑をかけないプレーをするはずだと信じたい。
今季からテーラーメイド『TP5x』を導入。『M2』との組み合わせでぶっ飛ばす
その他のデータも22歳のルーキーに近い存在とは思えないほど高いレベルを維持している。トップ10入り7回はツアー2位だし、FWキープ率は120位と低いものの、パーオン率も69.19%と15位。スコアに影響するアプローチからグリーンまでのデータも3位で、ただの飛ばし屋ではなく、アイアンからウェッジまでショット巧者であることを示している。現時点でもファーマーズインシュランスオープンで初勝利を挙げているが、58位の平均パット1.761が改善されればもっと勝ってもおかしくないトップレベルを維持している。