• カテゴリ別に見る
  • ギア
  • レッスン
  • ライフ
  • 漫画
  • ALBA TV TOP
  • 新着動画
  • マイナビネクストヒロインツアー
  • トッププロのレッスン
  • 話題のギア・ゴルフクラブ
  • 女子プロの素顔に迫る
  • バラエティ / 密着ドキュメント
  • ゴルフニュース / 業界情報
  • プロコーチのレッスン
  • 注目のネクストヒロイン
  • トーナメント中継
  • ゴルフ界のSNS
  • 雑誌出版
  • ショッピング
  • ゴルフ場予約
  • 連載
  • ゴルフ辞典
  • プレゼント
  • ALBA 公式SNS
  • facebook
  • X
  • instagram
  • LINE お友達登録
  • YouTube (ALBA TV)
  • 関連サイト
  • Regina-Web
  • マイナビネクストヒロイン公式
  • 掲載されている全てのコンテンツの無断での
    転載、転用、コピー等は禁じます。
    © ALBA Net

    ALBA Net  ゴルフ

    メルマガ登録

    松山英樹が使う『グレートビッグバーサ』の気になる重心特性は?

    text by kazuhiro koyama

    配信日時:2016年11月12日 06時30分

    • ギア

    『グレートビッグバーサ』の重心特性とは?

    『グレートビッグバーサ』の大きな特徴は、ヘッドの外周の“スライド式ペリメーターウェイト”。松山はかなりフェード寄りにして使用している

    『グレートビッグバーサ』の大きな特徴は、ヘッドの外周の“スライド式ペリメーターウェイト”。松山はかなりフェード寄りにして使用している

     『グレートビッグバーサ』の大きな特徴は、ヘッドの外周、つまりプレーヤーにとって一番遠いところに“スライド式ペリメーターウェイト”を設置していること。ウェイトだけでなく、レールの部分にも重量があるので、ヘッドの重心はより遠くなりそうだ。

     松山にとっては使いにくいのではないか?と感じる部分はこの特性で、『ZR30』はヘッドの重心が浅く、シャフトの軸線上に近い位置にある。これはミスの許容性に関してはシビアになる反面、松山のようなパワーヒッターには操作しやすくなるメリットがある。愛用のマッスルバックアイアンとの相性も良いだろう。

     案ずるより産むが易し、ということで、ALBA本誌の【アルバギア総研】にも登場中の山崎康寛氏にヘッド重心を実測してもらった。山崎さんは東京・練馬でスタジオCGAというゴルフ工房を構えるカリスマクラフトマンだ。

     その結果が以下になる。シャフトスリーブを付けた状態で計測したため、より使用時に近い数値になっている。さらに“スライド式ペリメーターウェイト”を稼働した際の重心も計測した。

    【ニュートラルポジション】
    重心距離 38.9mm
    重心深度 37.5mm
    重心高  32.8mm

    【フェードポジション】
    重心距離 40.1mm
    重心深度 39.0mm
    重心高  32.5mm

    【ドローポジション】
    重心距離 37.4mm
    重心深度 36.5mm
    重心高  31.8mm

     この計測結果を見ると、ウェイトポジションをフェード寄り(左方向)にすると、重心距離も重心深度も長くなり、より重心が遠くになる。ドロー寄りにすれば、逆でどちらも短くなる。松山は当初かなりフェード寄りにして使用していた。つまり、重心はかなり遠い位置にあったわけだが、『三井住友VISA太平洋マスターズ』では、よりニュートラルに近いポジションにまで移動している。操作性を向上するにはドロー寄りのポジションにしたほうが都合が良いので、今後もこのあたりは微調整が続けられるだろう。

    【計測したキャロウェイ『グレートビッグバーサ』のスペック】

    総重量:309.3g
    長さ:45.125インチ(60度法)
    バランス:D1.5
    シャフト振動数:241cpm
    ヘッド重量:193.7g(スリーブなし)、201.8g(スリーブあり)
    重心角:23度(※ノーマルポジション)

    ※純正シャフト/ロフト角9度/Sフレックス
    次ページ
    【NEXTPAGE】松山が『グレートビッグバーサ』に求めていることとは?

    関連記事

    ギア 週間アクセスランキング


    おすすめコンテンツ

    アルバをラインの友達に追加するバナー。アルバからおすすめの記事がラインに届きます

    関連サイト