PGAツアー選手の【胸郭ストローク】って? 『パッティングパッケージ』を初体験!
練習器具が嫌いな人っていますよね? 筆者もそのクチだったんですが、やっぱり食わず嫌いって良くないですね。試してビックリの練習器具を見つけました!
配信日時:2021年5月31日 01時00分
競技者がみな上手くなる練習器具!?
筆者 筒さん、前回チェックしたゴルパのウェッジに引き続き、今回はEC商品の練習器具をチェックしてみたいなと。『パッティングパッケージ』っていう名前の練習器具らしいんですが、筒さん、コレ知ってます?
筒 知ってるに決まってるじゃないですか! 愚問過ぎますよ、ボク自身がこの練習器具で、めちゃくちゃストロークが良くなったことに気づかないんですか!? インドアゴルフレンジKz亀戸店の競技ゴルファーは、もう既にかなりの方がこの器具で良くなってますし。
筆者 えっ、知ってたも何も、既にユーザーだったんですね……。はやっ! ボク、この手の器具には一切興味ないというか、自分のストロークを訳のわからない器具に矯正されちゃうのが嫌なんですよ……。
筒 まぁ、気持ちは分かりますよ。(言葉悪すぎだし……)自分のスタイルを持っていて、パットに苦手意識がない人は、そう思いがちだと思います。でも、【だからスコア的にその先へ行けない】とも言えるんですけどね……。今の自分のパッティングに問題意識がないなら、そのままでいいんじゃないですか?(冷ややかな目で見てくる)
筒 知ってるに決まってるじゃないですか! 愚問過ぎますよ、ボク自身がこの練習器具で、めちゃくちゃストロークが良くなったことに気づかないんですか!? インドアゴルフレンジKz亀戸店の競技ゴルファーは、もう既にかなりの方がこの器具で良くなってますし。
筆者 えっ、知ってたも何も、既にユーザーだったんですね……。はやっ! ボク、この手の器具には一切興味ないというか、自分のストロークを訳のわからない器具に矯正されちゃうのが嫌なんですよ……。
筒 まぁ、気持ちは分かりますよ。(言葉悪すぎだし……)自分のスタイルを持っていて、パットに苦手意識がない人は、そう思いがちだと思います。でも、【だからスコア的にその先へ行けない】とも言えるんですけどね……。今の自分のパッティングに問題意識がないなら、そのままでいいんじゃないですか?(冷ややかな目で見てくる)
筆者 グッ………。(嫌な言い方するなぁ…)ちなみに、筒さんは何が良くなったんです?
筒 激変しました。ボクはフォローでかなり左手首を折って、シャフトのリーン角をコントロールして、ジャストタッチでいくタイプだったんですね。でも、この『パッティングパッケージ』を使ってから、PGAツアー選手たちがやってる【胸郭ストローク】に変わりつつあります!(ドヤ顔)カンタンに言えば、「転がりの再現性が増した」ってことですね。
筆者 えっ、【胸郭ストローク】って何ですか!?
筒 激変しました。ボクはフォローでかなり左手首を折って、シャフトのリーン角をコントロールして、ジャストタッチでいくタイプだったんですね。でも、この『パッティングパッケージ』を使ってから、PGAツアー選手たちがやってる【胸郭ストローク】に変わりつつあります!(ドヤ顔)カンタンに言えば、「転がりの再現性が増した」ってことですね。
筆者 えっ、【胸郭ストローク】って何ですか!?
基本は『パッティングパッケージ』をお腹アンカリング!
筒 その前に『パッティングパッケージ』の概要を説明しないといけないです。この器具は、自分のアドレスのみぞおち辺りに器具を当てて、その時のライ角どおりにパターのグリップと器具をつなぐんですが、普通にこうやって使うと【お腹に器具をアンカリング】状態になります。
アンカリングはもちろん禁止なんですけど、これで練習することで、腕とパター、お腹が固定されて、手先を使わずお腹中心のアーク型ストロークで超安定することが分かりますよね。腕とパターにも一体感が出て、ストロークが波打ったりせず、かなりシンプルになってムダな動きを排除できます。ほら、打ってみて。
筆者 おっ、ホントだ。【お腹アンカリング】すると、めちゃくちゃストロークが一定しますね。超ラクというか、このままラウンドしたら、やばいスコアが出そう!
筒 だから、付けたままだと違反だってば! この“アンカリング感”はあくまで練習だけ。器具を外しても近い状態になるように、反復練習するのが目的です。でも、ボクの使い方はちょっと違うんです。応用編というか、【敢えて、お腹に器具をアンカリングせず、少し離した状態で練習】します。
筆者 えっ、せっかくの“アンカリング感”を使わないの!? もったいない……。
アンカリングはもちろん禁止なんですけど、これで練習することで、腕とパター、お腹が固定されて、手先を使わずお腹中心のアーク型ストロークで超安定することが分かりますよね。腕とパターにも一体感が出て、ストロークが波打ったりせず、かなりシンプルになってムダな動きを排除できます。ほら、打ってみて。
筆者 おっ、ホントだ。【お腹アンカリング】すると、めちゃくちゃストロークが一定しますね。超ラクというか、このままラウンドしたら、やばいスコアが出そう!
筒 だから、付けたままだと違反だってば! この“アンカリング感”はあくまで練習だけ。器具を外しても近い状態になるように、反復練習するのが目的です。でも、ボクの使い方はちょっと違うんです。応用編というか、【敢えて、お腹に器具をアンカリングせず、少し離した状態で練習】します。
筆者 えっ、せっかくの“アンカリング感”を使わないの!? もったいない……。
筒「器具だけで手とパターが固定できる」
筒 そこが【胸郭ストローク】のコツなんです。もちろん、段階として、単純に手先のムダな動きを排除してストロークを安定させるためなら、基本的にはお腹アンカリングして打った方がいい。でも、ボクはお腹より下を完全固定して、胸郭より上を上下に分離したい。だから、お腹アンカリングせずに少し離して打ちます。
『パッティングパッケージ』を付けると、お腹アンカリングしなくても、そもそも両手首の角度も変わらず、腕の五角形や三角形が変わりづらくなりますよね? だから、少しお腹から離した状態でも、ストロークをシンプルにする力がありますし、この腕の状態なら、胸郭を動かすことに集中しやすいんですよ!
筆者 ??? お腹より上だけを動かすのが【胸郭ストローク】ってこと? それって、【ショルダーストローク】とは何が違うんですか???
筒 まぁ、よく「ショルダーストローク」と表現されますし、そうやってるつもりの人も多いでしょうね。でも、「ショルダーストローク」と言うと、【動きを誤解する人も多い】んですよ。背骨の角度を無視して、肩を地面と平行に回す人もいれば、肩を必要以上に上下にギッコンバッタンしちゃう人も出てきます……。自分のパターの長さやライ角に合わせて動きを矯正してくれた方が、早く正しいコツがつかめますよね?
『パッティングパッケージ』を付けると、お腹アンカリングしなくても、そもそも両手首の角度も変わらず、腕の五角形や三角形が変わりづらくなりますよね? だから、少しお腹から離した状態でも、ストロークをシンプルにする力がありますし、この腕の状態なら、胸郭を動かすことに集中しやすいんですよ!
筆者 ??? お腹より上だけを動かすのが【胸郭ストローク】ってこと? それって、【ショルダーストローク】とは何が違うんですか???
筒 まぁ、よく「ショルダーストローク」と表現されますし、そうやってるつもりの人も多いでしょうね。でも、「ショルダーストローク」と言うと、【動きを誤解する人も多い】んですよ。背骨の角度を無視して、肩を地面と平行に回す人もいれば、肩を必要以上に上下にギッコンバッタンしちゃう人も出てきます……。自分のパターの長さやライ角に合わせて動きを矯正してくれた方が、早く正しいコツがつかめますよね?
筆者 なるほど。で、正しい【胸郭ストローク】というのは?
筒 PGAツアー選手は、外国人だから腰の位置が日本人より高いこともあるんですけど、お腹から下の下半身を固定した状態で、胸郭より上と分離できています。胸郭と肩だけを動力源に動かすから、すごく再現性が高いし、スピードコントロールも上手くなります。可動する部分がそこだけなので、カンタンに言えば、ある種【自分がパッティングロボット化する】ということです。
アマチュアの方は、プロみたいに毎日パッティング練習するわけじゃないですよね? だから、なかなか“一貫性”が保てないというか、その日のグリーンと自分の“感じ”だけに頼って【結局、出たとこ勝負】になるじゃないですか。それに加えて、ストロークのメカニズム的にも、動きやすいというか、ルーズな部分がたくさんありますよね?
PGAツアー選手のように、【胸郭ストローク】要素を少し取り入れるだけでも、パッティングの一貫性がすごく高まるのは間違いないと思いますよ。たとえ平らなラインでも、毎回ターゲットに真っすぐ狙い通りに転がすのって、けっこう難しいですよね?【胸郭ストローク】にトライすれば、自分がどれだけ小手先で不安定な調整を毎回してたか分かるはず。
筒 PGAツアー選手は、外国人だから腰の位置が日本人より高いこともあるんですけど、お腹から下の下半身を固定した状態で、胸郭より上と分離できています。胸郭と肩だけを動力源に動かすから、すごく再現性が高いし、スピードコントロールも上手くなります。可動する部分がそこだけなので、カンタンに言えば、ある種【自分がパッティングロボット化する】ということです。
アマチュアの方は、プロみたいに毎日パッティング練習するわけじゃないですよね? だから、なかなか“一貫性”が保てないというか、その日のグリーンと自分の“感じ”だけに頼って【結局、出たとこ勝負】になるじゃないですか。それに加えて、ストロークのメカニズム的にも、動きやすいというか、ルーズな部分がたくさんありますよね?
PGAツアー選手のように、【胸郭ストローク】要素を少し取り入れるだけでも、パッティングの一貫性がすごく高まるのは間違いないと思いますよ。たとえ平らなラインでも、毎回ターゲットに真っすぐ狙い通りに転がすのって、けっこう難しいですよね?【胸郭ストローク】にトライすれば、自分がどれだけ小手先で不安定な調整を毎回してたか分かるはず。
筒 「みぞおち中心もいいけど、動き過ぎる傾向」
筆者 う〜〜ん………。ボク自身、みぞおち中心のストロークなんですよ。両ヒジは体に付けて構えますし、みぞおちというか、ヘソを中心としてお腹と両ヒジを一緒に回すので、必然的にヘッドもアークを描きます。肩や胸郭なんて、意識したことないです………。こういうショルダーストロークじゃない打ち方は再現性が悪くてダメってこと???
筒 長岡さん、結局その打ち方がラクなんでしょ? でも、それって、動きやす過ぎませんか? 一度、『パッティングパッケージ』を付けて、アンカリングせず【胸郭ストローク】をやってみると自分のストロークとの【動力源の違い】が分かりますよ。それに、可動する部分が少なくなれば、ヘッド軌道も転がりも変わるはずですから!
筆者 え〜〜っと、お腹より下は固定ってことですね。肩と胸郭だけ……、ウワッ! 何このボールの転がりの良さ……。フェース開閉とか、調整が全く入らないですね。狙ったとこに真っすぐ転がる………。確かに、慣れないから動力源が自分のやり方と違って難しいですけど、自分のお腹中心のストロークよりはるかに再現性いいかも……。
筒 長岡さん、結局その打ち方がラクなんでしょ? でも、それって、動きやす過ぎませんか? 一度、『パッティングパッケージ』を付けて、アンカリングせず【胸郭ストローク】をやってみると自分のストロークとの【動力源の違い】が分かりますよ。それに、可動する部分が少なくなれば、ヘッド軌道も転がりも変わるはずですから!
筆者 え〜〜っと、お腹より下は固定ってことですね。肩と胸郭だけ……、ウワッ! 何このボールの転がりの良さ……。フェース開閉とか、調整が全く入らないですね。狙ったとこに真っすぐ転がる………。確かに、慣れないから動力源が自分のやり方と違って難しいですけど、自分のお腹中心のストロークよりはるかに再現性いいかも……。
筒 さすがに、『パッティングパッケージ』を付けると、長岡さんでも【胸郭ストローク】の覚えが早いですね……。どう? PGAツアー選手のやってることって、理にかなってません!?
筆者 ………。(悔しいけど、認めざるを得ない)まさか自分がこんなに変わると思いませんでした。これ、マジですごい練習器具ですね……。試す前は、練習器具なんてバカにしてましたけど、使い方と目的をちゃんと教えてもらうとめちゃくちゃ効果ありますね!
Text/Mikiro Nagaoka
『パッティングパッケージ』の購入はこちら
筆者 ………。(悔しいけど、認めざるを得ない)まさか自分がこんなに変わると思いませんでした。これ、マジですごい練習器具ですね……。試す前は、練習器具なんてバカにしてましたけど、使い方と目的をちゃんと教えてもらうとめちゃくちゃ効果ありますね!
Text/Mikiro Nagaoka
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連載
#大量発注 ゴルパの佐藤さん