『ERC SOFT ボール』は、スピン性能を向上させたことで、トータルバランスが前モデルよりワンランク上がったと感じさせます。素晴らしいデキです。

トリプルトラックは、見慣れてきた感じはしますが、僕のようにパットのときにもボールのラインを合わせないゴルファーでも、全てのショットでマイボールとして目立つというプラスになると思います。

やわらかいけれど芯感があるボールが好きなゴルファー、または、点で攻めるゴルフがしたいゴルファーに『ERC SOFT ボール』はオススメです。

売りである飛距離性能に関しては、ほぼ完璧でした。このポイントだけで使おうという動機に、十分になると思います。

キャロウェイのボールは、外国ブランドのボールによくあるメーカー名がブランドとして大きなロゴになっていましたが、『ERC SOFT ボール』は、キャロウェイのロゴだけではなく『ERC SOFT』も入った二行のロゴになっています。個人的には、それが良いと思っていたので、新しい『ERC SOFT ボール』でも継承されてホッとしました。

『ERC SOFT ボール』は、カバーがウレタンではない第三のツアーボールとして、素晴らしい仕上がりです。飛距離アップでも良し。スコアアップでも良し。使ってみるべきボールです。

▼『SUPERSOFT MAX ボール』

構　　造：3ピース
コ　　ア：ハイエナジー・コア
カバー　：新ハイブリッドカバー（パラロイド耐衝撃強化剤配合）
パターン：ヘックス・エアロネットワーク パターン
カラー　：ホワイト、イエロー

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学１年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員