『TP5x ボール』は、2021年4月9日に発売されました。
ディンプルや内部構造が変更された完全なリニューアルです。

『TP5x ボール』のコピーは、「すべてのクラブで性能を発揮する、先進のツアーボール」です。

『TP5x ボール』は、新開発の「ツアーフライトディンプルパターン」を採用しています。322個のディンプルパターンは前モデルと変えずに、ディンプルの深さを浅くして、壁を急角度にしました。新しくしたことで、上昇時は空気抵抗を低減し、落下時の揚力を向上させたことで遠くに伸びていく弾道になり、結果として、キャリーの距離がアップするのです。

テーラーメイド独自の5層構造は、ドライバーでは低スピンながら高初速、各番手ごとに必要なスピン量を確保していく先進的なものです。1〜3層目の「トライファストコア」が、インパクト時に効率的なエネルギー伝達を行い、低スピンなボールを生みます。4〜5層目の「ディアルスピンカバー」が、グリーン周辺でのバックスピン性能を発揮します。

前モデルから引き続き、4層目の「インナーカバー」に新素材の「HFM＝HIGH FLEX MODULUS」を取り入れた「スピードレイヤーシステム」を採用しています。新しい素材は、エネルギー伝達能力に優れていて、飛距離向上とコントロール性能向上に寄与しています。

3代目になる『TP5x ボール』は、更にツアーボールとしての完成度を高めていると言えるようです。

試打した日は、薄曇り、気温は8度〜15度。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。使用したボールは、もちろん『TP5x ボール』です。

前モデルも高評価だったツアーボールの機能に注目してながら、打ってみました！