シン貧打爆裂レポート『PRGR 05 アイアン』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2021年8月6日 08時00分
打感・打ち応え
『PRGR 05 アイアン』の打音ですが、音量は大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良い感じです。音質は、スパッという感じの少しだけ濡れ感がある高音質の良い音です。モリブデン鋼のフェースの打音に違和感を持つ人がいますが、見事に玄人好みの打音にチューニングされています。
打ち応えは、適度な弾き感と重さがあって、しっかりしたボールが打てている感触があります。シャフトが、手に持ったときに頼りなく感じるのですけれど、打つとかなりしっかりとして、打ち負けない強さがあります。これが打ち応えに良い影響をしていると感じました。
打ち応えは、適度な弾き感と重さがあって、しっかりしたボールが打てている感触があります。シャフトが、手に持ったときに頼りなく感じるのですけれど、打つとかなりしっかりとして、打ち負けない強さがあります。これが打ち応えに良い影響をしていると感じました。
弾道・球筋・スピン
『PRGR 05 アイアン』の弾道は、明確に高弾道です。無理をせずに、普通に打っても、ある程度の高さまではボールが上がる感触があります。
ストレート系のボールが出る癖のない球筋が得意なアイアンです。
もう一つ感じたのは、一見、華奢に見えて、切れ味で勝負するアイアンのように感じますが、打撃で押し切るタイプの無骨な側面があるアイアンです。大きいミスをしない限り、ボールはあまり曲がりません。そういう意味で、曲がりの許容範囲が大きいのも特徴です。
スピン性能は、強烈なバックスピンはかかりませんが、止まろうとする役目は果たしてくれます。7番アイアンで、まあまあの固さで平らなグリーンに打った場合でも、1ピンぐらいでは止まってくれます。
ストレート系のボールが出る癖のない球筋が得意なアイアンです。
もう一つ感じたのは、一見、華奢に見えて、切れ味で勝負するアイアンのように感じますが、打撃で押し切るタイプの無骨な側面があるアイアンです。大きいミスをしない限り、ボールはあまり曲がりません。そういう意味で、曲がりの許容範囲が大きいのも特徴です。
スピン性能は、強烈なバックスピンはかかりませんが、止まろうとする役目は果たしてくれます。7番アイアンで、まあまあの固さで平らなグリーンに打った場合でも、1ピンぐらいでは止まってくれます。
飛距離性能
『PRGR 05 アイアン』は、クラシックなアイアンよりちょうど1番手飛ぶように設計されています。実際にコースで打った場合、トータル距離で比較すると転がりの分もあるので、1.5番手アップだと考えても良いと思います。
少しぐらい芯を外しても、距離が1番手落ちるようなことはありません。ジャストミートした距離と、少し外した距離はほぼ同じです。打ち応えでは、ミスヒットは詳細にわかりますから、不思議な感じがしましたが、これは機能としては素晴らしいものです。
少しぐらい芯を外しても、距離が1番手落ちるようなことはありません。ジャストミートした距離と、少し外した距離はほぼ同じです。打ち応えでは、ミスヒットは詳細にわかりますから、不思議な感じがしましたが、これは機能としては素晴らしいものです。
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⇒ ロマン派ゴルフ作家語るロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』