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    スイング計測システム、エプソン『エムトレGolf』のデータは、ホントに信じていいのか?

    汗だくになって練習しても上手くなるとは限らないし、ひょっとしたら下手固めになっている気もする。そんな悩める人のために<strong><font color="#0000ff">『M-Tracer』</font></strong>という、スイングをデータ化して見せてくれる計測器があるみたいだ。興味はあるけれど、それって高くないんですか? データは信用できるんですか?

    配信日時:2021年9月7日 03時00分

    • ギア
    目次 / index
    スマホにアプリをインストールし、センサーとペアリングすればパター以外のすべてのクラブのスイング計測ができる。(本体価格27,280円(税込)
    スマホにアプリをインストールし、センサーとペアリングすればパター以外のすべてのクラブのスイング計測ができる。(本体価格27,280円(税込)
    • 1打毎に、スイング軌道が3Dでスマホ内に保存されて、あらゆる角度から表示が可能
    • ミズノのクラブフィッティングで使用するシャフトに装着した計測器「シャフトオプティマイザー3D」はM-Tracerのデータがベースになっており、計測値の信用度の高さがうかがえる
    • ヘッドスピード、クラブパス、フェース角、相対フェース角など、さまざまなスイングデータを計測でき、「GCクワッド」と同等レベルの高い精度を誇る
    • NU(ナチュラルアンコック)、NRT(ナチュラルリリースタイミング)など、他の製品にはない指標が!
    この記事の写真 7 枚を見る

    高感度6軸センサーでクラブの動きを把握



    ゴルフ界では様々な計測器が導入され、かつては“感覚”で漠然としか掴めなかったことが“数値”で可視化されるようになった。『M-Tracer』は、プリンタやデバイスなどの精密機器で知られるセイコーエプソンが3代にわたってリリースしている。『MT520G』シリーズはグリップエンドに本体(センサー)を装着して球を打つと、1球ごとにスイングに関するデータ(ヘッドスピード、フェースの向き、ヘッド軌道、入射角、力の使い方など)を計測して、ペアリングしたスマホですぐにチェックできる。

    ここで率直な疑問が。『M-Tracer』が計測したデータや数値はどれだけ信用できるのか? セイコーエプソンの小平健也氏はこう答える。
    1打毎に、スイング軌道が3Dでスマホ内に保存されて、あらゆる角度から表示が可能

    1打毎に、スイング軌道が3Dでスマホ内に保存されて、あらゆる角度から表示が可能

    『M-Tracer MT520G』は、セイコーエプソンが誇る世界的に高いレベルのセンシング技術を応用して、スイング中のクラブの動きを3Dで精密に測って、クラブの動きを1秒間に2000コマの精度で測定して、1000コマ分に平均化して分析しています。この“分解能”の高さがとても重要で、グリップエンドに装着する本体には、高精度な加速度センサーと角速度センサーを内蔵しました。

    カンタンに言うと、ある物体がA→B地点へ真っすぐ動く時の速さの変化量を検出するのが加速度センサーで、ある物体が回転する速さと角度の変化量を検出するのが角速度センサー(別名/ジャイロセンサー)。2つのセンサーの働きによって、三次元の空間でクラブがどう動いているかを検知します。そして、クラブの動きを司る、力の動きを最新の動力学アルゴリズムを使って“見える化”しています」(以下、小平氏)

    秒2000コマまで細分化。精度の高さに自信

    ミズノのクラブフィッティングで使用するシャフトに装着した計測器「シャフトオプティマイザー3D」はM-Tracerのデータがベースになっており、計測値の信用度の高さがうかがえる

    ミズノのクラブフィッティングで使用するシャフトに装着した計測器「シャフトオプティマイザー3D」はM-Tracerのデータがベースになっており、計測値の信用度の高さがうかがえる

    とはいえ『M-Tracer』はコンパクトだし、価格は2万円台。プロが愛用したり、ゴルフスタジオなどにある高額な測定器に比べれば、さすがに計測精度は敵わないのでは?

    「クラブの動きを精密に測定してスイングを計測する『M-Tracer』と、弾道を測定するマシン類では計測方法も目的も違うので単純比較できませんが、データ検証のために高速度カメラでクラブとボールの動きを測定する『GCクアッド』の数値を比較対象としてテストしてみました。お互いの共通項となるインパクトの情報を1Wと7Iの比較ですね。

    すると、HS、クラブパス、フェース角、相対フェース角は高い相関関係があるという結果に。共通する4つの指標で『GCクアッド』と『M-Tracer』は、同じレベルの計測精度を備えていると言えます。現在では、その高度なセンシング技術が、ミズノのフィッティングや、他の多くのメーカーのフィッティングシステムに採用されています」(以下、小平氏)

    では『M-Tracer』をクラブに装着すると、どんなデータが測れてどういうことが分かるのか。『MT520G』のセンサーをセイコーエプソンと共同開発した、ティースリーの取締役・伊藤一浩氏に詳しく聞いた。

    自分の長所と短所を客観的に分析できる

    ヘッドスピード、クラブパス、フェース角、相対フェース角など、さまざまなスイングデータを計測でき、「GCクワッド」と同等レベルの高い精度を誇る

    ヘッドスピード、クラブパス、フェース角、相対フェース角など、さまざまなスイングデータを計測でき、「GCクワッド」と同等レベルの高い精度を誇る

    「その人のスイングに関するデータを計測してスイングを“見える化”するだけでなく、スイング軌道の表示やスイングの解析や総合診断、その人の課題克服につながるレッスン動画など、上達をサポートするための多彩な機能やサービスがあります。そして、計測したデータは無限に蓄積されて、いつでも見直し整理ができる。スイング撮影も簡単で、スイングを計測するときに検出するインパクトの衝撃によって、自動で“1球ごと”に切り取って動画を並べるので、後で見直しやすくなっています(以下、伊藤氏)

    3代目になってさまざまな進化があると言われても、正直、どこまで高度化したか、今イチ分からない。
    「まず、センサー自体が進化して、本体は前作の22gから12gと軽くなりました。また、前作はグリップの下部にセンサーを付けましたが、新作はグリップエンドへ装着するようになり、精度も利便性も良くなりました。何より『M-Tracer』は3代を通して、のべ7万台以上が使用されており、2800万を超えるスイングのデータが蓄積されている。今も月間で約20万のデータが増え続けており、その数は計測システムの中でも多いほうだと思います。このデータがあるからこそ、各指標でリアルな標準値がはじき出せますし、データが増えるほどたくさんのフィードバックが得られて、さらなる進化につながります

    ただ、スイング計測器は他にもあるし、違いをそこまで出せないのでは?

    【力の使い方】を視るのは『M-Tracer』だけ

    NU(ナチュラルアンコック)、NRT(ナチュラルリリースタイミング)など、他の製品にはない指標が!

    NU(ナチュラルアンコック)、NRT(ナチュラルリリースタイミング)など、他の製品にはない指標が!

    「計測しているデータ一覧を見ればわかりますが、多種多様な数値を計測しています。それに加え、 “スイング効率”という、目で見ることができなかった、力の使い方を数値化していることが他とは違います。それが『ナチュラルアンコック(NU)』『ナチュラルリリースタイミング(NRT)』という『M-Tracer』ならではの指標となります。この数値が高いほど、大きなエネルギーをクラブに伝えてヘッドを走らせていることになります。例えるなら、成人男性に比べれば体格では引けをとる女子プロが、そういう人たちにも負けない飛距離を出せるのは、この2つの数値が高いからと言えます」

    ゴルファーが『M-Tracer』を利用することで、どんなメリットがあるのか知りたい。正直、理系の人には喜ばれても、文系のオジサンが使いこなせるのか不安が先立つのが常というものだろう。

    「効率的な上達につながると思います。一生懸命に練習しても自分のスイングの変化はわかりにくいし、どこをどう直せばいいかも分からない。そういう難しさがゴルフにはあるのではないでしょうか。いろいろなメディアで良質なレッスンを見て取り組んでも、練習の成果を確認する方法が少ないですよね。ですから、『M-Tracer』を装着することで、自分のスイングの“答え合わせ”ができればいいと思っています。ただ打ち続けるだけで“答え合わせ”をしなければ、採点をしないテストと同じこと。
    ○×を付けて、改善ポイントを知らされるから課題を克服しようと努めるし、その積み重ねがスキルアップに結びつくのだと思います。正しい練習をすれば必ず上達するはずですが、それが正しいかどうかを確認・検証するすべがなければ、効率の悪い練習となってしまいます。だからこそ、常に自分のスイングを可視化して練習することが肝要ではないでしょうか。いつでも、どこでも、誰でもが、楽しめる『M-Tracer』が、多くの悩めるゴルファーの上達をサポートできると確信しています」

    ゴルフも感覚だけでなく、データを重視して、効率よく上達する時代がきているようだ。あとは、プレーヤーがどれだけデータを理解し活用できるかにかかっている。

    &#9654;&#9654;エムトレGolf、エプソン『M-Tracer for Golf MT520G』&#9664;&#9664;

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