ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

シン貧打爆裂レポート『LS フェアウェイウッド』

シン貧打爆裂レポート『LS フェアウェイウッド』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2021年9月1日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『LS フェアウェイウッド』は、特別な部分が見える範囲ではありません。オリジナルのシャフトも、持って左右に振ると大きくしなるので不安になりますが、ちゃんとアジャストして、タイミング良く振り切れば、自動的に機能するシャフトです。振ってみるとしっかりしています。これは、想定を遙かに超えて良かったです。シャフトの良さが飛距離に繋がっているという感覚すらあります。高めの打ち出しになりますが、ミスをしても一定の浮力はあります。これはお見事だと感心しました。

ヘッドスピード40m/s前後で、飛距離が出るフェアウェイウッドが欲しいゴルファーに『LS フェアウェイウッド』はオススメです。

少しだけ注意したいのは、アドレスビューでヘッドが薄く平べったく、大きく見えますが、油断すると少しフェースがかぶりやすいところです。出球が左に行きやすい傾向があるので、フェースがかぶってインパクトをしてしまうと、引っ掛けのミスショットになってしまいます。この辺りを上手くアジャストすることができれば、『LS フェアウェイウッド』は多くのゴルファーの武器になります。

見た目で最新のテクノロジーとかがわかりづらいのに、高額な価格帯に分類されるクラブですから、購入を決断するのが難しい可能性が高いことが、ちょっと可哀想なクラブだなぁ、と思いました。

『LS フェアウェイウッド』は、少し短くて、ロフトも寝ているのに、やさしいだけではなく、飛距離も出るのです。プロギアの技術力の結晶ということだと思いますが、今まで、スプーンはちょっと、と敬遠していたゴルファーには試して欲しいクラブです。

近い将来、フェアウェイウッドは少し短くなるという説がありますが、『LS フェアウェイウッド』を打って、初めて“あるかもしれない”と思ったりしました。

試打アイテムスペック

『LS フェアウェイウッド』

ヘッド素材 :マレージング鋼(AM355P)
フェース素材:マレージング鋼(CUSTOM455)
ヘッド体積 :186cc
ロフト   :16.5度
ライ角   :59度
シャフト  :Speeder EVOLUTION FOR PRGR M-40(SR)
長さ    :42.5インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

ギア 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト