シン貧打爆裂レポート『T200 アイアン』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2021年9月30日 08時00分
打感・打ち応え
『T200 アイアン』の打音ですが、音量はちょうど良い大きさです。大きすぎず、小さすぎず、とても良い感じです。音質は、高音で少し残響があります。打っている、という気分になれる小気味が良い音だといえます。
打ち応えは、軽めです。フェースのどこに当たったかは、敏感に伝わりますし、真芯に当たったときの抜け感は濁りがなく素晴らしいと分類されると思います。
打ち応えは、軽めです。フェースのどこに当たったかは、敏感に伝わりますし、真芯に当たったときの抜け感は濁りがなく素晴らしいと分類されると思います。
弾道・球筋・スピン
『T200 アイアン』の弾道は、伸びがある美しい弾道で、高弾道と中弾道の中間という感じになります。球筋は、高低の打ち分けは鈍感な感じがしますが、ドローフとェードは敏感に反応します。いわゆるコントロールがしやすいアイアンで、ボールを操作している感じを味わえます。
スピン性能は、かなりハイレベルで、その場で止まろうとする意思を感じるスピンです。中空構造のアイアンは、スピンがかかりにくい傾向がありますが、『T200 アイアン』は全く違います。ただ、真芯に当たらず、トウ側にヒットするとドロップしたような転がるボールも出てしまうので、その点は注意が必要です。
スピン性能は、かなりハイレベルで、その場で止まろうとする意思を感じるスピンです。中空構造のアイアンは、スピンがかかりにくい傾向がありますが、『T200 アイアン』は全く違います。ただ、真芯に当たらず、トウ側にヒットするとドロップしたような転がるボールも出てしまうので、その点は注意が必要です。
飛距離性能
『T200 アイアン』は、クラシックなロフトのアイアンと比較して、ほぼ1番手アップの飛距離になります。ほぼ、と書いたのは、1番手弱になるからです。これは飛ばないのではなく、ほぼキャリーの距離で、ランがないからです。
中空構造のアイアンは、飛距離性能が優れていたり、飛ぶことを売りにしているケースが多いですが、『T200 アイアン』は、飛距離よりもコントロール性能の高さが際立っていると感じました。
中空構造のアイアンは、飛距離性能が優れていたり、飛ぶことを売りにしているケースが多いですが、『T200 アイアン』は、飛距離よりもコントロール性能の高さが際立っていると感じました。
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⇒ ロマン派ゴルフ作家語るロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』