シン貧打爆裂レポート『ST-G 220 ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2021年11月18日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『ST-G 220 ドライバー』は、米国で大ヒットした『ST 190 G』の後継機種です。日本国内では未発売だったので、ピンと来ない人が多いかもしれませんが、知っている人にとっては、嬉しい知らせです。
丸形の美しいシェイプですが、ヘッドが大きく見えて、シャープなヘッドが上級者用のドライバーだという好みにこだわりがあると、「?」となると思われます。僕もややそういうこだわりがあるのですけれど、不思議と構えやすいドライバーで、アドレスするとピタッとするのです。
打ってみて、納得しました。『ST-G 220 ドライバー』は、新しい技術と古い感触を融合させたドライバーなのです。オールドゴルファーにとって、忘れていた感触が味わえますし、新しいゴルファーには未知の感触を味わうことが出来ます。
最初に書きますが、トップレベルに飛距離が出るだけではなく、3ラウンド使用して、全てフェアウェイという滅多にない結果を残しました。狙いから最もはずれたボールでも15ヤード。つまり、ほぼ全てが狙い通りに打てたのです。これは驚異的な結果です。
『ST-G 220 ドライバー』は、多くのゴルファーが使えるドライバーです。トップレベルのゴルファーから初級者まで、ある程度のヘッドスピードと、ドライバーを打つ技術があれば大丈夫です。やさしくするために、それが癖になってしまっているドライバーが多い中で、癖がないのです。
『ST-G 220 ドライバー』は、腕前に自信があるオールドゴルファーと向上心とパワー溢れるゴルファーにオススメします。自分の先生みたいな部分もあるので、上手くしてくれることが期待できます。
フェースに乗る感触が素晴らしい反面、弾き感とか、初速感が弱い部分がありますが、コースで何発か納得いくボールが出れば、そんなことは微塵も気にならなくなります。
僕の場合は、ランで稼ぐボールが出て、かなり面白くプレーが出来ました。売り文句や机上の理論でランで稼ぐドライバーはありますが、実際にコースで実感できるのは、本当に少ししかありません。『ST-G 220 ドライバー』は、女子プロのようにランで稼ぐボールが打てます。
ただし、試打ラウンド中にヘッドスピードが速い人に打ってもらったのですが、パワーがある場合は、逆にキャリーで稼ぐドライバーになります。コントロール性能は落ちませんから、武器としては、こちらの使用法のほうが王道なのかもしれません。
『ST-G 220 ドライバー』は、不思議な印象を持たせるドライバーです。それなのに、しっかりと結果も出せる優等生です。ヒットしているドライバーを試打しても自分に合わないと、迷っているゴルファーに、手に取って欲しいドライバーです。
丸形の美しいシェイプですが、ヘッドが大きく見えて、シャープなヘッドが上級者用のドライバーだという好みにこだわりがあると、「?」となると思われます。僕もややそういうこだわりがあるのですけれど、不思議と構えやすいドライバーで、アドレスするとピタッとするのです。
打ってみて、納得しました。『ST-G 220 ドライバー』は、新しい技術と古い感触を融合させたドライバーなのです。オールドゴルファーにとって、忘れていた感触が味わえますし、新しいゴルファーには未知の感触を味わうことが出来ます。
最初に書きますが、トップレベルに飛距離が出るだけではなく、3ラウンド使用して、全てフェアウェイという滅多にない結果を残しました。狙いから最もはずれたボールでも15ヤード。つまり、ほぼ全てが狙い通りに打てたのです。これは驚異的な結果です。
『ST-G 220 ドライバー』は、多くのゴルファーが使えるドライバーです。トップレベルのゴルファーから初級者まで、ある程度のヘッドスピードと、ドライバーを打つ技術があれば大丈夫です。やさしくするために、それが癖になってしまっているドライバーが多い中で、癖がないのです。
『ST-G 220 ドライバー』は、腕前に自信があるオールドゴルファーと向上心とパワー溢れるゴルファーにオススメします。自分の先生みたいな部分もあるので、上手くしてくれることが期待できます。
フェースに乗る感触が素晴らしい反面、弾き感とか、初速感が弱い部分がありますが、コースで何発か納得いくボールが出れば、そんなことは微塵も気にならなくなります。
僕の場合は、ランで稼ぐボールが出て、かなり面白くプレーが出来ました。売り文句や机上の理論でランで稼ぐドライバーはありますが、実際にコースで実感できるのは、本当に少ししかありません。『ST-G 220 ドライバー』は、女子プロのようにランで稼ぐボールが打てます。
ただし、試打ラウンド中にヘッドスピードが速い人に打ってもらったのですが、パワーがある場合は、逆にキャリーで稼ぐドライバーになります。コントロール性能は落ちませんから、武器としては、こちらの使用法のほうが王道なのかもしれません。
『ST-G 220 ドライバー』は、不思議な印象を持たせるドライバーです。それなのに、しっかりと結果も出せる優等生です。ヒットしているドライバーを試打しても自分に合わないと、迷っているゴルファーに、手に取って欲しいドライバーです。
試打アイテムスペック
『ST-G 220 ドライバー』
ヘッド素材 :α-β系チタン合金(Ti811)、ウェイト SU304+Ti-6AL-4V、クラウン カーボン
フェース素材:β系チタン合金(2041Ti)
ヘッド体積 :460cc
ロフト :9.0度 (プラスマイナス2度調整可能)
ライ角 :56.5度
シャフト :TOUR AD GM-200 D(S)
長さ :45.0インチ
ヘッド素材 :α-β系チタン合金(Ti811)、ウェイト SU304+Ti-6AL-4V、クラウン カーボン
フェース素材:β系チタン合金(2041Ti)
ヘッド体積 :460cc
ロフト :9.0度 (プラスマイナス2度調整可能)
ライ角 :56.5度
シャフト :TOUR AD GM-200 D(S)
長さ :45.0インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』