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    シン貧打爆裂レポート『B1 フェアウェイウッド』

    貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

    配信日時:2021年11月24日 08時00分

    • ギア

    ロマン派ゴルフ作家語る

    『B1 フェアウェイウッド』は、構えた感じでは、無駄がなく、言うことなしの満点です。今回、スプーンと5番ウッドの2本を打ちましたが、どちらもアドレスビューは素晴らしいのひと言です。

    想定していたよりもハードだ、というのが第一印象です。ティーアップして使うと楽に打てますが、地面から打つ際にはパワー不足が致命傷になります。逆に、パワーに自信があるゴルファーにとっては、最高の1本になる可能性があります。

    余計ないことを一切しないクラブです。フェアウェイウッドは、性能を発揮させる意味もあって、癖があるものが多いのですが、『B1 フェアウェイウッド』は、それがないのです。余計なことをしないことは、助けてもくれないこととほぼイコールです。個人的には、高評価です。

    『B1 フェアウェイウッド』は、パワーがあって、今までの吹き上がりすぎたりして悩んでいたゴルファーにオススメします。スプーンと5番ウッドで難易度が全然違うフェアウェイウッドが市場にたくさんありますが、このクラブは、ほぼ難易度は同じです。単純にアイアンの番手と同じで、距離を打ち分けるための2本です。

    『B1 フェアウェイウッド』は、トッププロのために作られたフェアウェイウッドです。アマチュアが軽い気持ちで使うのは、ヘッドスピードが速いケースだけだと思いました。

    真芯をとらえたときの弾道の美しさとキャリーで勝負できるフェアウェイウッドは希少です。見た目ではわかりづらいですが、特別な1本です。

    万民が打てるように作ると、こういうフェアウェイウッドは絶対に作ることが出来ないと思いました。試打ラウンドでは、きっちり打たないと良い当たりにならないので、かなり緊張感があるものになり、本当に疲れました。打ち手を剥き出しにするのが『B1 フェアウェイウッド』なのです。

    試打アイテムスペック

    『B1 フェアウェイウッド』

    ヘッド素材 :SUS630ステンレス、ステンレスウェイト
    フェース素材:HT1770M マレージング鋼
    ヘッド体積 :#3/169cc #5/147cc
    ロフト   :#3/15度 #5/18度
    ライ角   :#3/57度 #5/57.5度
    シャフト  :TOUR AD BS-6(S)
    長さ    :#3/43インチ #5/42.5インチ

    【著者紹介】篠原嗣典

    ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
    連載

    ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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