シン貧打爆裂レポート『XXIO X-eks- ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2021年12月15日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『XXIO X-eks- ドライバー』の特徴であるクラウンについているウイングは、構えたときに気にならないように工夫されています。全く気にならずに打てました。ヘッドのフォルムは、とても本格的で、構えたときに全体のバランスが良いことは大きなプラスポイントです。
素振りしてみると、気持ち良く振れます。やさしいそうなイメージが、ドーンと湧きました。しかし、打ってみるとビックリしたのですが、けっこうハードなのです。強弾道ですが、ちゃんと打てなければ機能しません。
前モデルでも感じましたが、『XXIO X-eks- ドライバー』は、XXIOの特徴を殺さずに、ヘッドスピードが速いゴルファー向けに開発した独特のドライバーです。
『XXIO X-eks- ドライバー』は、ある程度ドライバー打てる自信があり、ヘッドスピードも速いゴルファーにオススメします。
しかし、一つ、気になる点があります。特徴を残すことは、いわゆる癖ともいえるわけです。個人的には、良く出来ているだけに、もう少しXXIOカラーを薄くして欲しかったと強く感じました。本格的にボールを打てるゴルファーにとって、癖が強すぎるのは邪魔になってしまうからです。
普通のXXIOを使っていたゴルファーが、パワーアップして、『XXIO X-eks- ドライバー』に変更することは、本当に少ないように思うのです。基本的には、『XXIO X-eks- ドライバー』を使ったゴルファーが、オールドゴルファーになっても『XXIO シリーズ』ユーザーになってもらうきっかけになるドライバーだと思うのです。だとすると、XXIOらしさが強すぎるのは、本来なら使い手になるはずの健全なゴルファーを逃す原因になってしまうことを想像しました。
やさしさには、いくつかの種類があります。ストレートに飛ぼうとする基本性能はやさしさの一つですが、とらえることに敏感なのに、左には行かせない工夫が大きな矛盾になって癖になってしまっているのです。もちろん、それがドンピシャに自分に合っているというゴルファーはいます。その場合には、自分専用のモデルとして喜ばしいことです。
『XXIO X-eks- ドライバー』は、本当に特別なドライバーに仕上がっています。明確な個性を持っているクラブが増えてきているので、トレンドに対するXXIOなりの回答なのかもしれません。
売れている外国ブランドのドライバーが、努力しても合わないというゴルファーは、『XXIO X-eks- ドライバー』を試してみる価値があります。信じられないほど、同じ強弾道のボールが連発するかもしれません。
世界で一番売れているブランドの『XXIO X-eks- ドライバー』は、予想を大きく裏切りました。けっこうハードなことと、それでいて、XXIOらしさが残されていることです。
調整機構もありますので、癖の一部は調整可能だという推測も出来ます。『XXIO X-eks- ドライバー』は、新しい時代に対応するXXIOの一つの側面を見せてくれるクラブです。挑戦するのに相応しい1本です。
素振りしてみると、気持ち良く振れます。やさしいそうなイメージが、ドーンと湧きました。しかし、打ってみるとビックリしたのですが、けっこうハードなのです。強弾道ですが、ちゃんと打てなければ機能しません。
前モデルでも感じましたが、『XXIO X-eks- ドライバー』は、XXIOの特徴を殺さずに、ヘッドスピードが速いゴルファー向けに開発した独特のドライバーです。
『XXIO X-eks- ドライバー』は、ある程度ドライバー打てる自信があり、ヘッドスピードも速いゴルファーにオススメします。
しかし、一つ、気になる点があります。特徴を残すことは、いわゆる癖ともいえるわけです。個人的には、良く出来ているだけに、もう少しXXIOカラーを薄くして欲しかったと強く感じました。本格的にボールを打てるゴルファーにとって、癖が強すぎるのは邪魔になってしまうからです。
普通のXXIOを使っていたゴルファーが、パワーアップして、『XXIO X-eks- ドライバー』に変更することは、本当に少ないように思うのです。基本的には、『XXIO X-eks- ドライバー』を使ったゴルファーが、オールドゴルファーになっても『XXIO シリーズ』ユーザーになってもらうきっかけになるドライバーだと思うのです。だとすると、XXIOらしさが強すぎるのは、本来なら使い手になるはずの健全なゴルファーを逃す原因になってしまうことを想像しました。
やさしさには、いくつかの種類があります。ストレートに飛ぼうとする基本性能はやさしさの一つですが、とらえることに敏感なのに、左には行かせない工夫が大きな矛盾になって癖になってしまっているのです。もちろん、それがドンピシャに自分に合っているというゴルファーはいます。その場合には、自分専用のモデルとして喜ばしいことです。
『XXIO X-eks- ドライバー』は、本当に特別なドライバーに仕上がっています。明確な個性を持っているクラブが増えてきているので、トレンドに対するXXIOなりの回答なのかもしれません。
売れている外国ブランドのドライバーが、努力しても合わないというゴルファーは、『XXIO X-eks- ドライバー』を試してみる価値があります。信じられないほど、同じ強弾道のボールが連発するかもしれません。
世界で一番売れているブランドの『XXIO X-eks- ドライバー』は、予想を大きく裏切りました。けっこうハードなことと、それでいて、XXIOらしさが残されていることです。
調整機構もありますので、癖の一部は調整可能だという推測も出来ます。『XXIO X-eks- ドライバー』は、新しい時代に対応するXXIOの一つの側面を見せてくれるクラブです。挑戦するのに相応しい1本です。
試打アイテムスペック
『XXIO X-eks- ドライバー』
ヘッド素材 :Ti-811 Plus チタン合金
フェース素材:チタン(Super-TIX 51AF)
ヘッド体積 :460cc
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
ライ角 :59度
シャフト :Miyazaki AX-2 カーボン(S)
長さ :45.5インチ
ヘッド素材 :Ti-811 Plus チタン合金
フェース素材:チタン(Super-TIX 51AF)
ヘッド体積 :460cc
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
ライ角 :59度
シャフト :Miyazaki AX-2 カーボン(S)
長さ :45.5インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』