ブリヂストンスポーツの『ULTRA GRIP WARM』は、2021年10月23日に発売されました。防寒グローブのテストは初めてですが、なかなか興味深いレポートになりました。

まず、面白いのは両手のセットということです。サイズは、S、M、Lの三種類です。

僕は、10年ぐらい前から、ゴルフのプレー中にグローブはしていません。だからこそ、違和感を強く感じるはずです。グローブサイズは、24センチか25センチなので、Lサイズをテストすることにしました。

『ULTRA GRIP WARM』は、2021年時点の最先端を詰め込んだ防寒アイテムです。

第一に、3層構造の防寒機能です。外側にストレッチも効くフリース。内側に吸湿発熱の素材。その間に、防風、防水フィルムをサンドしているそうです。

第二に、手の平部分にシリコーンプリントを施して、グリップ力を強化しています。

第三に、開口部を大きくして、脱着をしやすくしつつ、ベルトの取り付けの角度や素材の折りたたみの工夫で締め付け感が良くなったそうです。

ブリヂストンスポーツは、タイヤで培った技術力を近年ゴルフ用品にも強く応用してきている傾向がありますが、このグローブでも、それを感じます。

素手と比較して、違う、というのは当たり前ですが、色々な視点から、両手のグローブの『ULTRA GRIP WARM』が、実際に冬ゴルフでどのくらい使えるのか？　というポイントに注目してテストしました。

当日の天候は、快晴。気温は、マイナス1度〜13度。微風というコンディションでした。