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シン貧打爆裂レポート『ULTRA GRIP WARM』

シン貧打爆裂レポート『ULTRA GRIP WARM』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2021年12月23日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『ULTRA GRIP WARM』は、装着したままプレーできるグローブとして十分に使えるという結論に到達しました。

『ULTRA GRIP WARM』の試打前は、たぶん、惜しい、というギリギリ不合格だろうと予測していましたが、次々に想定を上回る高得点を出しました。

極寒の真冬にゴルフをするゴルファーに『ULTRA GRIP WARM』はオススメします。脱着も簡単にできますし、後ろポケットにかさばらないでしまえますから、ショットの時は外して使うという使用法もありだと思います。また、普段のように片手だけをプレー中は使用するという使用法もありだと思いました。

個人的に残念だったのは、カラーがブラックのみ、という点です。ホワイトがあればなぁ、と思うほど、気に入りました。

もう一点。指先が出せるように切り込みがあれば良いのになぁ、とも思いました。ポケットの中のティーやマーカーを取るときに、指先の感覚が鈍いと時間がかかってしまうからです。

しかし、『ULTRA GRIP WARM』は優秀です。このグローブをきっかけとして、各メーカーのテクノロジーを結集した防寒グローブが出てくる未来を想像するぐらいに良かったです。

僕は真冬ゴルフではミトンのグローブに小さな使い捨てカイロを入れて、カートに乗っているときは防寒して、打つときにはカートでグローブを外し、置いていきます。打つところまでグローブを持っていくと、地面に置くことになり、さり気なく霜がついたりして、徐々に濡れたり、汚れたりするのが嫌だからです。『ULTRA GRIP WARM』ならボールのところまで行って、外して、ポケットに入れて打つことが出来ます。防寒性能はカイロを入れなくとも、同等ぐらいですから、十分ですし、むしろ、ギリギリまで防寒できる分、優秀です。

手の感覚よりも防寒だという場合は、したままでも使えます。実際、同伴者に試してもらったのを黙って観察していましたが、最初から最後まで一度も外さずにプレーしていました。

『ULTRA GRIP WARM』は、こういう機会がなければ、知らないままスルーしていたアイテムです。今回、試打して本当によかったと感謝しました。

防寒に詳しい専門家に聞くと、真冬ゴルフは胴体と指先を温めることで防寒の9割は成功するそうです。『ULTRA GRIP WARM』は、値段設定も普通のグローブ並みで高額ではありません。真冬にゴルフをするゴルファーをたくさん助けるアイテムとして、広まることを心より願ったのでした。

試打アイテムスペック

『ULTRA GRIP WARM』

素 材:人工皮革(クラリーノ)
    合成皮革、合成繊維
サイズ:S(21センチ〜22センチ)
    M(23センチ〜24センチ)
    L(25センチ〜26センチ)
カラー:ブラック

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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