シン貧打爆裂レポート『ゼクシオ ブレード パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年1月4日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『ゼクシオ ブレード パター』は、見た目は、感性が鋭いゴルファーが好んで使うように見えますが、実際には、その真逆で、機能に溢れたオートマチックなパターでした。
最初に、パターを手に持って、フェースにボールをぶつけて、芯を探ったのです。そのときに、驚きました。ブレード型のパターではなく、大きなヘッドのパターのように、鈍感だったからです。鈍感というのは、芯が広いという意味と同じです。
使用しても、芯に当たったスッキリした感覚はありません。こういうパターは、転がりが悪いのがセオリーです。でも、『ゼクシオ ブレード パター』は、転がるのです。むしろ、ボールがきれいに回転する転がりが良いパターなのです。
「不思議なパターだなぁ」というのが第一印象でした。弾き感が希薄なのに、弾きが良い転がりのボールが打てるからです。
ブレードのパターの構えやすさと狙いやすさが好きだけど、オートマチックなやさしいパターが欲しかったゴルファーに、『ゼクシオ ブレード パター』はオススメです。不思議な体験が出来ると思います。
こういうパターを作ろうとした試みは、過去にも色々とありました。そして、昨年ぐらいから、いくつか市場に出てきています。『ゼクシオ ブレード パター』が、その中でも抜きに出ているところは、ブレードパターとしての徹底した作り込みが成功していることです。一切の癖がなく、歪みもありません。これが、できそうで、なかなか、できないことなのです。
感性でパットを打つゴルファーにとっては、その技術を活かしにくいパターなので、『ゼクシオ ブレード パター』はダメだという評価になるかもしれませんが、オートマチックに打てる機能を使い熟すのは、時代の流れでもあり、難易度を考えれば、感性よりも何十倍もやさしいともいえます。パットに少しでも悩む部分があるのであれば、挑戦してみるべきだとオススメします。
新しい時代のパターは、無味無臭なものになると、かつて、予言した賢者がいました。『ゼクシオ ブレード パター』を試打しながら、それを思いだしました。美味しくはないけれど、強烈に体に良く、効き目がある食べ物を想像したのです。
『ゼクシオ ブレード パター』は、広い層のゴルファーに使って欲しいパターです。合う合わないが激しいパターであることも、間違いがない事実です。でも、自分が思っているほど、パットにかんして、自分を知らないケースが多いのも事実なのです。自分を試す意味でも、『ゼクシオ ブレード パター』は面白いのです。
最初に、パターを手に持って、フェースにボールをぶつけて、芯を探ったのです。そのときに、驚きました。ブレード型のパターではなく、大きなヘッドのパターのように、鈍感だったからです。鈍感というのは、芯が広いという意味と同じです。
使用しても、芯に当たったスッキリした感覚はありません。こういうパターは、転がりが悪いのがセオリーです。でも、『ゼクシオ ブレード パター』は、転がるのです。むしろ、ボールがきれいに回転する転がりが良いパターなのです。
「不思議なパターだなぁ」というのが第一印象でした。弾き感が希薄なのに、弾きが良い転がりのボールが打てるからです。
ブレードのパターの構えやすさと狙いやすさが好きだけど、オートマチックなやさしいパターが欲しかったゴルファーに、『ゼクシオ ブレード パター』はオススメです。不思議な体験が出来ると思います。
こういうパターを作ろうとした試みは、過去にも色々とありました。そして、昨年ぐらいから、いくつか市場に出てきています。『ゼクシオ ブレード パター』が、その中でも抜きに出ているところは、ブレードパターとしての徹底した作り込みが成功していることです。一切の癖がなく、歪みもありません。これが、できそうで、なかなか、できないことなのです。
感性でパットを打つゴルファーにとっては、その技術を活かしにくいパターなので、『ゼクシオ ブレード パター』はダメだという評価になるかもしれませんが、オートマチックに打てる機能を使い熟すのは、時代の流れでもあり、難易度を考えれば、感性よりも何十倍もやさしいともいえます。パットに少しでも悩む部分があるのであれば、挑戦してみるべきだとオススメします。
新しい時代のパターは、無味無臭なものになると、かつて、予言した賢者がいました。『ゼクシオ ブレード パター』を試打しながら、それを思いだしました。美味しくはないけれど、強烈に体に良く、効き目がある食べ物を想像したのです。
『ゼクシオ ブレード パター』は、広い層のゴルファーに使って欲しいパターです。合う合わないが激しいパターであることも、間違いがない事実です。でも、自分が思っているほど、パットにかんして、自分を知らないケースが多いのも事実なのです。自分を試す意味でも、『ゼクシオ ブレード パター』は面白いのです。
試打クラブスペック
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』