『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』は、2022年2月11日に発売。アクシネットジャパンインクの『フットジョイ』ブランドのフラッグシップモデルの一つになります。

『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』のコピーは、“シューズの進化ではない。ゴルフの進化だ。FootJoy史上、もっともパワーにこだわった本格的ツアースパイクシューズ”です。恐ろしいほどの気合いを感じます。

2タイプ発売される『TOUR ALPHA BOA シューズ』シリーズの上位機種が、『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』になります。（タイプ別なので、上も下もないのですが、便宜上）

BOAシステムが踵を中心とした開口部を締めるだけではなく、甲側にもワイズを締める二つ目のBOAシステムが搭載されているのが『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』の特徴です。“最終形態。カスタムフィットで飛ばせ！”という個別のコピーもあります。

フットジョイのシューズは、ワイズ（甲からつま先部分の幅）が狭いから自分には合わない、と決めつけている日本のゴルファーに、最初に断言します。『TOUR ALPHA BOA』シリーズのシューズは、3Eのサイズ展開で、しっかりと幅があります。フットジョイのシューズは、先が狭くて、履きづらいというのは、今や都市伝説です。

ゆったりと履いて、インナーで足のロック感を得たいゴルファーは『TOUR ALPHA SINGLE BOA シューズ』が合っていますし、紐靴のように甲側を締めて、アッパーでも足がロックされている感覚が好きなゴルファーは、今回紹介する『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』がオススメです。

『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』は、テクノロジーが満載です。

「新搭載アルファフレーム」は踵の両サイドにアルファベットのAの形でせり出して、両サイドをしっかりとホールドします。

「FTF+ミッドソール」は、中足部から前足部に、新しいEVA素材を開発して、クッション性能を高め、踵にはFTF+という固いEVA素材を採用し、踵を包むことで、歩行とスイング時のズレやブレを抑えます。

「3Dモールドヒールカウンター」は、FTF+ミッドソールの上部に、更に固く、軽量な3D立体成型されたヒールカウンターで踵をホールドします。あらゆるシーンで、かつてない安定性を実現するそうです。

「新パワープレートアウトソール」は、今までのツアーシリーズに引き継がれてきたワイドになっているソール形状をアップデートしたものです。接地面積を最大限に向上する設計で、様々なシーンで、卓越したグリップ力と抜群の安定性能を発揮するようです。

老舗のメーカーであるフットジョイが、伝統にこだわりながらも、最先端の技術で、機能性の高さを前面に押し出してきたのが『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』です。

テストした日は、晴れで、気温はマイナス3度〜7度。微風でした。