シン貧打爆裂レポート『ステルス プラス ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2022年3月3日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『ステルス プラス ドライバー』は、良くも悪くも、テーラーメイドらしいドライバーです。テーラーメイドのドライバーが好きで、“ドライバーの達人”と呼ばれている人のために作られた感じがしました。
フェースの軸線にフェース面が近い部分が好きだというゴルファーにオススメします。その部分は個人的にはイマイチ打ちづらさを感じるタイプなので、動画を見ると絶好調で挑んでいるのに、かなり苦労しているのがわかります。(フェードを打つ構えでスイングしているのに、とらえてすべてドロー系になっています)
ただ、注意して欲しいのは、ボールをとらえてフェードを打つゴルファーには、『ステルス プラス ドライバー』の特徴はすべて“パワーフェード“でぶっ飛ばすためにプラスになるということです。テーラーメイドは、有力な契約選手の多くがフェードヒッターなので、フェード打ちが好む味付けになっているのだと推測できます。
ボールをとらえやすいドライバーが欲しいというゴルファーに『ステルス プラス ドライバー』はオススメです。
個人的なイメージですが、テーラーメイドのドライバー使いの面々は、ドライバー選びのときに、一発目の感性ではなく、ドライバーを育てて、使い熟す喜びまでが一つになったストーリーを好んでいるように感じます。育てて、使い熟すという意味では、前モデルの『SIM2』シリーズはやさしくなりすぎたのかもしれません。新しい『ステルス プラス ドライバー』は、使い熟すまでの行程も楽しめるドライバーです。
肝心のカーボンフェースが、強烈に機能していたか? と聞かれたら、僕は首を振ると思います。壮大な予告編を見ているような気分になりました。「パート2を見逃すな!」みたいな感じです。
とはいえ、赤いフェースのドライバーは、練習場でもコースでも一目でわかります。とにかく、目立つのです。ゴルファーの見栄や意地を刺激します。
『ステルス プラス ドライバー』の米ツアーの使用選手の成績やスタッツを見ると、トッププロでも慣らしているような雰囲気があります。なかなかに興味深いです。
ひ弱なゴルファーに使えないのか…… というゴルファーには『ステルス HD ドライバー』があります。HD=ハイドローだそうです。何とも頼もしい感じです。
『ステルス プラス ドライバー』は、大ヒットドライバーになると予測されています。新しい歴史の扉を開けるドライバーになるかどうかがわかるなのは、半年ぐらいかかるのかもしれません。使用者として見守るのも良し。ギャラリーとして見守るのも良し。そういう楽しみ方が出来るドライバーは、滅多にないので、みんなで楽しみましょう。
フェースの軸線にフェース面が近い部分が好きだというゴルファーにオススメします。その部分は個人的にはイマイチ打ちづらさを感じるタイプなので、動画を見ると絶好調で挑んでいるのに、かなり苦労しているのがわかります。(フェードを打つ構えでスイングしているのに、とらえてすべてドロー系になっています)
ただ、注意して欲しいのは、ボールをとらえてフェードを打つゴルファーには、『ステルス プラス ドライバー』の特徴はすべて“パワーフェード“でぶっ飛ばすためにプラスになるということです。テーラーメイドは、有力な契約選手の多くがフェードヒッターなので、フェード打ちが好む味付けになっているのだと推測できます。
ボールをとらえやすいドライバーが欲しいというゴルファーに『ステルス プラス ドライバー』はオススメです。
個人的なイメージですが、テーラーメイドのドライバー使いの面々は、ドライバー選びのときに、一発目の感性ではなく、ドライバーを育てて、使い熟す喜びまでが一つになったストーリーを好んでいるように感じます。育てて、使い熟すという意味では、前モデルの『SIM2』シリーズはやさしくなりすぎたのかもしれません。新しい『ステルス プラス ドライバー』は、使い熟すまでの行程も楽しめるドライバーです。
肝心のカーボンフェースが、強烈に機能していたか? と聞かれたら、僕は首を振ると思います。壮大な予告編を見ているような気分になりました。「パート2を見逃すな!」みたいな感じです。
とはいえ、赤いフェースのドライバーは、練習場でもコースでも一目でわかります。とにかく、目立つのです。ゴルファーの見栄や意地を刺激します。
『ステルス プラス ドライバー』の米ツアーの使用選手の成績やスタッツを見ると、トッププロでも慣らしているような雰囲気があります。なかなかに興味深いです。
ひ弱なゴルファーに使えないのか…… というゴルファーには『ステルス HD ドライバー』があります。HD=ハイドローだそうです。何とも頼もしい感じです。
『ステルス プラス ドライバー』は、大ヒットドライバーになると予測されています。新しい歴史の扉を開けるドライバーになるかどうかがわかるなのは、半年ぐらいかかるのかもしれません。使用者として見守るのも良し。ギャラリーとして見守るのも良し。そういう楽しみ方が出来るドライバーは、滅多にないので、みんなで楽しみましょう。
試打アイテムスペック
『ステルス ドライバー』
ヘッド素材 :ボディー・チタン(9-1-1 ti)
:クラウン・カーボン
フェース素材:60層カーボンツイストフェース
ヘッド体積 :460cc
ロフト :10.5度
ライ角 :56度
シャフト :TENSEI SILVER TM50('22)(S)
長さ :45.75インチ
ヘッド素材 :ボディー・チタン(9-1-1 ti)
:クラウン・カーボン
フェース素材:60層カーボンツイストフェース
ヘッド体積 :460cc
ロフト :10.5度
ライ角 :56度
シャフト :TENSEI SILVER TM50('22)(S)
長さ :45.75インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』